Chipping Norton

The Armshouses, Chipping Norton (2000年9月9日撮影)

Chipping Nortonは、北コッツウォルズにある街です。

コッツウォルズには、Chippingという名前のつく場所がChipping Camdenのように他にもありますが、Chippingとは、Market Placeのことを意味する古い英語のCapengからきています。 Noronは北の街という意味です。 名前の通り、毎週水曜日には、街の中央のMarket Placeで市が開かれています。

Chipping Nortonは、丘の斜面にある街です。 丘のふもとには、現在では堀と基礎しか残っていない城跡とSt. Mary The Virgin Churchが有り、この街が始まった場所は、このあたりだったのだろうといわれています。 丘のふもとの城跡と教会の反対側にはCommon Brookという川があるため、マーケットの拡大により、新たな場所を丘の斜面に求め、どんどん丘を登って発展してきたものと思われます。

Town Hall (2000年9月9日撮影)

このページの上の写真は、Church Streetにある、The Armshousesです。 1646年に8人の貧しい寡婦のためにチャリティーで贈られた家です。 8軒の小さな棟続きの家です。 しかし不思議なことに煙突は9本あります。

1950年に入ってからは、内部を改修し、4件の家になっているようです。

左の写真は、Market PlaceにあるTown Hallです。 もともと建物の下の部分は、他の街にもあるような、柱だけのオープンスペースになっていたようですが、その後になってから壁とアーチ型のガラス窓をつけられたようです。

右の写真は、Chipping Nortonの西のはずれにあるBliss Millという、紡績工場の後です。 この周辺のWoolを使ったツィード生地の工場として操業していましたが、1872年にボイラーの爆発事故から火災を起こし、その後は、豪邸に改築しました。

そして現在は、ちょうど日本のマンションのように、集合住宅として改築され、数十世帯が実際に住んでいます。

Chipping Norton (2000年9月9日撮影)

 

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