Ickworth House

Ickworth House (2000年7月22日撮影)

Suffork州、Bury St. Edmundsの街の近くにHorringerという村があります。

この村に上の写真のような、丸い形をした奇抜な、そしてとんでもなく豪華な建物があります。

このIckworth Houseは、Bristolの貴族、Fredric Herveyによって、1795年から30年をかけて造られた建物です。 この家は、一度見たら誰も忘れられないような形をしていますが、Fredric自身も相当変わった人間であったということです。

Ickworth House (2000年7月22日撮影)

イタリアを旅行している際に相当な感化を受けたらしくこの建物自体にも現れています。

彼は、この家に住む目的というよりも、彼のコレクションであった家具、銀食器、陶磁器そしてベラスケスをはじめ、膨大な絵画の展示場所として造ったようです。

内部のイタリア大理石をふんだんに使った家の中はとても立派なものです。 特に銀の食器や燭台においては、イギリス一のコレクションのようです。

National Trustの管理にある現在、これほどの豪華な、そして奇抜な家はないとのこと。

いろんな色の大理石を細かく刻み、それを使ってマイクロモザイクとして作った素晴らしいテーブルが展示されていましたが、唯一、このテーブルだけは、もともと、このIckworth Houseの資産ではありませんでした。 この豪華すぎるテーブルをNational Trustが寄贈された時にどこに展示しようか考えたそうですが、即このIckworth Houseに、全員一致で決まったということです。

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