Saffron Walden

Market Place, Saffron Walden (2000年7月16日撮影)

Essex州の北にSaffron Waldenという名前の街があります。

上の写真は、Market Placeです。 古い街には必ずといっていいほどある、街の中心です。 左側の建物は、図書館ですが、現在は美術館になっています。

右の向こうに写っている尖塔は、St. Mary's Churchという15世紀の教会のもので、Essexの中では最大級のもののひとつです。

Town Hall, Saffron Walden (2000年7月16日撮影)

左の写真は、Town Hallです。 材木と石のアーケードからできた、この特徴のある建物は、おそらく、ギルドホールであったと思います。

街の名前のSaffron Waldenは、サフランの原料であるサフランククロッカスから来ており、古くからサフランの製造が行われていたようです。

サフランの製造は1800年まで続いていたようです。

サフランはスペインで多く作られていますが、こんなに寒いイギリスでも栽培されていたことは、知りませんでした。

 

このSaffron Waldenはピューリタン革命の指導者、クロムウェルが武装した街としても有名です。 街の中にOld Sun InnというInnがあり、1647年にこの場所に滞在していたようです。

当時は、ヨーロッパのどの国も、国王が国を統治しているのは、普通でしたが、この革命により議会軍が、国王を裁き、処刑するという結果になりました。 イギリスの議会制度の強さを示すものと考えられます。

そして、その後の名誉革命、権利の章典の獲得へと続いたものです。

Saffron Walden (2000年7月16日撮影)

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