ナイル川


ナイル川の中洲にあるGezira島から見たナイル川です。

エジプトはナイル川が10カ国に渡って流れてきた最後の国、しかもカイロはナイルデルタの一番奥で、川が分岐する前の地点ですので、一番川幅があっていいと思うのですが、これが世界一の川かと思うほどのこじんまりした感じです。 中州ですので反対側にも川が流れています。 こちらの方は、もう少し川幅があるようですが、それでもやはり世界一とは思えない広さです。 上流のスーダン辺りが最も広いようです。

下の写真は、中洲の反対側の対岸にある、旧政党本部の建物です。 革命時に焼き討ちにあったものですが、今でも革命のすごさ、怒りの恐怖を感じます。 エジプトは観光立国です。 この建物は、ナイル川クルーズの船も行きかう一等地にあります。 中洲側には、川に浮かんだ高級レストランなどもあります。 この政党本部建物の裏側はツタンカーメンの金の像やミイラで有名なエジプトの考古学博物館。 一番古い歴史と一番新しい歴史が隣り合わせです。 そのうちこの不気味な建物も、観光にはそぐわないために取り壊されることでしょう。

この国を愛する人が大勢います。 早く観光客が戻る事を祈ります。


JA1CTV
旅・海外運用の道

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です