シンガポールでの海外運用
今回、9V1への出張に際し、アマチュア無線の運用ライセンスの取得方法について調査しましたので、ここに情報を共有しておきます。 この情報は2013年10月のもので、変更になっている可能性もあるので注意してください。
私の場合は、今回の9V1出張が決まったのが約2週間前で、残念ながら時間が足りず、免許の取得にはいたりませんでしたが、比較的簡単にライセンスを取得可能なようです。 尚、ライセンス発給までは最低でも3週間必要です。 下記情報は2013年10月現在のもので、手続きに変更のある可能性もあるため都度確認が必要です。
必要な書類は下記のサイトにあります。
リンク切れのときのために下記にも保存しておきます。
海外アマチュア局のシンガポールでの一時的運用については、この資料の4ページ、Temporary Operation of Radio Amateur Stationのところから記述があります。
ライセンス取得にはHFでの運用は50シンガポールドル、VHF/UHFは25シンガポールドルの支払いが必要。 この書き方だとHFとVUの両方にQRVしたい人は両方を払う必要があるのかどうかは明確ではありません。 たいていの人はHFだけになると思いますが。
申請のフォーマットもこの資料の中に入っています。 明確になっていませんが、これ以外に私は
- パスポートのコピー
- 局免のコピー
- 局免の英文証明
- 従免のコピー
- 従免の英文証明
を添付しました。
3ヶ月の期限で、コールサインは9V1/ホームコールサインがもらえるようです。 ただし、申請には3週間以上が必要ですので、事前に準備しておく必要があります。
— ここから 追記 2014年3月21日
上記のプロセスで、そのままライセンスが送られてくるものと思っていましたが実際にはまだ手続きが続きましたので追記します。
このあと担当の方からWebで申請するためのURLとIDとパスワードが送られてきます。
URLはiDA Singapore(シンガポール情報通信開発庁)のTLS (Telecom Licensing System)というものがあり、そこにログインして自分で必要な情報を入力します。 https://tls.ida.gov.sg
住所、氏名、連絡先E-mail、電話番号、ライセンス種類などがあったと思います。 さらにすでにIDとパスワードをもらう時に提出していますが、パスポートのコピー、局免、従免のコピー、英文証明をWebからPDFやJPEGファイルでアップロードします。 また使用する機器の性能についても同様にコピーをアップロードします。
その後、支払のページに移り50S$を支払います。 これはクレジットカードでOK。
しばらくすると下記のようなライセンスが送られてきます。
ライセンスの中でコールサインの記述が 9V1-JH0CJHになっていますので、この点をiDAに確認したところ、9V1/JH0CJHと読み替えてくれとのことです・・・・・hi