インドネシアでの海外運用


この度、インドネシアにてアマチュア無線のライセンスが入手できましたので、いくつかの注意点とともに、私の失敗談を紹介しておきます。 私は結局YBでの運用を実現することは出来ませんでした。

インドネシアと日本の間には相互運用協定が2年ほど前に締結されております。 この相互運用協定にご尽力された方には敬意を表したいと思います。

私はインドネシアでのライセンス取得方法についてはJA8VEさんのサイトを参考に申請しました。 必要書類や手続きはJA8VEさんのサイトの情報をご参照いただきたいのですが、私の場合提出した資料は次のものです。

  • 自分のパスポートのコピー
  • 無線従事者免許証のコピーと英訳証明
  • 無線局免許状のコピーと英訳証明
  • 写真、背景が赤色のもの(普通のパスポート写真をgimpで加工して背景を赤色にしました)
  • 滞在日程
  • 滞在先
  • 連絡先電話番号とE-mailアドレス

これらを電子メールにて送りました。 最初は何の反応もありませんでしたので、インドネシアはラマダン期間でも有り大丈夫かなと思いましたが、その後返信も来て、やり取りを行い、非常に迅速に対応していただきました。

そして、無事YB0/JH0CJHのライセンスを受領することができました。

yb0_jh0cjh_license

これで、また有頂天に登る気持ちになりましたが、よくライセンスを読むと、インドネシアでのアマチュア無線連盟ORARIのメンバーの局でのゲスト運用に限ってのライセンスで、個人の機器の使用は認められないということが書いてあります。 赤線部分。

私がインドネシアでの相互運用の内容についてよく勉強していなかったことが原因ですが、残念ながらインドネシアでは相互運用はゲストオペだけのようです。 JA8VEさんのサイトをみるとぺディションも有るようですが、こちらはだいぶ手続きに時間を要するようです。

ORARIのクラブ局での運用も可能性を打診しましたが、連絡が途絶えてしまい、今回せっかくライセンスを入手したのですがYB0/JH0CJHの運用は断念いたしました。 非常に残念ではありますが、もちろん法を犯すわけには行きません。

YB0/JH0CJHでのQRVを期待していただいた方には、誠に申し訳ございませんでした。 また次の機会にもう一度チャレンジしてみたいと思いますのでよろしくお願いします。

 


JA1CTV
旅・海外運用の道

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