新潟県佐渡市金北山山頂
新潟県佐渡市金北山山頂(JCC#0824, SOTA#JA/NI-044)
昨日夜、佐渡遠征から帰宅しました。 これから数回に分けて、少しずつ佐渡での運用の様子や観光の様子を書いていきたいと思います。
まず出発は金曜日。 仕事を終えたあと、今は新潟市内にいる高校時代からの友人であり、米山HFクラブ会長であるJH0AHI局のところに泊めてもらいました。 土曜の朝、東京から出発したのでは、いくら早く出ても朝一番の新潟港6時発の佐渡行きフェリーには間に合いませんので本当に助かりました。
朝6時にAHI局の家を出て、奥様に新潟港の佐渡汽船ターミナルまで送っていただきました。 ありがとうございます。 6時発の佐渡汽船のフェリーだと両津港には8時半到着、2時間半の航海です。 途中で直江津から乗っているJR0YHFメンバーとも無線でつながりました。
このあと佐渡上陸後に登る、佐渡ヶ島最高峰の「金北山」標高1172mが見えてきました。
佐渡市の両津港に到着した後、レンタカーを借りて、一路「白雲台」まで。 今日は白雲台から金北山の山頂を目指します。 計画は金北山山頂で運用したあと、ドンデン山方向に縦走し、AHI局はそのまま白雲台で運用、その後、直江津から来るJR0YHFメンバー4人と待ち合わせというわけです。
白雲台からの登り口はこのようにゲートが閉まっており、歩行者だけが入れるようになっています。 これは金北山が自衛隊のレーダー基地になっているためです。 このため、白雲台から金北山までの道は砂利の林道となっています。 この林道を歩くためには、自衛隊に届け出が必要です。 事前に電話して許可をもらう必要があります。 私は数日前に電話して山行予定、通行時間、住所、電話番号などを連絡したうえで、2桁+3桁の数字の許可番号をもらっておきました。
ゲートを入るとしばらくはコンクリートの道路ですが、そのうち砂利道になり、さらに登っていくと、妙見山の山頂にレーダーが見えてきます。
そのすぐあとにはまた別の山頂に別のレーダーがあります。
遠くに金北山山頂が見えてきました。
2番目のレーダー基地あたりからいったん下りのあと、再度林道を上り続けます。 途中で振り返るとレーダー基地が2基見えます。 だいぶ歩いたようですが、今日はこんなものではありません。 これは後でまた。
単調な登りの末5㎞程の山行で、「金北山」山頂、標高1172mに到着しました。
山頂には、昔のレーダー基地の跡が残っており、廃墟のようで少し不気味です。
この影に隠れて、金北山の山頂には神社があります。
ここが最高地点のようですが、場所も狭いので少しだけ下がったところでアンテナ設営。
素晴らし眺めの中で運用しました。
佐渡山岳移動にドンピシャで合わせてきた太陽フレアのせいでHFのコンディションは最悪でした。 そんな中でもEsが出ていたようで九州、沖縄そしてニュージーランドから呼んでもらいました。 本日の成果。
- 14MHz CW : 2 QSO
- 21MHz CW : 1 QSO (ニュージーランド局)
- 29MHz FM : 3 QSO
- 144 MHz FM : 5 QSO
- 430 MHz FM : 5 QSO
合計 16QSOとなりました。
今日は先が長いので、13時に撤収。 ドンデン山方向に向かいました。 この様子は、また次回。
430FMでQSOさせていただきました
鳥取県米子市 JO4HKO 林です。
その節はありがとうございました。
9エリア能登半島、輪島のレピーターが強力に
入感していたので、0エリアもいけるかな?
と思っていたら非常に強くCQが聞こえ、
即座に飛びつきました。
素晴らしいQRV場所からの景色を拝見させていただきました。
当日は当地もHFのコンディションが最悪でしたが、
VUは良かったようですね。韓国の局も
強力に入感しておりました。
また次回もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
JO4HKO,JP1JVN 林
林さん
コールいただきありがとうございました。 4エリアと聞いておそらくポータブル0か9かと思いましたが、4エリアしかも鳥取県の米子市と聞いてびっくりしました。430MHzのFMですから本当に驚きです。 2日目も遠路、金北山に登った甲斐がありました。 一緒に移動していたちょっと低い場所のクラブメンバーが4エリアと聞いてすぐにビームを向けたようですが全く聞こえなかったと言っていました。 初めての日本海ダクト体験でした。