インターネット環境


今回の出張はパラオまでの光海底ケーブル開通の記念式典だったのですが、本日からパラオでインターネット環境が大きく改善されていくことと思います。

今回到着時には、今年の6月に来た時よりもインターネットの環境は悪くなっていました。 まず携帯がだめ、これはどうも日本の某社のローミング設定ができていないようで、ほかにも困っている人は多くいました。 そしてホテルのインターネットも特に日中はブチブチと切れて安定していません。 このような環境のなかでパラオ共和国での光海底ケーブルの開通は非常に大きな意味を持っています。 今後観光客をはじめパラオ共和国の国民の生活は大きく変わっていくものと思います。

ただ、昨日到着時にインターネットも携帯も通じない環境に久しぶりに置かれて、不便であることは間違いないのですが、もともとはこの生活リズムだったことを考えると、物事には良い面と悪い目の二つが必ず共存していることを感じました。

今日は海底ケーブルの陸揚げ局に行ったときに、その国のネット環境の入り口ですから当然なのですが、そこだけはネット環境がすごく整備されており、スピードも速く切れません。 自分も含め、式典参加の他の国の人がみんな携帯をいじくりだし誰も話をしている人がいなくなってしまいました。

今回はパラオの大統領をはじめ、多くの政府、地方政府の高官と面談しましたが、同時に一般の人々とも話をしました。 その中でちょっと変わった感じの、よく言うヒッピー系の人とも話をする機会がありましたが、「ネットにつながるって本当にいいことなのかね?」という言葉がとても気になっています。

ただ便利になることは確実ですし、ネット環境で格差が出てはいけないと思います。 しかし何かネットだけに依存できないそんな危機感を感じた今日一日でした。

明朝着で帰ります。

 


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