北九州市門司区風師山
北九州市門司区風師山(JCC#402101, SOTA#JA6/FO-048)
先週の金曜に北九州への出張があり、週末に北九州の山に登ってきました。 しかし、とんでもない忘れ物をしてしまいました。
今回の運用に合わせ飛行機でも持ち込めるリチウムイオン電池で電源を作ったのですが、肝心のFT-817NDの電源ケーブルを持って来るのを忘れてしまいました。 電源ケーブルは使っているリチウムフェライト電池と一緒にしておいたためです。
教訓:電源ケーブルはリグと一緒にしておくべきですね。
しかし、後の祭り。 気が付いたのは金曜の夜。 どうしようかと考えた挙句、小倉にハムショップがないかということに気づいて調べてみると小倉の駅からそれほど遠くないところに「ハムジン」という無線ショップがあることを発見しました。 土曜日も営業しているようです。 しかし、朝10時開店ということで、数時間時間をロスってしまうことになりました。 山に行く準備をして「ハムジン」に向かいました。 そこでFT-817NDの電源ソケットのケーブルを探しソケットがEIAJ Type2のものをさがすと、一本だけありました。 ラッキー! これを購入してそのまま風師山に向かいました。
小倉駅までモノレールで戻り、JRで門司港方面に向かいました。 風師山は「小森江駅」で下車するのですが、小倉駅の次の「門司駅」に到着した時、終点の「門司港駅」に到着したと勘違いし、なぜ「小森江駅」に停まらなかったのだろうと不思議に思いながら下車。 駅員に聞いてみると「小森江駅は次の駅です!」とのこと。 そこで気がづいて次の電車で「小森江駅」まで行きました。 慣れない土地は難しいです。
小森江駅から歩いて「風師山」362mに向かいました。 左奥に見える山です。
セブンイレブンでおにぎりとお茶を買って、「小森江口」信号を右折。 まずは矢筈山の方向に向かって途中で風師山方向の登山道に入りました。 急坂を一気に登り尾根道に出てしばらく登るとFMの中継局に到着。 いったん下って登ると「風師山」山頂に到着。
関門海峡の向こうには山口県の下関や「巌流島」が見えます。
マイクロ波のリフレクタの近くにアンテナを張って予定通り、12時に運用開始と思いきや・・・・
アンテナをつないでも全くノイズも全く聞こえない状況・・・どこかおかしい! 同軸が断線したか、ダイポールアンテナが断線したか・・・ FMのラジオも聞こえない状況です。 最初は同軸の断線を疑いましたが、先週あれだけレインボーブリッジでうまくいっていたのに??? 同軸を手持ちの短いものに変えたり、アンテナも確認して・・・結果、どうもリグがおかしいことに行きつきました。 この間、1時間。 想像するにFT-817NDの前面アンテナコネクタにリグのRF回路が接続されていないと思われました。 おそらくアンテナの前面/背面のコネクタ切り替えリレーが背面側に固着しているのでしょう。 リグをスーツケースに入れて持ってきたため何かのショックでこうなったのでは? こういう時は同じショックを与えるのが一番。 リグを一発たたくと・・・・・完治しました。
そこからHFでCQを出しても時すでに遅し、HFは全くコンディションが落ち込んでいました。 すでに14時を過ぎ、144MHzと430MHzでとにかく4局QSOできました。
風師山での成果
- 144MHz FM : 1 局
- 430MHz FM : 3局
合計4局。 朝から電源ケーブル、電車降車駅の間違い、リグの不具合と全く良いところのない運用になってしまいました。
そのまま下山しましたが、途中に「風頭」というピークがあり、この場所からの眺めが最高です。 関門海峡がよく見えます。
さらに下るとすぐに自動車で登ってこれる場所がありました。 反対側から来ると車で山頂のすぐ近くまで登れるようです。
まあ、歩いて登る楽しさは無いでしょうけど。
下山中はこんな素晴らしい景色のところもありました。
下山して「門司港駅」まで到着し、門司の岬の先端まで、JRではなくトロッコ列車の「潮風号」に乗ってみました。 日本一、速度が遅く、短い運行距離の列車だということです。 自転車くらいのスピードです。
2kmほどトロッコ列車に乗って門司の先端まで行きました。
列車からの風景です、絶対に左側に座った方がいいですよ。
「関門海峡めかり駅」という九州最北端の駅に到着。
すぐそこに山口県の下関、そしてこれから行く「火の山公園」の山が見えます。
その前に、この関門海峡を渡らないといけません。
ここまでのマップ
そして高度、登りが急坂です。
川内さんでも色々やらかすんですね(^^)、電源他なるべく一体型にした方が忘れ物は防げるものなんですけどね。
WIFさん
たまにいつもの路線を外れるとこうなるんですよね。
あれだけ気を付けようと肝に銘じていたにもかかわらず、
電源ケーブルを忘れる・・・・
FT-817の内蔵電池は使っていないのであのスペースに電源ケーブルを入れておこうと思います。