ラズベリーパイWiFi AP複数登録
ラズベリーパイとDVMEGAでアクセスポイントを作ったり、Jumbo Spotでアクセスポイントを作っている場合にJR1OFPさん作成のラズパイOSイメージを使われている方も多いと思ます。 私も、先週から使わせてもらっています。
このイメージファイルでNoragatewayを自分の環境に合わせて設定する時にイメージファイルの中でWindowsで読めるDirectryにあるNoragateway Config Toolというソフトを使います。
この中で設定できるWifi環境の設定数が一つになっています。 これだとWifi環境が変わった時にいちいちWindows PCにSDカードを入れて設定しなおさなくてはならず面倒です。
そこで複数のWiFi環境をあらかじめ設定しておく方法を調べてみました。
ラズベリーパイの /etc/wpa_supplicant/ ディレクトリにあるwpa_supplicant.conf というファイルの中にあらかじめ登録しておくと環境に合わせて使えるWiFiに接続できるようです。
このFileを直接/etc/wpa_supplicant/ の中で直すか、もしくは先ほどのWindowsで読めるSDカード内のフォルダーの中にあるwpa_supplicant.txtという名前のファイルを直接編集しても良いようです。
このファイルは下記のような構造になっており、下の方にあるWiFiの設定を増やしていくだけです。
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
ここから
network={
ssid=”ABC_network” ← ネットワークID
psk=”12345678“ ←パスワード
key_mgmt=WPA-PSK
proto=RSN ←WPA2を使うとき、WPAの時はこの行が不要
}
ここまでをWiFiの数に合わせて設定していく
network={
ssid=”DEF_network”
psk=”11111111”
key_mgmt=WPA-PSK
proto=RSN
}
network={
ssid=”XYZ_network”
psk=”PASSWORD”
key_mgmt=WPA-PSK
}
各ネットワーク毎に固定IPアドレスやネットワークゲートウェイの設定をする場合は /etc/network/interfaces のファイルを設定するようですが、現在はプロキシ経由のアクセスとすることでポート40000の解放は不要なので、私の場合はこのinterfacesファイルを修正することは必要ありませんでした。
これでどのWiFi環境に行ってもすぐにアクセスポイントが立ち上がるようになりました。 ラズベリーパイZEROを使うJumboスポットでも同じです。