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D-STARリフレクターデビュー

東京別宅ではロケが全く話にならないほど悪く、無線はほとんどできないのですが、昨年D-STARのターミナルモードであれば楽しむことができることがわかりました。 しかしターミナルモードではワッチができません。 こちらから呼んだり、呼ばれたりすればQSOができるのですが、友人の話に割って入ったり、3人以上でのラウンドQSOもできません。

いろいろ調べたところ、D-STARでリフレクターという運用の仕方があることが解りました。 湘南工科大リピーター各局からもいろいろと教えていただき、ついにJA1COUさんに年末注文しておいたBlue DV Interfaceが届きました。

早速組み立てて設定。

パソコンもしくはスマホにBlue DVソフトをいれて立ち上げるとすぐに各局のQSOが聞こえてきました。

感じとしてはWires-Xのような感じです。 素晴らしいです。 ロケなんて全く関係なしに皆さんと話ができます。 海外ともQSOできます。 しかもターミナルモードのようにインターネットに特殊なポートの解放なども必要ありませんし、送信タイミングの関係で会話がすっ飛んだりすることもありません。

今日は湘南工科大のリピータ各局との朝ガストの会もあり、参加された10名の皆さんとタイミングよくリフレクターについても情報交換することができました。

これで東京別宅からも皆さんと自由に話ができます。

 

朝ガストの会(D-Star湘南工科大RPT)

今日は湘南地域で活発な活動を行っているD-Star湘南工科大学リピーター各局との朝ミーティングに参加させてもらいました。 いままでは鎌倉のマクドナルドで実施していたようですが、今年から藤沢の辻堂にあるレストランガストで毎月行われることになっているようです。 JA1FOO鈴木さんから、このミーティングのことを聞いて、ぜひともということで参加させていただきました。 朝7時からですが、すでに皆さん6時半ころには到着していたようです。

D-Starは私もまだ初心者ですが、東京のビルの谷間ではD-Starのターミナルモード以外に無線を楽しめる方法はなく、他のWiresXやD-Starでのリフレクターモードなどとても興味のある話でした。

今年はぜひリフレクターのサーバーを立ち上げてみたいと思います。

湘南工科大レピーターの皆様本日はありがとうございました。 またお邪魔させていただきます。

 

ラズベリーパイでD-STARターミナルモード(完成編)

自宅で正月休みに設定したラズベリーパイ+アンドロイドOSのD-STAR用ターミナルですが、東京別宅に持ち帰り、TVをラズビアンOS同様にディスプレイとして使おうと思っていましたが、ラズパイ+アンドロイドOSから出力されるHDMI信号がなぜかTVで表示できませんでした。 自宅で使っているPCのディスプレイでは問題なかったのですが理由はわかりません。

ということで、いつかは準備しないといけないと思っていたラズパイと同じ大きさの3.5インチディスプレイを購入してみました。

アマゾンで買いましたが、3000円以下で手に入ります。アマゾンでの販売は2社ほどありましたがどちらの製品もあまり評判がよくありません。 まずO社のものを買ってみましたが、HDMIのコネクタが不良でした。 すぐに返品。 E社のものを購入すると動作してくれました。

これでどこにいてもターミナルモードで運用できるようになりました。

 

ラズベリーパイでD-STARターミナルモード(設定編)

ラズベリーパイを使ったD-STARターミナルモードの設定について先の投稿は手抜きでしたので、その後の設定も含めて最初から書いてみます。

準備したものは

  • ラズベリーパイModel 3B
  • 32GB Mini SD Memoryカード
  • キーボード、マウス、ディスプレイも使います
  • ID-31Plus
  • ターミナルモード接続ケーブル OPC2350LU

ソフトウェアとしては

  • EmteriaアンドロイドOS
  • Google Open GA Apps
  • ICOM RS-MS3A (アンドロイド用のターミナルモード/アクセスポイントモードソフトウェア)
  • MacroDroid (アンドロイド用ソフトウェア)

こんな感じです。

まずラズベリーパイの上で動かすアンドロイドOSのEmteria Android OSをインストールします。

1.このEmteriaのサイトの下の方にあるソフトの選択で左のEvaluation(無償版)をダウンロードします。Free downloadをクリック。 なお無償版は8時間に一回リブートがかかります。 また時々画面に無償版であることの通知が出ます。 これが面倒な方は有償版を購入してください。

2.ポップアップ画面が出てきますので、ユーザー登録をします。メールアドレスを入れて、ロボットではない確認をチェックしてContinue。 再度ポップアップで確認が出ますので、ロボットではないことをチェックしてContinue。

3.登録したメールアドレスに通知がきて、clicking here のリンクをクリックすることで、サイトにアクセスし確認され、正式登録となります。

3.その後サイトにログインしてユーザー情報を入力します。 メールアドレスがログインIDになります。 パスワードを入れてサイトにログインします。

ユーザー情報は名前を入れるくらいでOKです。

4.Overviewのところでソフトの選択画面が出てきます。

5.このようにまずはEmteriaアンドロイドOSが直接ダウンロードできるのではなく、そのインストーラーをダウンロードします。作業順番としてこのインストーラーを使ってEmteriaアンドロイドOSをダウンロードしてメモリーカードに焼き付けることになります。 このため自分がいま使っているPCがWindowsであれば真ん中のアイコンをクリックして、Windows版のインストーラーソフトをダウンロードします。 以下Windowsの場合について説明していきます。

6.ダウンロードしたEmteria.OS_Installer_Setup.exeという名前のファイルをダブルクリックし自分のWindowsPCにインストールします。

7.インストーラーを起動します。赤丸の部分に登録したメールアドレスとパスワードを入れてAUTHORIZEボタンをクリック

8.こんなイメージが出てきますので、使っているPCにインストールするMini SDメモリーカードを入れてから、そのままCOTINUEで進みます。

9.インストールするMini SDメモリーカードの場所を確認し進みます。

10.EmteriaアンドロイドOSのダウンロードとMini SDカードへの書き込みが開始されます。 しばらくすると終了。 これでMini SDメモリーカードにアンドロイドOSが入りました。

11.これをラズベリーパイに入れて立ち上げます。最初は立ち上げに時間がかかります。

12.見慣れたアンドロイドの画面が出てきます。(下記画面では私がすでに設定したので、すでに日本語表示になっていますが、最初は英語になっています)

13.このままでは使えませんのでいろいろ設定をします。 右に並んだボタンの中で白い色のボタンを押して、アプリを表示させます。

  • 言語と入力で日本語(日本)
  • 日付と時刻でタイムゾーンを日本標準時GMT+09:00
  • WiFiの設定でネットワークに接続
  • AccountからEmteriaでユーザー情報の登録
  • 同じくAccountからGoogleアカウントの登録
  • 他にはキーボードの接続などをBluetoothで行う場合は設定します。

14.これで基本の設定は完了。 ただ最初の1時間くらいはとても動作が遅いです。 1時間くらいするとサクサクとはいきませんが使えるようになります。

15.次はアプリのインストールですが、Google Playが入っていませんのでまずはこれを入れます。

16.アンドロイドOSの乗ったラズベリーパイを使って、Open GAPPSのサイトからダウンロードします。

  • Platform: ARM
  • Android: 7.1
  • Variant: Pico

を選択してダウンロード。 実はこのダウンロードは結構時間がかかります。 何度やっても失敗する方は連絡いただければ相談に乗ります。

17.ダウンロードが完了したら、先ほどの右の真ん中の白いアプリボタンからPower Off、そしてRecoveryを選択します。

18.Team WINのロゴがでてリカバリーモードで立ち上がります。

19.左上のInstallを選択

20.先ほどダウンロードしたOpen GAppsのソフトをクリック

21.右下のスライドを右に動かしてインストールが開始されます。

インストール中の画面

22.インストール完了。 右下のRebootをクリックし再起動させます。

23.これでGoogle Playがインストールされました。(下記画面ではすでにRS-MS3Aがインストールされています)

24.このGoogle Playを立ち上げてICOMのRS-MS3Aソフトを検索

25.それをダウンロードしてインストールします。(下記画面ではすでに私はインストール済みなので「インストール」ボタンの代わりに「開く」になっています。)

26.これで完了ですが、PCのディスプレイだとRS-MS3Aが横に表示されてしまいます。 これは修正できないようです。

27.先ほど書いたようにEmteriaアンドロイドOSの無償版は8時間に一回リブートがかかります。 このため私はアンドロイドOSのラズベリーパイを起動したときに自動でRS-MS3Aを立ち上げるようにMacroDroidというアプリを入れています。 これもGoogle Playで検索します。

28.ダウンロードしてインストール。(下記画面ではすでに私はインストール済みなので「インストール」ボタンの代わりに「開く」になっています。)

29.このアプリを起動させ、マクロを登録します。 「マクロの追加」をクリック

30.トリガーで「デバイスの起動時」を選びます。 アプリの起動時ではないので注意。

31.アクションで「アプリの起動」からRS-MS3Aを選べば次回から起動時に自動的にRS-MS3Aが立ち上がります。

アプリを入れた後などは動作が遅くなりますが、しばらくすれば元に戻ります。

 

ラズベリーパイでD-STARターミナルモード

先日、D-STARでターミナルモードを使えるようになったという投稿をしました。

D-STARのターミナルモードがどこまで無線という趣味の領域を満たしてくれるかは未知数のところもあるのですが、別宅でのアンテナも立てられないようなビルの谷間の住環境においては、これですら楽しみの一つでもあるのです。 しかし、ターミナルモードを運用するにあたり、パソコンを立ち上げて、そこにUSBケーブルで接続するのはどう考えても面白みが足りません。 PCの電力消費もあるし、パソコンが立ち上がっているならスカイプで話をした方が手っ取り早いという点でも何の面白みもありません。

ということで今、流行の手のひらサイズのPCである「ラズベリーパイ」でパソコンの代用ができないものか考えてきました。

しかしラズベリーパイで動かしているLinuxベースのOSではターミナルモードのソフトがありません。 ICOMから配布されているのはWindows OSベースのソフトとスマホなどで使うときのアンドロイドOSベースのソフトしか無いのです。

ID-31Plus ーPC(ICOMのターミナルモードソフト)-インターネット

という構図を

ID-31Plus ーラズパイ(ターミナルモードソフト)-インターネット

という形にしたいと思っていました。 しかしLinuxベースのOSの上で動くターミナルモードソフトがどれだけ検索しても出てきません。 やはりこんな特殊な要求は少ないのでしょうか?

そんな中でふと気が付いたことがありました。 LinuxベースのOSであるラズビアンではなく、ICOMから出ているWindowsベース、もしくはアンドロイドベースのソフトウエアが使えるように、ラズベリーパイの上にWindowsもしくはアンドロイドOSを動かして、その上でどちらかのターミナルモードソフトを動かしてしまえばOKであるということに気が付きました。

調べてみるとWindows OSを乗せるケースは、Windowsアプリを動かせるほどの力はなさそうです。 このため、ラズパイをアンドロイドOSで動かす方向で考えてみました。

参考にしたのはこのページです。

結果としてラズパイの上でアンドロイドOSが動きICOMのRS-MS3Aを動かすことができました。

このようにアンドロイドが動作しています。 ICOMのターミナルモードでの動作をさせるアプリRS-MS3Aをインストール。

快適に動いています。

これでまた楽しみが広がりました。

 

D-STARターミナルモード

ここ数日ID-31Plusを使ったターミナルモードでD-STARに接続する方法をいろいろと試していました。なかなかうまくできなかったのですが、ようやく接続できたのでコツを共有しておきます。

まず、インターネットに接続するPCに、ICOMホームページから「RS-MS3W」という「ターミナルモード/アクセスポイントモード対応ソフトウェア」をダウンロードしてインストールします。ちなみに私のPCはWindows10です。 このソフトを起動した時の画面です。 初期状態ではゲートウェイコールサインは入っていませんので気を付けてください。

次にターミナルモードで接続する場合のUSBケーブルをPCに接続します。 私の場合は特にドライバーをインストールせずとも認識してくれました。

次にRS-MS3Wの「設定」でCOMポートを指定します。このCOMポートの設定はPCの環境によって違います。WindowsのデバイスマネジャーでUSBケーブルを接続した状態でCOM番号を調べるとわかります。 私の場合はCOM4でした。

これをRS-MS3Wの設定のところで指定します。

次に「ゲートウェイコールサイン」を入力します。 これはたいていの場合、自分のPCがゲートウェイになるので自分のコールサイン+A-Fの文字にしておくことになると思います。 私はJH0CJH Fとしてあります。 最初、この最後のA-Fの文字はD-STARの機器登録のページで登録する必要があるのかなとも思いましたが、その必要は無いようです。

その状態でID-31Plusをターミナルモードにします。

Menuから「DVゲートウェイ」を選択。

次に「<<ターミナルモード>>」を選んで完了。 ちなみに、当然ですがこのターミナルモードではリグから電波は発信されません。 USBケーブルを通じインターネットに音声データが流れる形になります。

ここまでで「エリアCQ」などでD-STARリピータを指定してやれば、指定したリピータまでインターネットで信号が流れてリピータから電波が送信されます。

私の場合はここから少し躓きました。 ローカル局に手伝ってもらってターミナルモードでのQSOを試したのですが、こちらの信号はローカル局で聞こえるものの、ローカル局からの信号が聞こえません。 よく調べてみると我が家のインターネットの環境の問題であることがわかりました。 インターネット光の終端装置で必要なポートが開いていませんでした。

この終端装置でのポートの開き方は終端装置で違いますので一概には言えませんが、やることは次のことです。

  • 終端装置のポート40000を開ける。
  • 自分のリグID-31Plusを接続したPCのLAN内IPアドレスに対してポート40000番でWAN側からきたパケットを渡す。

我が家の終端装置はRT-S300SEというものですが、静的NAT設定のところで、自分のPCのIPアドレス、変換対象プロトコルをUDP、変換対象ポートで40000番を指定します。

これでOKです。

このためPCのIPアドレスはDHCPで割り当てるのではなく固定しておいた方がいいでしょう。

なおテストにはローカル局に協力いただくのがいいと思いますが、その前にテストサイトで自分の声がきちんとエコーバックされるかどうかを確認しておくといいでしょう。

これはJK1ZRW Zで試してみることができます。

参考にさせていただいたページ: D-STAR技術情報

このターミナルモードでは実際にリグからは電波が出ません。つまり海外に行った際にその国からの正式なライセンスがなくとも、ターミナルモードならQRVが可能ということになるのでしょうか? これは楽しみがまた増えました。

 

VX-3をCHIRPソフトウェアで設定

このホームページでCHIRPを何回か取り上げて紹介してきました。リグのメモリ管理やパラメータの設定をパソコンからできるフリーソフトです。

その後、CHIRPも何度もバージョンアップされ、現在の最新版は10月8日版、ほぼ毎日アップデートされているようです。 すごいですね。

CHIRPホームページ

このソフトでメモリー管理や設定ができるリグもどんどん増え、現在のバージョンでは約180種類のリグに対応しています。

FT-817NDやFT-857は通信ポートがあるのですが、ハンディ機のVX-3などはパッとみたところ通信ポートはありません。 しかしアマゾンなどでもVX-3のUSBプログラミングケーブルが販売されています。

私が買ったものはすでに販売中止になっているようですが、Amazonのサイトで、「VX-3 プログラミングケーブル」などで検索すると今でも多く出てきます。

私は以前購入して、そのままほったらかしてあったのですが、先日この忘れかけていたケーブルを見つけてVX-3に接続してみました。

VX-3の上部にある、マイク・スピーカー端子を使って通信ができるようです。

USB端子をPCに接続し、VX-3の電源をONにすると、Windows 10の私のPCでは自動でドライバーが組み込まれました。

まずはVX-3の設定内容をPCに取り込みます。

VX-3をいったんOFFしF/Wボタンを押しながら電源を再度ONにするとVX-3がクローンモードで立ち上がります。 PCでCHIRPソフトウェアを立ち上げ、USBのポート番号を合わせ、CHIRPソフトでDownload from Radioをクリック、VX-3のBANDボタンを押すとリグ側が送信を開始します。

ダウンロードしたメモリーや設定をPCで設定しなおして、次は逆にPCからVX-3側にアップロードしてやります。

こちらは同様にクローンモードでVX-3を立ち上げ、V/Mボタンを押し、Waitの状態として、その後PC側でUpload to Radioをクリックするだけです。

PC側にダウンロートする時でもリグ側にアップロードする時でも、必ず受信側で受信状態に設定してから送信を行わないとエラーとなります。 これは以前の記事でも紹介した通りです。

パラメータの設定もできます。

FT-817などでは短波ラジオの周波数もプログラミングできましたが、なぜかVX-3の場合、FMラジオの受信はメモリーで設定できずメモリーの状態がおかしくなり、エラーになりました。 おそらくこれはVX-3でラジオを聴く場合RADIOボタンを押してFMの周波数にしますが、このあたりの仕様なのかも知れません。

 

Geographica導入

山歩きが好きな人はどんな地図を使っているでしょうか?

ガイドブックなどの地図をコピーして紙で持って行くもの以外に、私はいままでアンドロイド携帯端末に「地図ロイド」というアプリを入れていました。 このアプリはアンドロイド携帯端末のGPS機能と合わせ自分のいる位置を即座に示してくれるので重宝していました。

しかし、昨年「ケータイWatch」というサイトに「Geographica」というアプリが最強の登山用GPSアプリとして紹介されており、それ以来、地図ロイドからGeographicaをメインに使っています。

Geographicaのサイト

先日、丹沢の「檜岳」から「雨山」に向かう際に、雪山に残った足跡をたどってしまい危うく道迷いになるところでしたが、左方向に「雨山」が見え、おかしいなと気が付いて、このアプリで自分の位置を確認し、難なく道迷いを避けることができたのもGeographicaのおかげです。

このソフトは機能的には「地図ロイド」とほぼ同じですが、一番の違いは地図の縮尺です。 地図ロイドは25000分の1地図を縮小したり拡大するだけですので縮小にも限度があり、大きく場所を変えるときが不便です。 拡大もどんどん拡大すると地図がガタガタになります。 どこかに設定で変更できる場所があるのかもしれませんがよくわかりません。

地図ロイドの最大縮小の画面です。 これ以上の広範囲表示はできません。

これは最大に拡大した場合。 稜線や文字がガタガタになってしまいます。

これに対してGeographicaでは、操作性が直感的ですぐに使えます。

最大縮小はどこまでも行きます。 世界地図レベルまで行きます。 下記は県レベルまで縮小したものです。

地図ロイドの最小縮小と同じくらいだとこんな感じです。

上部には自分のいる位置と高度があらわされます。 この画面コピーは自宅で撮ったので意味がないので消しています。

地図ロイドの最大拡大まで行くとこんな感じです。 稜線も文字もきれいです。

地図の美しさは全然違います。

さらに拡大してもこんな感じ。

まだまだ拡大もできますが、さすがにこれ以上行くと線がガタガタになりますが、実際にはそこまで地図を拡大する必要性はありません。

またこのGeographicaは地図を一括キャッシュして持って行くことができますので、電波の届かない山でも事前に地図を取得しておけば問題なく見ることができます。

さらに、使ったことはないのですが、あらかじめ山行ルート予定を入れておくと、音声ガイドでルート案内をする機能もあるようです。

 

FT2Dのファームウェアアップデート

FT2Dのファームウェアのアップデートで散々苦労しました。

おそらくチャレンジして、失敗し、そのままになっている方がたくさんいるのではないでしょうか? またADMS-8というソフトでFT2Dのメモリー管理をする場合でも失敗している人も多いと思います。 この点についても説明していきたいと思います。

これら失敗する理由はFT2Dのマニュアル自体の誤記やファームウェアのアップロードされているYaesuのウェブページの表記の悪さと作業の複雑さが原因だと思います。

正しく作業をする、コツは、まず自分が何をやりたいのかを明確に決めておくことです。 PCと接続して行う作業は、上記のように

  1. ファームウェアの更新
  2. ADMS-8によるメモリー管理

のどちらかだと思います。 このどちらをやりたいのかを明確に決めて進むべきです。 なぜかというと、この2つの作業は同じPCとの接続なのですが、使用するUSBケーブルが違うからです。 驚きですね・・・・

この非常識とも思えるような事実がマニュアルやウェブに明確に記されていないことが大きな問題です。

FT2Dには購入時にUSBケーブルが付属しています。 付属していたら、そのケーブルが上記2つの作業に使えると思うのは当然ですよね。 しかし違うのです。

  • ファームウェアの更新には付属のUSBケーブルを使います。
  • ADMS-8のメモリー管理には別売りのSCU-19というケーブルを使います。

まずは、この変な使い分けを覚えておいてください。

FT2DのカタログにはオプションのSCU-19が「本体付属のUSBケーブルとは異なります」と書いてありますが、何がどう違うのかなどは書いてありません。 機能が違うのか、見た目だけが違うだけなのか????

catalog

FT2DのマニュアルにはPCとの接続方法の説明として、1ページ説明されていますが、これがまた紛らわしい。

om

上部に書いてあるオプションのSCU-19を使った使用方法はFT2Dが受信したGPSデータを外部へ転送する方法です。 おそらくこんな使い方をする人はほとんどいないでしょう。 こんなことが、まず先頭に書かれていること自体が不思議???

このページの下半分を見ると、ファームウェアのアップデートについての説明があります。 ここには「USBケーブル(付属)またはSCU-19(オプション)」と書かれています。 これは明らかに誤記です。 こんなことが書いてあると2つのケーブルの機能は同じなのかなとも思います。 つまりカタログのオプション欄で「異なる」というのは「機能は同じだが、同梱されているものとは別物」という意味と勘違いしてしまいます。 確かに見た目が明らかに違いますので。

そして、このマニュアルにあるように付属のUSBケーブルでFT2Dをパソコンとつなぐと、すぐに「USB機器が認識されません」とWindowsに叱られます。

ここで、たいていの人は「適切なドライバーがPCに入っていない」と思うのが普通です。 そこでYaesuのホームページに行ってみると

web

こんな感じになっています。

ファームウェアのアップデートもカタログもマニュアルもADMS-8も全部ごっちゃごちゃに並べてあるわけです。

一番下にSCU-19のドライバーがあります。 これかなと思ってインストールしますが、結果は同じで、「USB機器が認識されません」と叱られっぱなしです。

ここまで来ると「ファームのアップデートは危険だから、まずはADMS-8でメモリー管理をやってみるか、ADMS-8のソフトの中にドライバーも入っているのかも」と思うのは人情。 ADMS-8をインストールしてみますが、結局USBケーブルを認識しないので、これもNG・・・・・・ これで完全に途方に暮れてしまうわけです。

途方に暮れて2か月経過・・・・・

気を取り直してもう一度チャレンジ、ドライバーをUSBデバイスの製造元Prolificのホームページで最新版をダウンロードしたり、Windows10ではなくWindows7でやってみたり・・・・・ 結果はすべてNG

もう一度YaesuのWebでファームウェアのアップデートの部分を見てみました。 下記がその記述(上の拡大です)

fw

この2つ目の米印にちらっと書いてあるようにファームウェアのアップデートマニュアルがあるようです。 でもどこに? ファームウェアのZIPファイルをダウンロードして開いてみるとZIPファイルの中にマニュアルが入っていました。 このZIPの中のファームウェアのマニュアルを読むとようやく付属のUSBケーブルに必要なドライバーが、なんとファームウェアのアップデート用のZIPファイルの中にあることが判りました・・・・・ あきれるほどの無秩序。

ドライバーのインストールマニュアルもADMS-8のインストールマニュアルも全部、別リンクでWebに張り付けてあるのに、ファームウェアだけはZIPの中にあるのです。 そしてSCU-19のドライバーもWebにリンクが張り付けてあるにもかかわらず、もともと同梱されているUSBケーブルのドライバーがファームウェアのアップデートファイルの中にあるのです。 何でここまで落とし穴を準備するのでしょうか・・・・ ここまででもいくつも落とし穴だらけですが。

マニュアルに従ってファームウェアをアップデートしていきましたが、これがまた大変複雑です。

普通はUSBケーブルをつないでPC側で操作するだけで終わりそうなものですが、FT2DのUSBケーブルのすぐ横にある、いや有るか無いか判らないようなスイッチがあり、これの位置を変えなくてはいけません。

sw

メインのファームをアップデートするときはスイッチを上、サブのファームをアップするときは下に切り替えます。 このスイッチが本当に小さい。 はっきり言って見えません。

千枚通しのような針でないと切り替えは不可能です。 また、この感触がカチッと切り替わるものではなく、グニャーとした感じで、本当に切り替えができているのかどうかよくわかりません。

メイン、サブともファームを更新した後は、すべてをリセットした状態になります。 ADMS-8でバックアップを取っていなかった私は、また全て初期設定から開始することになりました。

さて、アップデートした後のファームウェアのバージョンを確認してみると、ファームウェアのバージョンはキチンと最新版になっていましたがDSPのバージョンがVer. 0.00になっていました。 これは再起動した状態ではVFO A/BともモードがFMになっていますが、一度でもディジタルモードDMを選ぶと、その後は正しく Ver. 4.12と表示されるようになります。 これは、その後VFO A/B両方をFM(アナログモード)にしてスイッチを入れた後も同じようにVerが正しく表示されません ・・・・ これもすごい仕様ですね。

紆余曲折のあと、ようやくファームウェアのアップデートが完了しました。

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長~い道のりでした。 この投稿が皆さんのお役に立てることを祈ります。

Yaesuさん、マニュアルとか、Webとかもっと何とかしませんか? これでは最後までたどり着ける人が一体何人いることか・・・・・

 

APRSについて

先月の「三国山」登山から取り入れているAPRSですが、昨日の「本仁田山」でもFT-2Dを持参し使ってみました。 この写真は三国山での運用時のものです。

aprs

これはGPSを内蔵したリグで自分の緯度経度と高度を測位し、そのデータを定期的にビーコンとして発信することで、そのビーコン信号を受信したインターネットゲート局でAPRSサーバーに伝達することで、自局の位置をインターネットの地図上表示するものです。 サイトはここです。

これは、今回の「本仁田山」でのトラッキングデータです。

APRS1

GPSの記録のように絶えず記録しっぱなしではなく、定期的に自分の位置を送信していることや、場所によっては、山影や谷でゲート局に届かない場合もあるので、記録はまばらになりますが、リアルタイムでどの場所にいるか特定できるのは、危険と隣り合わせの山岳移動では安心な面もあります。

APRSでは144.64MHzおよび144.66MHzが使われており、64では9600bps、66では1200bpsが使われているようです。

上の例では奥多摩駅側の下山が山陰になるので途中から記録は途切れていますが、山頂では0.1Wの送信出力で十分でした。

では、どこのゲートウェー局に拾ってもらったかというと、千葉県や茨城県、世田谷区あたりのゲート局を使っていたようです。

APRS

0.1Wですが、やはり山頂からの飛距離はすごいです。

さて、明日の8月11日は、はじめての「山の日」ですが、私は仕事で待機。 家からの追っかけに徹します。