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KH2出張

昨日、5月3日に日本を出てKH2グアム島に来ています。

連休後半の初日であり、とても多くの人が成田空港に詰め掛けていました。 成田から3時間のフライトでグアム島に到着。

イミグレーションでは、散々「何でこんなにパキスタンに入国しているのか?」、「何故アルジェリアに行ったか?」、「イランに行った目的は何だ?」としつこく質問され、ほぼ罪人扱いでした。 セキュリティに厳しいのは逆に安心もしますが、大統領が変わってから明らかに入国審査が厳しくなった気がします。

ホテルについてから、夕刻に少しだけKH2/JH0CJHで運用してみました。 ハイバンドのコンディションが良いようです。 Esが出ているものと思います。 29MHz FMでもだいぶQSOが出来ています。

今日は朝から仕事でしたが、明日は少し時間が取れますので、また聞いてみたいと思います。

 

2014年1エリア6m AMコンテスト

今日は1エリアAMコンテストが開催されました。

1エリア外部門での4連覇が掛っているので気合をいれて、今日も朝5時に起床。 昨晩、すでに準備はできているので、機材を積み込んで、5時半に家を出発。 昨日は冬至、一年で一番長い夜はまだ明けず、真っ暗の中を出発しました。

7時前には既に現地到着。 昨年は真っ白の雪が積もっていましたが、今年は先週水曜くらいに雨が降っただけなので道路も乾燥していました。 外気温はマイナス1度。

到着後はすぐにアンテナを設営しました。

2014 6m am test 2

雪はないものの、地面には霜がびっしり降りていて、カチカチに凍っているのは昨年と同じ。 ステーを張るペグがなかなか打ちこめませんでした。

アンテナ設営が完了した後は、近くの展望台まで富士山の写真を撮りに行きました。

mt fuji

空気も澄んでいて富士山がきれいに見えました。

コンテスト開始は10時。

使用したリグは、FT-857でボイスメモリーがないので、PCでCtestwinを使って録音したCQを出すつもりだったのですが、SSBでは動作するものの、なぜかAMでは動作せず。 昨年に続き、今年も生ボイスで3時間耐えました・・・・・

2014 6m am test

コンテストは昨年よりも参加局が少なかったような気がします。

この「1エリアAMコンテスト」は結構人気のあるコンテストで、周波数バンドがびっしりAM参加局で埋まります。 一昨年はIC7000、昨年はIC706MK2で参加しましたが、結構隣接からのノイズ、内部アンプの飽和に悩まされました。 昨年末に購入したFT-857で参加するのは初めてでしたが、やはりFT-857は隣接信号の妨害に強いと思いました。

総合的には、昨年よりも局数もマルチも少なかったので少し残念です。

今日は晴れてはいましたが寒い一日で、結局1日中、外気温はマイナス1度から上には上がりませんでした。

今回もたくさんの方に呼んでいただきありがとうございました。

 

JH0CJH/6沖縄県国頭郡移動運用まとめ

夏休みの沖縄移動運用の結果をまとめてみました。

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最初、18MHzのSWRが落ちずに21MHzで運用していましたが、LWのワイヤー長を調整し、18MHzでSWRが落ちてからは、18MHzのコンディションが良く、18MHz中心となりました。 7MHzと10MHzはS=9のノイズでNG。 14MHzは何故かSWRが落ちずに断念しました。 よって今回はハイバンド中心でした。

total qso freq

DX局も約10%となりました。

total qso area

今回は手に入れたSCU-17を使って、RTTYにもQRV

total qso mode

沖縄は無線以外にも楽しめることが多く、こんなところです。 今度は6mのEsシーズンに行ってみたいものです。

皆さんありがとうございました。

 

FT-857D不具合?解決!

先ほどFT-857Dがトラブルを起こし、大慌てしました。 問題発生の状況と対策の情報を共有しておきます。 

18MHzでなかなか呼ばれなくなったので、7MHzにQSYした時、使っているPICキーヤー(メモリーキーヤー)に回り込みが発生したようで、送信状態が続きました。 これはまずいということですぐにFT-857DのスイッチをOff。

すると、その後スイッチを入れても、「Mode切り替え」と「バンド切り替え」が不可能になりました。 Lockが掛かったようで全く反応しません。 他のボタンやダイヤルは動作していますが、この2つの機能だけが完全に出来なくなってしまいました。 これは困った。 Tunerも動作せず、HVSWRのアラームが出るだけ。

このため、FT-857 のリセット(Home + Power ON)をかけてみましたが、症状は変わらず。 更に悪いことに、リセットして工場出荷時の設定に戻ったため、周波数とモードが7MHzのLSBになってしまいました。 周波数は何とかダイヤルを回し続ければ、他のバンドへの移行は可能です。 しかしModeがモードーにも・・・・・・・hi、CWにならない。 いろいろ試してみましたが全く駄目。 絶望状態となりました。

そんな時に、先日、Webで「FT-857Dを使う人に注意」という記事を見かけたことに気が付いて、Googleで検索してみると、見つかりました。

JH3HGIさんの記事

以前、読んだときには困っていたわけではないので、深く読み込んでいませんでしたが、今回、あらためて読んでみると、まったく同じ症状です。 HGIさんによれば、FT-857DはCWのキーダウンをした状態で電源をONにしてはいけないということです。 

しかし、HGIさんはリグをメーカーに出して修理したということなので、私も同じ運命かと再度落胆しましたが、よく記事を読むと状況を再現させていると書いてあります。 つまり自分で治せるということかと思い直し、更によく記事を読んで考えてみると、キーダウンしていない状態で電源を入れ直せばよいだけのようです。 私の場合、電鍵でキーダウンはしていないのですが、PICキーヤーが回り込みでバグって、送信状態をホールドするようになった状態であることに気が付きました。 その状態でFT-857Dの電源をOff、その後スイッチを入れているわけですから、結果的にキーダウンの状態で電源ONになっていたものと思います。 

PIC_Keyer

このため、一度PICキーヤーのスイッチを切って(キーダウンの状態を解除して)から、FT-857Dの電源を入れると、難なく完治!

よかったぁ・・・・・

今回は記憶の片隅にHGIさんの記事があったので助かりました。 さもなくば、完全にあきらめてこの先、重い荷物を持ち歩くことになります。 こういうノウハウ的な記事はメモを残しておくべきですね。 

HGIさんには貴重な情報をシェアしていただき本当に助かりました。 ありがとうございます。

 

CHIRPソフトウェアについて

約1年ほど前にCHIRPソフトウェアでFT-817NDのメモリー管理をPCで行う方法を紹介しましたが、今年の3月に安定版バージョン0.4.0がリリースされていました。

CHIRP HP

サポートされる機種も88機種位に増えています。

今年の1月位に、このソフトでFT-857Dも設定したのですが、このときには古いバージョンだったようでFT-817NDでは設定できた周波数以外のパラメータ設定項目がFT-857Dではできませんでしたが、今回のバージョンではFT-857Dでも周波数以外のパラメータの設定が可能になっています。

こんな感じ

CHIRP_parameters

CHIRPソフトウェアへのリンク http://chirp.danplanet.com/projects/chirp/wiki/Home

 

IC-7000、FT-857D、FT-817ND受信特性比較-2

次はIC-7000M, FT-857DM, FT-817NDの受信感度の比較をやってみました。 (以下、”IC-7000″, “FT-857D”)

これは、平塚市の湘南平で行いました。

試験内容は50MHzでダイポールアンテナを5mの高さに上げ、三重県伊勢市朝熊山のJA2IGYビーコンを受信します。 単に受信するだけだと、比較しにくいので出来るだけ過酷な状況を作るため、ダイポールアンテナのビームサイドがJA2IGYの方向になるようにアンテナを向け直します。 つまりアンテナを信号が一番弱くなる点に固定し、アンテナはそのままで、各リグでの受信状況を調べてみました。

benchmark0

現在の私の運用における現役、三役そろい踏みです、おもしろそうな試験で皆さん興味が湧くことと思います・・・・・

benchimark1

左からFT-817, FT-857D, IC-7000

さて、結果ですが、これは期待・・・・?に反して、どれも同じ程度の感度でした。 動画ファイルを下記に添付します。 前記のとおり、信号が一番弱いところの比較なので、「ノイズだけで何も判らない」という方もいるかも知れませんが、この信号が聞き取れて判読できる、私同様アレゲ系の方への試験結果提供ですのでご了承ください・・・・・笑

 

FT-817ND

IF BPF : 500Hz, DSP NRはもともと無し

FT817ND_JA2IGY

 

FT-857D

IF BPF : 300Hz, DSP DBF : Off, DSP DNR : Off

FT857D_JA2IGY

 

IC-7000

IF DSP BPF : 300Hz, DSP NR : Off

IC7000_JA2IGY

 

多少FT-817NDが聞き取りにくいようですが、録画時だけ少し長いフェージングで信号が弱った時で、実際には他の機器に遜色なく聞こえていました。 スペック上はFT-817NDの感度が一番もの足りないようですが、どうして、どうして 小結も頑張っています。 こう考えるとFT-817NDは良く出来たリグだと思います。

FT-857Dはちょっと受信しているトーンが低かったかもしれません。 IC-7000は多少周波数の調整でトーンが高く録画では聞こえやすいですが、3機種、ほとんど聞こえ方に違いはありませんでした。 もう少し差があるとおもしろかったのですが、残念。

結局IC-7000とFT-857Dの対決では両者1勝、1敗、1引き分けになったようで・・・・・・ あまりにも「玉虫色」でしたか? ・・・完璧なこのクラスのリグの登場を待っています。

他にもひとつやってみたい比較試験がありますが、どうやるか考え中です。

 

IC-7000、FT-857D機能操作性比較

受信飽和特性の比較では、IC-7000に比べて、FT-857Dの方が勝っていることが判りました。 私の使い方の中で、結構重要な位置を占める、コンテストでの使用に際しては、特にこの受信飽和特性が重視されます。 それではコンテストや移動運用での使用にはFT-857DがIC-7000を完全に凌駕しているのでしょうか?

次は、受信感度の比較の前に、まずIC-7000とFT-857Dの機能と操作性について比較してみました。 私の運用は、CWとSSBでの運用が大半で、FMやRTTY、リピーターなどでの運用はほとんど無し、という使い方の範囲内での比較です。

結論から言いますが、これは、私の使い方の中では完全にIC-7000のほうが勝っていると思います。 FT-857Dは受信飽和特性は上ですが、操作性が悪い。 これは本体が小さくてボタンを共用しているから操作性が悪いというだけではないように思います。 ボタン数はIC-7000のほうが確かに多いが、それ以上にIC-7000では、その機能の使われ方が十分検討されている感じがします。

これに対して、FT-857Dはどう考えても、その機能の使われ方を知っている人が設計したものではないという気がする部分すらあります。 このため無駄な単独ボタンがあったり、良く使うボタンがファンクションボタンで探さないと出てこないようなものがあります。 FT-857Dは、基本機能がIC-7000よりも上であるだけに残念、改善の余地は多いと思います。

 

機能比較

機能IC-7000FT-857D自分の使い方とのマッチング
LCD表示◎ 運用に際して必要な設定内容や状況が視認性も良く表示されている。△ 表示エリアも小さく仕方ないところがある。カラーLCDでの表示はIC-7000(以下I)のほうがダントツに良し、FT-857D(以下F)では相当見劣りする。 これは価格差もあり仕方ないところではあるが。
メーター表示◎ Sメーター、送信出力、ALC、ボイスコンプレッション、SWRを横方向のバー表示 全部一緒に表示することも可能 リグの温度表示もある△ 受信時はSメーター、送信時は送信出力、変調、ALC、SWRのどれか1つ選択 左横に縦方向の表示、Sメータは1-9++の数値表示もある。Fでも実用上は必要十分である
ボイスメモリー◎ 有、4つX 無ボイスメモリーはコンテストでは有利、というよりも不可欠。
CWメモリーキー◎ 有、4つ△ CWビーコン機能で代用、1つ、マニュアルには3つあるということだがどうやって設定するのかいまだわからず設定方法を探していますFの使いにくさは明らか、操作性比較を参照。両者とも再生はファンクションキーであり、該当するメニューを常時表示させておく必要がある。個別のボタンがあると良い。
DSP◎ IF DSP 過大入力で前段アンプで飽和すると当然意味なし。△ AF DSP 利きは良くない
◎ AF DSP+IF BPFの組み合わせが可能なのは良い
DSP自体の機能に大きな差があるが、FのIF BPFとの組み合わせは良い、受信性能比較-1参照。
デュアルパスバンドフィルター◎ IFシフト、デュアルパスバンドフィルター有り〇 IFシフトはあるが、デュアルパスバンドフィルターは無い機能はIが勝っているが、飽和特性でFが勝っているので特に大きな問題ではない
フロントパネルセパレーション〇 特殊ケーブル〇 試してないが普通のRJ14ケーブル(6芯電話線)で可能と思う しかし装着、取り外しはやりにくいIはセパレートにしないときはケーブル不要。 Fはセパレートにしないときでも短いケーブルが必要(付属している)
消費電力X 受信時でも1.2A程度の消費電力◎ 受信時660mAの消費電力
対電圧降下X 受信では9.5Vになったときに無線機の電源が落ちる。 送信では10.0Vになったときに無線機の電源が落ちる。 周波数のずれは観測されず、落ちる直前まで同じ周波数。◎ 受信は7.5Vになったときに無線機の電源が落ちる。 電源をOnに出来るのは9.2V以上 送信では電圧が下がるとともに送信出力は減るが7.5Vまで無線機の電源が落ちない。 周波数のずれは観測されず、落ちる直前まで同じ周波数。
放熱X FANはついているもののとても熱くなる。◎ ほとんど熱くならない。消費電力にも関係しているものと思うが、Iは心配になるほど熱くなる。

 

操作性比較

操作性IC-7000FT-857D自分の使い方とのマッチング
メインダイヤル〇 約40mm径〇 約38mm径特に差は無い、IC-7000(以下I)はダイヤルの重さを4段階調整、FT-857D(以下F)は調整なし。
機能呼び出し〇 メニューボタンで呼び出し、長押しでグループの切り替え、一画面4つX ファンクションボタン>セレクトダイヤルで呼び出し、一画面3つFはファンクションボタンを押してからでないと、セレクトダイヤルで周波数が変わってしまう。ファンクションの切り替えなのか周波数の変更なのかの判断が小さい表示のみで、しかもファンクション設定にはタイムアウトがあるので、知らないうちに周波数を変えてしまったりする。 これが個人的には最大の難点。
詳細設定△ メインの設定はAFボリュームの短押しで呼び出す。 その後ファンクションキーにあるグループごとに設定。 しかし一部のCW関連、Voice関連の設定はこの場所にはなく、選んでいるモードにより別の場所でメニューを選ぶようになっており、設定箇所がバラバラの印象を受ける。〇 ファンクションボタン長押しで設定画面を呼び出し、セレクトダイヤルで項目選定、メインダイヤルで設定値変更。すべての設定はこの場所で一括設定。Fは一箇所に集まっているので判りやすい。
プリアンプON/OFF〇 単独On/Offボタン有り△ ファンクションボタン>セレクトダイヤルでIPOのOn/Off IPO OnはプリアンプOffのことプリアンプは周波数ごとに設定しっぱなしであり、特に大きな差ではない
アッテネーターON/OFF〇 単独On/Offボタン有り、プリアンプボタンの長押しX ファンクションボタン>セレクトダイヤルで選択ATTのOn/OffはプリアンプOn/Offよりも頻度は高く重要、この点でFは設定に時間が掛かりすぎてしまう。
バンド切り替え〇 Up, Downそれぞれ単独ボタン〇 Up, Downそれぞれ単独ボタン差は無いがFはメインダイヤル回りのボタンなので、どちらがUpでどちらがDownか見えにくい。
Mode切り替え〇 単方向ローテーション、単独1ボタン〇 両方向ローテーション、単独2ボタン特に大きな差ではない、というよりもスペースが少ない中でFは両方向単独にボタンを持つ必要があったのか? どちらの方向に進んだら逆方向より早くそのモードにたどり着くなどと覚えている人がいるのか?別の機能をこの単独ボタンの1つに割り当てるべきだったと思う。単独ボタンがもったいない。
Tunerボタン◎ 単独ボタン有 Callボタンの長押しX ファンクションボタン>セレクトダイヤルで呼び出してからボタン押下Iは単独ボタンがあるが、Fは外付けATUを使うHF移動ではファンクションボタンを呼び出す必要があり面倒、これは自分にとっては大きな差。
Call/Homeボタン〇 有 〇 有FMメインチャンネルの呼び出しボタン、両方とも個別の単独ボタンを準備しているが、個人的にはFMではあまりQRVしないので不要、せっかくの単独ボタンがもったいない。何かに変えたいところ。
RIT/CLAR〇 左下外側のダイヤルで調整
X 数値は常には表示無
〇 ダイヤルを1ステップ回すとどれだけ掛かっているか表示
〇 一発クリアあり
〇 セレクトダイヤルで調整
△ Up or Downのみ表示
X 数値は不明
X 一発クリア無(下のIFシフト参照)
Iは回した瞬間RIT値がポップアップ、しばらくすると消える。
Fは上か下かだけが表示されるだけで、どれだけRITが掛かっているか常に不明、またRIT調整分が直接メイン周波数表示を変える。CLARって⊿Fではないと思うが?
IFシフト・デュアルパスバンドフィルター〇 PBTダイヤルを一押し、LED点灯している状態で、外側、内側のダイヤルで調整する 操作もLCD上の表示も直感的で判りやすい△ CLARボタン長押しで、セレクトダイヤルでIFシフトIはひとつのボタンダイヤルで完結、Fは別ボタンとセレクトダイヤルの2箇所で設定 さらにFはCLARでRIT設定中にIFシフトをしようとするとRITが一発でクリアされる。 CLARとIFシフトが共存できない設計。 不思議?
ノイズブランカー〇 単独ボタン、長押しでレベル調整△ ファンクションボタン>セレクトダイヤルで呼び出してからボタン押下、長押しでレベル調整常時ONにしているので大きな差ではない
ノイズリダクション〇 単独ボタン、長押しでレベル調整〇 単独ボタンで呼び出し、機能スイッチ押下、長押しでレベル調整Iは1アクション、Fは2アクションだがほとんど使わないので大きな差ではない
ノッチフィルター◎ マニュアル、オートとも単独個別ボタンX 単独ボタンで呼び出し、その後DNFボタン押下。 利きは悪い。Iはマニュアルノッチは2ポイント指定、Wide, Mid, Narrowも選べるが、複雑すぎて使ったことなし
ダイヤル早送り〇 TS単独ボタン〇 電源スイッチボタンを短押し同等
ダイヤルロック〇 SPCHボタン長押し〇 単独ボタンFはメインダイヤル横なので慣れないと横を見ないとどのボタンかわからない
VFO/MEM切り替えX メニューで呼び出し、ファンクションボタン押下〇 単独ボタンFは単独ボタンで良いがメインダイヤル横なので慣れないとどのボタンかわからない 私はあまり使わないので関係ない
CWメモリーキー内容設定◎ファンクションボタンで選択、エディットは英字、記号、数字を選んでメインダイヤルで文字選択X CW Beacon機能の内容書き換え、CW Beaconは一段深いEXT機能グループ、英字、記号、数字のグループ分け無し。 なんと文字の途中挿入不可。EditのしやすさはIがはるかに良し、特に文字挿入がFは出来ないので全部入れなおしになる。 これは自分にとって大きな差。 本当に出来ないのだろうか?いまだにやり方を探している。
電源電圧表示△ 無〇 有、常時表示表示は移動運用では少しだけ便利、それほど大きな差ではない
時計表示〇 JST, UTC等使い分けられる、常時表示△ 無あまり使わないが海外で運用するときやDXとやるときはちょっとだけ便利
スプリット運用◎ メニューで呼び出し、長押しでクイックスプリット設定可、TX周波数のモニターボタンあり、これを押している間メインダイヤルでTX周波数の変更が可能△ ファンクションボタン>セレクトダイヤルで呼び出し設定、クイックスプリットはSPLとは別にあり、これを長押し、TX周波数のモニターボタン無し。 VFO切り替えでやるしかないFはクイックスプリットはSPLの長押しにできなかったものか IはTX周波数のモニターが出来る点、さらにモニターしながら可変できる点で便利 Fはモニター機能すらない。
CW KeyスピードX AFボリュームダイヤルを短押しでクイックメニューから選択して速度変更△ ファンクションボタン長押しで設定画面からも出来るが時間が掛かる、このためファンクションボタン>セレクトダイヤルでKYR ON/OFFボタン長押しで速度変更可能(これはマニュアルに記述のない裏技?)下の個別設定参照。
個別設定X 無〇 セレクトダイヤル長押しでいくつかのメニューから自分の好みで機能を割り当てられる、私はCW Keyスピードを割り当てたが変更するときにLCDにスピード表示が出ない なぜ?Fについて設定内容の表示が出るようにして欲しかった。
送信中の設定変更〇 送信中でもフィルター帯域や送信電力など大半の設定が可能X 送信中は不可能CWでオートCQ中などにパラメータを設定したくなることは多い。
マイクの取り付け、取り外し〇 LANケーブルと同じRJ45ジャックで取り付け、取り外し簡単△ ジャックはRJ45で同じだがフロントパネルをはずさないと取り付け、取り外し不可能Fのマイクコネクタはロックピンが壊れにくい構造で良し、Iは良くある壊れたLANケーブルのコネクタのようにロック部分が壊れやすい

 

期待している機能や、操作性は個人の使い方に左右されるところが大きいので、単純に良い悪いの比較はできませんが、◎を3点、〇を2点、△を1点、Xを0点とすると、IC-7000は70点、FT-857Dは52点という結果になりました。  

次は感度の比較を報告します。 つづく

 

IC-7000、FT-857D、FT-817ND受信特性比較-1

IC-7000M、FT-857DM、FT-817NDの3機種について、受信特性の比較をやってみました。 (以下、”IC-7000″, “FT-857D”)

まずは、隣接周波数からの妨害による、受信アンプの飽和特性を比べて見ました。 といっても私は高価な測定器を持っているわけではないので、感覚による比較だけです。 しかし、単に漠然とした比較では意味がないので、数値化してみました。

この試験のきっかけは、先日FT-857Dを購入した際に、オプションのIFフィルターを購入するべきかどうかという点でした。 FT-857DはIC-7000のようにIF DSP機ではありません。 アナログ機であり、AF段にだけDSPがついています。

このFT-857のAF DSPだけでも、フィルター特性がある程度期待できるので、オプションのIFフィルターは不要という声もありますが、AF DSPだけの場合、選択度特性にはある程度期待は持てるものの、IF段以降のアンプの飽和や隣接周波数妨害に対しては無防備であると思ったため購入しましたが、フィルターの有無でどれくらい隣接周波数の影響が変化するのか調べてみたかった点です。

どのような試験をやったかというと、まず試験対象のリグを7MHzのダイポールアンテナに接続し、S=9くらいの信号を受信します。 その状態で、もう一台のリグ、固定局で使用しているIC-756PRO2を6mのアンテナに接続し、7MHzでは全く同調は取れていませんが、数W程度の信号を発信。 CWの短点の連続を送信します。 数Wで非同調のアンテナに無理やり乗せていますのでほとんど電波は出ませんが、極至近距離にあるため、試験対象リグでは近傍局からの隣接周波数妨害としてのシミュレーションとすることが出来るものです。 その状態で送信側の周波数を連続して変化させ、試験対象リグで受信している周波数に、信号受信が困難になるまで周波数をUp側・Down側の両方から近づけていき、どれくらい近傍までS=9信号の受信が可能なのかを調べてみました。 つまり感覚的な評価ではありますが周波数範囲という数値への転換を行うことで比較を行っています。 使用した周波数帯は7MHz、モードはCWにて調査。 何度か繰り返し、大体同じような結果になりますので、ある程度の信憑性はあるかと思います。

この試験を

  • ケース1: FT-857D, DSP DBF ON(240Hz), IF BPF OFF(セラミックフィルタのみ)
  • ケース2: FT-857D, DSP DBF OFF, IF BPF ON(300Hzコリンズメカニカルフィルター)
  • ケース3: FT-857D, DSP DBF ON(240Hz), IF BPF ON(300Hzコリンズメカニカルフィルター)
  • ケース4: IC-7000, DSP NR OFF, IF BPF ON(300Hz DSP IF フィルター)
  • ケース5: FT-817ND, IF BPF ON(500Hz コリンズメカニカルフィルター)

の5つのケースについて比較してみました。 

また、上記の全ケースでDSP DNR(ノイズリダクション)はOFFとしています。

結果は、下のようになりました。

ケース条件妨害周波数範囲 (使用不可能な範囲)備考
1FT-857D
- DSP DBF ON(240Hz),
- IF BPF OFF(セラミックフィルタのみ)
- DSP DNR OFF
+2kHz/-900HzDSP DBF ONでの受信音に挿入損失を感じる
2FT-857D
- DSP DBF OFF
- IF BPF ON(300Hzコリンズメカニカルフィルター)
- DSP DNR OFF
+/-500Hz
3FT-857D
- DSP DBF ON(240Hz)
- IF BPF ON(300Hzコリンズメカニカルフィルター)
- DSP DNR OFF
+/-500HzDSP DBF ONでの受信音に挿入損失を感じる
4IC-7000
- IF BPF ON(300Hz DSP IF フィルター)
- DSP NR OFF
+/-1kHz

但しS=9+のノイズ +/-6kHz
5FT-817
- IF BPF ON(500Hzコリンズメカニカルフィルター)
- もともとDSP DNR無し
+/-800Hz

ケース1のAF DSP BPFのみの時と、ケース2のIF BPFのみの時との比較から、FT-857DについてはIF BPFが、予想通り、隣接信号に対して大きな効果があることの確認が取れました。 オプションのIF BPFは単に選択度特性改善のためではなく、隣接妨害からのプロテクトによるIF BPF以降の抑圧・飽和防止のほうに意味があると考えることができると思います。

それから、ケース3のようにIF BPFとAF DSP BPFの両方を使う場合ですが、AF DSPをONにすることにより受信レベルが下がり、挿入損失があることを明らかに感じます。 このため、受信音の明瞭度と隣接妨害の点でケース2が一番良いと感じました。

そして注目すべきはケース4のIC-7000です。 隣接周波数からの妨害に対しての利用不能範囲は明らかに違います。 こんな至近距離で出てくる妨害信号は可能性として低いとしても、IC-7000では信号は聞こえるものの、+/-6kHzで信号以外のノイズが、S=9+で非常に強力に聞こえるため、信号自体が非常に聞き取りにくくなります。 私の予想はまったく異なっていました。 IC-7000のIF DSPのほうが、切れがシャープで、はるかに隣接妨害に強い気がしていたのです。 IC-7000も、IF DSPとはいえ、トリプルコンバージョンで落とした最後のIF段でのDSP処理です。 いくら、IF DSP回路のフィルターの切れが良くとも、また数10Hzくらいの帯域にカットしても、それが前段アンプで飽和していたら、すでにノイズだらけで、抑圧を受けた信号を切り出しているに過ぎず、強大隣接信号への対策という意味では何の意味もありません。 IF DSPに入る前で飽和していなければ(通常の入力レベルでの運用であれば)IF DSPのフィルターの切れ、安定性、帯域の可変性は、もちろんすばらしいものになります。 今回使用した周波数は、7MHzですのでプリアンプはOFFにしています。 さらにATTを入れても全体ノイズは減るものの、隣接妨害からのノイズレベルの変化(信号とのSN比の変化)はありませんでした。 また、CW・SSB信号の回路では、各3段階のミキサー後段のクリスタルフィルターには15kHz帯域のものが使われているようです。 +/-6kHzでの高レベルなノイズはちょうどクリスタルフィルターの帯域幅に近く、おそらくIF段での飽和があることが予測できます。 各RF/IF段でのレベル配分もあると思いますが、やはりIF BPFでの絞り込みは、隣接信号による受信系の飽和・抑圧の結果に相当な影響があるようです。

ケース5のFT-817NDですが、これもIF BPFがよく効いており、隣接妨害には強い結果が出ています。 ただこちらに実装しているIF BPFは500Hz帯域ですので少しだけ、影響を受ける範囲が広くなっていますが、300Hzのものを使えばFT-857Dとほとんど同じ結果になったものと思われます。

次は機能、操作性の比較試験を行ってみました。  受信特性比較の-2はもう少しお待ちください。

つづく

 

FT-857導入

先週の土曜日に、FT-857を導入しました。

FT857

購入で最後まで比較したのはFT-897でした。 富士無線のおやじさんによると、内部の回路は同じということで基本性能は同じ。 富士無線は展示されているリグがラッピングされているので、別の 店で数時間かけて操作方法を触りながら勉強・・・・・FT-897とFT-857の操作を比べてみました。 FT-897のほうが大きいし、操作性も良いのですが、実際に操作する上での 違いは、RITのダイヤルが単独になっていることくらいしか、両機に差の無いことがわかりました。 しかし、FT-897の持つ雰囲気というか、前面パネルが結構気に入っていたので、どちらにするか悩みました。 結局、私の場合はこのFT-857のコンパクトさが、重要になる運用形態が多く、FT-897はあきらめざるを得ませんでした。

FT-857は、IC-7000と違ってIF DSPではないので、IF段での選択度改善のために、コリンズメカニカルフィルター2種類、SSB用のYF-122SとCW用のYF-122CN(300Hz帯域)を購入。 FT-817ではCWフィルターは、YF-122Cで500Hz帯域を導入しましたが、今回は海外、コンテストでの使用を考えて、300Hzとしました。 AF段でのDSPだけでも、選択度だけを考えた場合の効果は十分と思いますが、IF段での隣接からの信号や、近傍局からの信号での飽和や抑圧には無防備。 このフィルターで、少しは効果が期待できるのではないかと思います。 有り無しの状態で比べていませんので、本当のところは、どうか判りませんが。

ft857_filter

左下に2つのIFフィルタを装着。

それから、私のHFの移動運用の友、アンテナチューナ FC-40もあわせて購入。

fc40

FC-40は、ICOMのAH-4よりも、1まわりも、2まわりも小型で、持ち運びは、こちらのほうが、ずいぶんと楽です。 ATUからのアウトプットの高周波のHot側端子と、グランド側端子が同じ側面で出ているのは、AH-4と違ってちょっと違和感がありますが、そのうち慣れるでしょう。 同軸とコントロールケーブルが、あらかじめ短いものが取り付いているのは便利です。 AH-4の場合は全部自分で作る必要があるので。 ただ、コントロールケーブルの8PinのミニDINコネクタは抜けやすくないのか、少し心配です。

これから、移動運用に備えて、ゴム脚や、アンテナライン、グランドラインのギボシ端子などを取り付けて準備していきたいと思います。

FT-817に続いて、最近私の嗜好は八重洲よりになってきています。