HOTACA(穂高)ソフトウェア


HOTACA (Hamlog Output Transform AppliCAtion : ハムログアウトプット変換プログラム「穂高」)

最新版はVer. 2.4  2017年9月22日版です。

日本でアマチュア無線家のデファクトととも言えるログソフト 「Hamlog」の出力データからSOTAのデータベースにアップロードするデータへ自動で変換してくれるソフトウェアを開発しましたので公開いたします。 名前はHOTACA(穂高)と言います。

既にSOTAの運用、活動されている方々はご存知の通り、山頂で運用した、または山頂移動局とQSOしたログデータをSOTA Databaseに登録することで、自分の登頂記録とその場所での運用データを記録として残すことが出来ます。 データベースへの入力は、このページにて説明しているように、QSOデータが多い場合は一括して、CSVファイルにてデータベースにアップロードすることが出来ます。

しかし、CSVファイルの作成はHamlogを使って作成しても、その後のフォーマットの成型は、相当な慣れや表計算ソフト(Excelなど)の使い方に精通している必要があります。 また、うっかりフォーマットを間違えてしまうこともあるでしょう。 このため、この度、HamlogからCSVとして出力したデータを自動的にSOTAでアップロードできるCSVファイルに変換するソフトウェアを作ってみました。

HOTACA(穂高)のインストールや操作に際し、まずこのページにてデータベースの登録方法や操作方法を知っておく必要がありますので、初めてSOTAのデータベースに登録される方は、事前にお読みになることをお勧めします。

また、HOTACA(穂高)の使用に当たっては、作者であるJH0CJHは、一切の責任・義務を負いませんので、自己責任でご使用ください。 ただし、コメントやご要望は送ってください。 今後の改良、改善の参考にさせていただきます。 jh0cjhアットマークjarl.comでも、このSOTA日本支部の「問い合わせ」フォームから送っていただいても結構です。

 

.NET Framework 4.6のインストール

Windows 10 Homeバージョンの場合 .NET Frameworkはあらかじめインストールされていますので、あらためてインストールは必要ありません。 下の「HOTAKA(穂高)のインストール」にお進みください」

HOTACAのインストールの前に、「初回だけ」マイクロソフトの.NET Frameworkをインストールする必要が有ります。 これは一回だけインストールすればOKです。 毎回入れる必要はありません。 もしかしたら、既にインストールされている可能性も有ります。 このインストールには、ネットワークやPCの速度にもよりますが、15~20分ほど時間が必要です。

ワ ンポイント: HOTACA(穂高)はマイクロソフトVisual Studio C#にて作成していますので、.NET Frameworkが必要です。 最近のWindowsでは.NET Frameworkがすでにインストールされているものもあるようですが、古いWindows OSを使っている方もしくは、.NET Frameworkのバージョンが古い方、もしくは.NET FrameworkがインストールされていないPCをお使いの方は、HOTACA(穂高)のインストールの前に、下記のように.NET Frameworkをマイクロソフトのサイトからインストールを行います。 この場合は、インストールに15~20分ほどかかる場合がありますのでご注意ください。 

下記のマイクロソフトのサイトにアクセスします。

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48130

dotnet1

ダウンロードをクリックします。

下記のような確認画面が出ますので「ファイルを保存」で保存します。

dotnet2

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールをスタート。

ライセンス条項への同意画面が出ますので、左にある「同意する(A)」をチェックして「インストール」をクリック。

dotnet3

下の画面のようにインストールが始まります。

dotnet4

インストール完了の画面が出て完了です。

 

 

HOTACA (穂高)のインストール

下記のリンクからHOTACA(穂高)の最新版をダウンロードしてください。 ダウンロードするファイル形式はZIPにて圧縮されたファイルです。

hotaca_setup.zip (HOTACA version 2.4   2017年9月22日リリース)

上のリンクをクリックすると下記の確認画面が出ますのでファイルを保存します。 プログラムで開くでもOK。

dl

このファイルをダウンロードして、解凍すると下記のような構成で解凍されます。

unzip

この中のsetup.exeをダブルクリックして実行します。

HOTACA(穂高)のインストールが始まります。

install1

「次へ」をクリック

インストールする場所を選びます。

install2

「次へ」をクリック

install3

これでインストール完了。 これは数秒で完了です。

自動的にHOTACA(穂高)がスタートします。

hotaca

 

 

HOTACA(穂高)の実行に際しての事前準備

HOTACA(穂高)の機能はHamlogにて作成したCSVファイルをSOTAでアップロードするCSVファイルに変換することです。

このため、HOTACA(穂高)の使用に際しては、まずHamlogからSOTAのデータベースにアップロードする部分のログを出力しておく必要があります。 このページの3.2項にて説明している、HamlogからCSVファイルの作り方を参考にCSVファイルを作成しておいてください。

ワンポイント: Hamlogから出力したCSVファイルやHOTACA(穂高)で変換した後のCSVファイルを表計算のExcelで開いた場合、データ内容が勝手に書き換えられる場合があります。 これはExcelのおせっかいな機能のために起きる現象で、特に日付が 20/08/15  (2015年8月20日)であったものが、2020/8/15と年と日が入れ替わったり、ゼロが抜けたりします。 時間についても 0120 (01時20分) という表記が 120 に書き換わったりします。 勝手に書き換わることを避けるためには、一旦Excel で開いた場合でも、そのまま保存せずに廃棄することをお勧めします。 CSVファイルを修正する場合はメモ帳やテキストエディターで行う方が良いでしょう。

 

HOTACA(穂高)の使い方について

HOTACA(穂高)の起動はデスクトップに作られたショートカット、もしくはスタートメニューからHOTACA(穂高)のアイコンをダブルクリックすることで実行されます。

起動後の画面

hotaca

 

HOTACA(穂高)はVer. 2以降ChaserとSWLのログ作成にも対応しました。 HamlogでSWLのログを取っている人がどれだけいるか判りませんが一応Chaserとほとんど同じでCSVファイルの形式が違うくらいなので機能追加をしました。

Activatorの場合がほとんどだと思いますので、Activatorでの使用方法を説明します。

Activatorログの作成方法

まずは、先ほどHamlogにて作成したCSVファイルをHOTACA(穂高)に読み込ませます。

画面左上の「ファイル」メニューから「Hamlogデータ読み込み」をクリックします。

hotaca2

ファイルの選択画面が現れますので、先ほどHamlogにて出力した「CSVファイル」を指定します。

fileselection

ファイルを指定して、「OK」をクリックします。

もしくは、HOTACA(穂高)のウィンドウにCSVファイルをドラッグ アンド ドロップします。

dragdrop

HOTACAはVer. 2.2からドラッグ アンド ドロップに対応しました。 Hamlogで出力したCSVファイルをHOTACA(穂高)の画面上にドラッグ アンド ドロップすることでCSVファイルを読み込むようにしました。

次に、自分の運用した「コールサイン」を入力します。

ワンポイント:  SOTAのアワードや得点は、運用した本人に対して与えられるもので、コールサインに対して与えられるものではありません。 このため違うコールサイン(例、自分が運用したクラブ局のコールサインなど)を使っても得点加算や登頂の記録が可能です。

次に、「運用したSOTAの山岳ID番号」(Reference番号)を入力します。 この入力は例にあるように支部コードからの入力が必要です。 また都道府県をあらわすリージョンコードの2文字との間はスラッシュ「/」、そしてリージョンコードと山岳番号の間はハイフン「-」が必要です。

ID

次は必須の入力項目ではありませんが、相手局がSOTAで運用していた場合の相手局SOTA ID番号をHamlog上で入力している場合はそのSOTA ID番号を持ってくることができます。 これによって自動的にS2S (Summit to Summit)の登録ができます。 ただHamlogではこの相手局のSOTA ID番号をどこに入れておくかは人によって異なりますので、Remarks1 とRemarks2を選ぶことができるようにしてあります。 相手局のSOTA ID番号がRemarks1 に入力してあった場合は「Remarks1」ボタンを選択します。

そして「変換」ボタンをクリック

hotaca3

こんな完了画面が出て完了です。

hotaca4

先ほど選択したCSVファイルと同じ場所に、SOTA DatabaseにそのままアップロードできるCSVファイルが作成されます。 作成されるCSVファイルはUTCの日付ごとに作成されます。

hotaca5

このように2つの日付が違うファイルができました。

ワンポイント: 日付ごとにCSVファイルを出力するようにした理由は、SOTAデータベースにCSVファイルでアップロードする場合はQSOの日付(UTCでの日 付)が違っていても同じ日付でアップロードされてしまいます。 日付がまたがる場合は2つのCSVファイルに別けてアップロードする必要があるためです。 日本時間の場合 は朝9時までと、朝9時以降を分割する必要があります。

あとはこの作成されたCSVファイルをSOTAのデータベースにアップロードするだけです。

hotaca4

HOTACA(穂高) Version1.4以降、SOTAのデータベースに直接アクセスできるボタンをにつけました。 ボタンをクリックすることで直接Webブラウザが開いてSOTAデータベースサイトに行くことができます。

 

Chaser、SWLログの作成方法

基本的にはActivatorと同じです。 上部にある「Chaser」タブを選択します。

hotaca5

「あなたの運用したコールサイン」と「相手局の運用したSOTA ID番号」の場所を指定します。 相手のSOTA ID番号がHamlogに入れていない場合は、「下記」ボタンを選択し、相手局のSOTA ID番号を指定して入力することもできます。

SWLの場合も同様です。

hotaca6

 

HOTACA(穂高)がやっていること

このソフトウェアHOTACA(穂高)がやっていることは次の内容です。

  1. Hamlog出力のCSVファイルに抜けているデータ(山岳REFコードと自分の運用コールサイン)の追加
  2. Hamlog出力のCSVファイルに日本標準時(JST)と世界標準時(UTC)が混在していても、日付と時間を世界標準時(UTC)に自動で換算
  3. 日付フォーマットをYY/MM/DDからDD/MM/YYへ変更
  4. 時間データから「:」、「J」、「U」の不要な文字の削除
  5. モードについては、下記のSOTA指定のモードに設定
    • AM (Hamlog内のAMだけを充当)
    • SSB (Hamlog内のSSBだけを充当)
    • CW (Hamlog内のCWだけを充当)
    • FM (Hamlog内のFMだけを充当)
    • Data (Hamlog内のRTTY, RTY, PSK, PSK31だけを充当)
    • Other (Hamlog内の上記以外のものすべてを充当)
  6. 周波数フォーマットについては、小数点付きのどんな数字であっても、下記の表記にバンド表記を統一して変更します。 また、MHzの文字も追加します。 (たとえば、1.910を1.8MHzに、また430.20を433MHzに変換します。 これは現在SOTAデータベースに入力する際の選択肢に合わせてあります。 このため、日本でライセンスされるのは2.4GHz帯ですが、現在SOTAのデータベースでは2.3GHzしか選択できないため、2.4GHzも2.3GHzと表記するようになっています。)
    • 1.8MHz
    • 3.5MHz
    • 7MHz
    • 10MHz
    • 14MHz
    • 18MHz
    • 21MHz
    • 24MHz
    • 28MHz
    • 50MHz
    • 144MHz
    • 433MHz
    • 1240MHz
    • 2.3GHz
    • 5.6GHz
  7. 以上の処理のあと、Hamlog出力のCSVファイルからSOTA入力のCSVファイルに必要なデータの抽出と並べ替えを行いCSVファイルを出力
  8. 日付が違う部分は別々のファイルとして出力

 

 

 

注意すべきこと、その他

  1. 上記周波数以外には対応していません、1MHz以下の長中波、10GHz以上のマイクロ波には対応していません。 必要があれば追加しますので連絡ください。
  2. モードについて自分はSSBをA3jとかCWをA1としてハムログに入力しているというような方が居られましたら、モードの変換等に対応いたしますので連絡ください。 SOTAデータベースでは入力できるモード名が決まっていますのでSSBやCW等の表記への変更が必要です。 一番気になるのはDataモードです。 現状ハムログのRTTY, RTY, PSK, PSK31という表記に対してだけDataという表記に変更しています。
  3. SOTA Databaseへの自動アップロード機能はありません
  4. すでに変換されたファイルが存在しているときに、再度同じHamlog出力のCSVファイルを変換すると、存在しているデータに追記しますので、何らかの理由で同じファイルを変換する場合は、先に変換したファイルを削除してからやってください。

 

 

リリースノート

  • Ver. 1.0 : 2015年10月3日リリース
  • Ver. 1.1 : 2015年10月4日:バグの修正
  • Ver. 1.2 : 2015年10月5日:SOTAデータベースの周波数表記の選択肢に合わせた。一度出力させた後、連続してHamlogのCSVファイルを読み込んで出力させるときに異常終了する問題を解決。
  • Ver. 1.3 : 2015年10月7日:周波数範囲指定の見直しによるバグ修正。その他の改善点として、コールサイン入力欄、山岳ID入力欄にて日本語IMEを動作しないようにした。倍角文字入力の禁止のため。
  • Ver. 1.4 : 2015年10月16日:SOTAデータベースを直接呼び出せるボタンを設置、その他の細かな修正。
  • Ver. 1.5 : 2015年10月17日:ハムログからの出力データにUTCとJSTが混在していても自動でUTCに変換するようにした。 このためHOTACA(穂高)の画面から時刻設定の場所を削除。 またModeについてもSOTAのデータベースに指定があるため、これに合うように修正した。
  • Ver. 2.0 : 2015年10月24日:ChaserとSWLのログ生成もできるようにしました。またActivatorで運用した場合のS2S(Summit to Summit)でQSOをした場合、相手局のSOTA ID番号をHamlogのRemarks欄に入れた時、そのデータを収集できるようにしました。
  • Ver. 2.1 : 2015年11月23日 : UTCでログを読み込ませた時のバグ修正。 Ver. 2.0にした時に修正漏れがありました。
  • 同じVer.2.1ですが、インストーラを変更しました。こちらの方がインストールされる場所が指定できるのでわかりやすいと思います。旧版をWindowsのコントロールパネルからアンインストールしてからインストールしてください。
  • Ver. 2.2: 2015年12月20日:HOTACAはVer. 2.2からドラッグ アンド ドロップに対応しました。 Hamlogで出力したCSVファイルをHOTACA(穂高)の画面上にドラッグ アンド ドロップすることでCSVファイルを読み込むようにしました。
  • Ver. 2.3: 2017年1月22日:各月の1日のJST 00:00から08:59までの交信データをUTCに変換する際に、日付が正しく変換されなかったバグを修正しました。 3月1日のJST 00:00から08:59までの交信の場合、29日に戻すか、28日に戻すかの判断が「うるう年」かどうかで異なるのですが、Hamlogからの出力データの「年」が下2桁だけのため年数字からの判断ができないため、悩んでしまいましたが、リアルタイムで今の年が「うるう年」かどうかを判断することにしました。 HOTACAの使用する状況から、年を越えて変換するようなケースはほぼ無いと思いますので問題ないという理解です。
  • Ver. 2.4: 2017年9月22日:1200MHz帯での周波数変換方法のバグ修正。 1200MHzでは日本でライセンスされる周波数帯域が1260MHzから1300MHzであり、この中の周波数をSOTAで規定されている1240MHzに変換しておりましたが、Hamlog上で1200MHzと入力されるケースもあるため、1200MHzから1300MHzの範囲の周波数を1240MHzと変換するようにしました。

 

 


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