山岳移動用軽量ダイポールアンテナ改良

2か月ほど前に山岳移動用の軽量ダイポールアンテナの製作を行いました。

この時アンテナエレメントをバランに取り付ける時に、少しアンテナエレメントをつぶしてバランにねじ込むことで固定していましたが、毎週のように使い込んでいるとだんだん遊びも増えてしまい、エレメントが簡単に抜けてしまうようになりました。 これは危ないので、いまはエレメントの固定方法を少し変えています。

この写真のように、小さな目玉クリップ2つをゴムでつないで、エレメントの両側に取り付けています。

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ゴムの張力で2つのエレメントをバラン側に引っ張って抜けるのを防止しています。

これでエレメントが空から降ってくることはありません。

 

神奈川県秦野市三ノ塔山頂

神奈川県秦野市三ノ塔山頂(JCC#1112)

昨日は会社の宴会があり、今日は朝5時に目覚ましをかけたのですが、起きれませんでした・・・・・ 笑

起床したのは7時。 それから用意をして出かけたのが8時前。 小田急線の秦野駅に着いたのが8時半ころになってしまいました。 今日はいい天気なので、「ヤビツ峠」行きのバスは何本も臨時が増発されていました。

ヤビツ峠に到着したのが9時30分くらいになりました。

ヤビツ峠のバス停にはこんなにきれいに色づいたモミジがありました。

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9時半から三ノ塔への登山スタート。 最初はヤビツ峠をそのまま1.5kmほど下ります。

表尾根登山口から三ノ塔方向に左折して、そこから登りが始まります。

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登山道でも紅葉がきれいです。

こんなガレ場も登ります。

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そして、11時に「二ノ塔」、標高1,144mに到着。

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向こうに見えるのは三ノ塔の山頂。 結構広い休憩所がありましたが、とりあえず三ノ塔も見えているので、そのまま継続。 二ノ塔から少し下ってまた登り。 二ノ塔からは、20分ほどで三ノ塔の山頂に到着。

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三ノ塔の碑。 標高1,205mです。

三ノ塔の山頂では、休憩場所などを大々的に工事中でした。 おそらく塔ノ岳のような広い休憩場所にするのではないかと思います。

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山頂は広いので一角に陣地を張って運用準備。

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右隅の三角の椅子は先週仕入れた小型の折りたたみの椅子です。 これがちょうどベンチに並べたリグと高さがマッチング。

アンテナも設営。 風が凄いので、ダイポールを取りつけたケーブルキャッチャーがしなっています。 交信中に何度かケーブルキャッチャーの引き延ばした部分が風で緩んで、アンテナ全体がスルスルと落ちてきてしまいました。

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向こうに見えるのは大山です。

11時半から運用開始。

三ノ塔もロケは抜群でCQ一発目から呼ばれました。 しばらくSSBで運用し、おなかが空いてきたころにCWに移行。

CWで運用しながら、おにぎりで昼食。

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今日も、下山の時間を考えて、14時までフルに運用しました。

それにしても今日は風の強い山頂でした。

こんな感じです。(クリックで動画)

video

本日の結果

  • 50MHz SSB : 31 QSO
  • 50MHz CW : 6 QSO

合計 37 QSOとなりました。 先週の塔ノ岳と似たロケーションであり、関東方面には抜群のロケーションでした。

本日のルートです。 下山は戸川方向に下り、大倉バス停から帰りました。

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これは高度、三ノ塔の前の尖っているところが二ノ塔です。

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本日の歩行距離は9km、歩数は17,000歩でした。

本日も秋晴れの中、皆さんに呼んでいただき、楽しい一日になりました。 ありがとうございました。

 

神奈川県秦野市塔ノ岳山頂

神奈川県秦野市塔ノ岳山頂(JCC#1112)

今日も丹沢の登山+無線に出かけてみました。 向かう山は、丹沢の「塔ノ岳」、標高1,491mです。 私が今まで登った丹沢の山の中では一番高い山になりました。

朝5時に起きて、今日はバイクで丹沢山系の登り口、「大倉」まで行きました。 渋沢駅からのバスで行く場合は、始発が7時半くらいで遅いので、山頂で無線をする時間が短くなってしまいます。 このため、まだ暗いうちからバイクで出かけました。 「大倉」のドングリハウスにバイクを停めて、6時半に登山スタート。

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登山道を登り、どんどんと高度を上げていきました。

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下のほうはモミジもまだ青々としていましたが、標高1,000mを超えるあたりから紅葉も始まりました。

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この紫色の花は畦ヶ丸で紹介したイワシャジンではありません。 これはリンドウの花。 きれいに咲いていました。 花言葉は「誠実、正義」

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向こうに見えるのは丹沢最高峰の蛭ヶ岳1,673m

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こういう階段が延々と続くので疲れます。

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そして9時半に塔ノ岳、1,491mの山頂到着。 「大倉」から3時間かかりました。

山頂は朝も早いので、まだあまり人はいません。 お昼ころにはここが登山客でいっぱいになりました。

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山頂の碑。

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下の写真は富士山方向。

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拡大してみると・・・・・

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写真では見えにくいのですが、白い山のような形をした雲のすぐ左に富士山の山頂だけが見えます。 もっと空気が乾燥してくるとよく見えるのでしょうが少し残念。 でも富士山頂に初冠雪した雪が見えます。

富士山を見た後は、すぐにアンテナ設営。

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山頂も広いので隅っこに陣取って、人に迷惑をかけずに無線が出来ます。 ちょっとアンテナが傾いてますが、気にしない、気にしない。

これはリグ。 いつものFT-817ND。 今日はSSBとCWでQRV。

shack

さすがに関東一円が見渡せる抜群のロケーションでガンガン呼ばれました。 他の丹沢の山とは違います。

運用中にパラグライダーが飛んできました。 正面は大山。 大山も少しだけ見おろす感じです。

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たくさんの方に呼んでいただき、14時まで4時間、運用しました。

  • 50MHz SSB : 75 QSO
  • 50MHz CW : 10 QSO

合計 85 QSOとなりました。 久しぶりに50MHzでこんなに呼ばれた気がします。

撤収後、14時半に下山開始。 帰りは2時間で「大倉」まで戻りました。

本日のルート。 登りと下り同じルートです。

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これは高度。 同じルートなので完全なシンメトリー。

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歩数は20,600歩。

「塔ノ岳」、登るのは厳しい山でしたが、関東一円が見渡せるこの場所での運用は、それだけの価値があります。 凄いやつです。

秋晴れの中、楽しい1日でした。 多くの方に呼んでいただき、ありがとうございました。

 

2014年全市全郡コンテスト

JARL主催の今年最後のコンテスト、「全市全郡コンテスト」に24時間参戦しました。 土曜日は朝から家族サービスで、ゴマを十分にすっておいて・・・・ 何しろ、24時間無線機の前から離れずにモールス信号を聞き続けるので・・・・、食事もカミサンに持って来てもらわないといけないので大変です。

参加部門は、昨年と同じく 7MHzのCWシングルオペ部門。

昨年僅差でCRPさんに負けたことをまたもや「ふつふつと」思い出しました。 今年は出ていなかったのか聞こえませんでした。 そういえばハムフェアでは全市全郡の日は都合が悪いと言っていたような・・・・・ まあ、不戦勝も勝ちは勝ちだし・・・・・ 笑

土曜の21時開始。 非常にコンディションが良く、期待に胸が膨らみます。 日付が変わるころにコンディションが次第に落ちましたが、昨年よりも100局位多いスタートになりました。 まじめに毎日聞いている訳ではありませんが、ここ最近このような夜の7MHzは無かったような気がします。

コンディションも0時を過ぎて落ちてきていたので休憩。 開始後3時間で昨年を100局も上回ったことで、気持も大きくなって、少し寝ることにしました。 1時就寝。

4時起床。 まだコンディションは夜のままで、あまり聞こえません。 6時ころにだんだんと開けてきましたが、途中でなぜかコンディションが急に悪化。 昼も午後も近場も遠方も聞こえず、なんとなく期待外れなコンディションになってしまいました。 昨年の結果のグラフを見ながら続けましたが、昨晩の100局ほどの貯金がどんどん無くなり、ついに5時ころには昨年のペースと同じになってしまいました。

最終的に、局数は昨年を超えましたが、マルチが全然だめです。 昨年の反省を振り返りながら参戦していましたが、コンディションがここまで悪いとどうしようもありません。

おまけにリグも、こういう大事な時に限って電源部分の調子悪くなるなど、散々でした。

たくさんの方に呼んでいただきました。 コンディションが悪く何度も「NR AGN」などを繰り返しましたが、お付き合いいただき誠にありがとうございました。

 

Summits on the Air

みなさん、Summits on the Air (SOTA) というものをご存知でしょうか?

sota logo

Summits on the Air (SOTA)はアマチュア無線のアワードプログラムで、全世界の山にID番号を振りあてて、自らその山頂でのアマチュア無線の運用を行う、またその山岳移動局との交信を行うもので、今は世界的に広がっているIslands on the Air (IOTA)の山岳版といったところです。

http://www.sota.org.uk/

2002年にイギリスに本部を置いて設立され、欧州、北米を中心に各国に支部をおいていますが、残念ながら日本にはまだ支部がありません。 このため、日本にもSOTAの支部を作ろうという海外のSOTAメンバーがおられ、このメンバーと打ち合わせを持つため、昨日恵比寿のビアステーションにて、「山と無線」で有名なJI1TLL須崎さんとともに情報交換の場を持ちました。

SOTA JP

ご存知の通り日本には、山が多くあり、アマチュア無線家も多くいます。 このためアマチュア無線の山岳移動を支える、「山と無線」、「山岳移動ランキング(山ラン)」など、山岳移動局の情報交換の場や、表彰・奨励活動を行っている歴史ある組織があり、現在でも活発に活動しています。 SOTAにとっては「こんなに活発な国なのに、なぜ日本でもSOTAプログラムをやらないの?」というところだと思います。

私は最初にこの話を聞いた時は、まず山ランで行っている活動とのダブりから来る混乱を心配しました。 このため、もしSOTAを日本でもやっていく場合は、混乱を避けたり、山ランのメンバーの方のモチベーションに影響を与えないように、ルールをできる限り共通化したほうが良いのではないかと思いました。 しかし、山と無線のメンバーの方や、山ランのメンバーの方からいろいろと教えていただいたところ、基本的に山ランの活動は一般に言われるアマチュア無線の「アワード」とは別のものであり、その目的は「山岳移動を通じた体力と精神力の鍛錬」にあることを教えていただき、ルールの共通化は難しいことが判りました。 つまり、全く別のものであることで逆にSOTAのルールをそのまま日本に持ち込むことが可能ではないかと思われます。

しかし、このSOTAのアワードがどれだけ日本に受け入れられ、広く浸透するかは少々疑問も残ります。 基本的には英語でのアワード申請が必要ですし、同様のアワードであるIOTAもそれほど日本で活発ではないように思います。 さらに、山での移動は基本がQRP運用、日本での山岳移動はHFよりもV/UHFでの運用が主体であり、海外DXとのQSOは非常に少ない状況です。 しかし、実は私がこの話を聞いた時に、とても魅力に感じたことが一つあります。 それは、この「山のID番号」です。

私はCWでの運用が好きですが、山岳移動をやっていて思うのは、山の名前を送信することの大変さです。 大山(ooyama)くらいなら、CQ de JH0CJH/1 JCC 1115 mt ooyama pse k くらいで済みますが、先週登った、畦ヶ丸(azegamaru)とか、檜洞丸(hinokiboramaru)、加入道山(kanyuudouyama)などの山の名前をCWで送信するのは考えただけでも大変です。 受信するほうも、これだけの長さの固有名詞を一発で取るのは大変でしょう。 このため、私は山岳移動ではSSBでも積極的に出るようにしています・・・・笑。 この山の名前が、市郡区町村のJCCやJCG番号、また道の駅や湖沼アワード、温泉アワードのようにID番号で送出できたらどんなに楽だろうと思います。 この点にとても惹かれています。 「山岳移動でのCW好き」の人ならば判っていただけるかと思います。 それではそういう人が一体どれくらいいるのかは、こちらも甚だ疑問ではありますが・・・・

SOTAのルールについては詳細な取り決めがあり、General Ruleと呼ばれる、基本的なルールがイギリス本部で取り決められており、さらに支部ごとにローカルルールが決められることとなっています。

アワードは山岳移動運用者(Activator)、その相手局(Chaser)、SWLの3者の立場で構成され、自然保護、他人に迷惑をかけない運用を基本に、自力での登山が必要で、車両・商用電源・化石燃料を使った発電機などを使わない運用が規定されています。 山岳移動局の得点も運用する山の高度で得点が違い、季節によっても差があり厳寒期は高くなっています。 このあたりの取り決めは、また後日紹介したいと思います。

最近、日本でも海外の相互運用協定が結ばれている国が増えており、これら相互運用協定が結ばれている国の方にも簡単に日本のライセンス、コールサインが発給されています。 この中には結構、山岳無線運用が好きな方がおられるようです。 これは大半が旅行者であったり、一時的な滞在者である、この方たちが日本で運用する時に広大な土地にタワーを建て巨大アンテナを上げて運用できるとは考えにくく、結果として山からの運用という形になることも良く理解できます。 このため、何とかSOTAの日本導入に協力していこうと思っています。

このSOTAに興味をお持ちの方がおられましたら、連絡をいただけましたら、次の打ち合わせや、今後の活動について連絡いたします。 電子メールは、私のコールサイン アットマーク JARL.comでOKです。

 

神奈川県足柄上郡山北町畦ヶ丸山頂

神奈川県足柄上郡山北町畦ヶ丸山頂(JCG#11002E)

今日は、先週の不老山に続いて、西丹沢に行ってみました。 目指す山は「畦ヶ丸(あぜがまる)」、標高1,293mです。 丹沢の西の端で、山梨との県境に近いところです。

先週と同じ5時起床、小田急線で新松田駅まで。 これまた同じ「西丹沢自然教室」行きのバスに乗って、今日は終点の西丹沢自然教室まで行きました。 新松田から西丹沢自然教室までは距離もあるので、1時間以上かかります。 バス運賃も1,000円以上です。

西丹沢自然教室で登山者カードを出してから8時45分登山開始。 すぐ見える鉄製のつり橋を渡り、「西沢」沿いに登りました。

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写真は振り返って撮った写真なので、畦が丸とは逆方向ですが、高い山はどれも雲の中に入っています。

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「西沢」にはこんな木の橋がところどころに架かっていて、沢の両岸を渡りながら登りました。

結構急な鎖場などもありました。

登山道にはこの季節に咲く、「イワシャジン」という花がきれいに咲いていました。

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高度が1,000mを超えると、紅葉している木が少しずつ出てきました。

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こんなブナ、ミズナラの尾根を登りました。

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モミジの木もあって、きれいな紅葉が始まっています。 モミジの葉だけを集めて少し演出。

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11時15分にようやく、「畦ヶ丸」の山頂、標高1,293mに到着。 ガイドブックでは3時間でしたが、2時間半で登れました。

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山頂にはこんな石碑もありました。

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これは、三角点。

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山頂にはベンチが1つだけありましたが、たくさんの人が来ると思われたので、長時間ベンチを確保している訳にも行かないので、山頂の隅にビニールシートを張って場所を確保。

5m高のダイポールアンテナを上げました。 山頂はふもとから見たように雲の中です。

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これはいつもの相棒、FT-817ND。 今日も紙ログです。

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11時半から運用開始。 SSBで何局か交信した後、CWに移っておにぎりを食べながら運用していました。

東京から来たという山ガールに何をやっているのかと聞かれ、説明してあげました。 海外とも交信できると言ったら本当に驚いて、「宇宙人から声を掛けられたことは無いのか?」と聞かれました・・・・・面白い人たちです。

下山にも時間がかかるので、13時半になると誰も山頂にはいなくなり、私も14時まで運用し、すぐに撤収しました。

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結局、今日はずっとこんな感じで、霧の中でした。

下山は来た道とは逆に、「大滝橋」の方向に降りることにしました。

途中で、不覚にも朽ちた方向標識のため、道を誤ってしまいましたが、何とか間違えた場所まで戻ってさらに下山。

途中のいくつかの沢は水もきれいで、少し休憩して沢の水を飲みたいところでしたが、道に迷って30分ほどロスしてしまったので仕方なくスルー。 4時半に「大滝橋」のバス停まで戻ることができました。

これが今日のルートです。

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これが高度。 結構山頂まで急な登りです。

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本日のQSO結果

  • 50MHz CW : 8 QSO
  • 50MHz SSB : 16 QSO
  • 50MHz AM : 1 QSO

合計25QSOでした。

今日の歩数は23,357歩でした。

そして今日の教訓、「道を間違えたと思ったら、自分で納得できるところまで必ず戻る」です。 これ以上の解決策はありません。 日々の仕事の仕方、生き方にも通ずるような教訓です。