神奈川県足柄上郡山北町菰釣山

神奈川県足柄上郡山北町菰釣山(JCG#11002E, SOTA#JA/KN-005)

連休初日の今日は5年ぶりに西丹沢の菰釣山に出かけてみました。今年は熊の出没が多く少し不安なところもありましたが、菰釣山近辺での熊の目撃情報は無いようでした。

朝6時に家を出発、道志街道を抜けて菰釣山の登り口にあるキャンプ場に8時少し前に到着。車をキャンプ場に停めて歩きました。

それにしてもキャンプに車が多いこと、本当にびっくりです。この時間でキャンプ場にこんなに人がいるということは金曜の夜からの宿泊なのですが、ほぼキャンプ場満員の状態でした。

こんな感じの林道を歩きます。もみじの紅葉がきれいです。

2kmほど林道を歩くと向こうに尾根筋が見えてきました。 あの遠くに見える尾根筋が菰釣山までの稜線になります。

ちょうどこの林道の突き当りから枯れ沢を登ります。急坂の枯れ沢で結構厳しい登りが延々と続きます。

枯れ沢を途中で左方向に曲がるのですが曲がり角の手前にピンクのリボンが多数ついていますが、ここを無理やり上ると結構トラバースのきついところがあります。写真の右側から枯れ沢を登っても結局同じ場所につくので右側から入ったほうが安全です。

ようやく尾根に出ました。菰釣山山頂まであと1kmです。

尾根筋に避難小屋があります。

昨晩は結構多くの人が泊まっていたみたいです。

菰釣山山頂、標高1379mに到着。富士山が見えます。この山は苦労して登って、山頂についたとたんに視界が急に開けて目の前に富士山が見えるのでその感動は素晴らしいものがあります。

山頂についた直後は雲が少しかかっていましたが、しばらくすると富士山が完全に姿を現してくれました。

相模湾も見えます。

アンテナを設営し、14MHzのCWから開始。

今日はFT8も50MHzもQRVできました。

本日の成果

  • 14MHz CW : 3 QSO
  • 14MHz FT8 : 6 QSO (韓国1、北米1、オーストラリア1)
  • 18MHz CW : 9 QSO (ニュージーランド2、台湾1、オーストラリア1)
  • 18MHz FT8 : 6 QSO (オーストラリア1、台湾1)
  • 21MHz CW : 2 QSO (オーストラリア1、ニュージーランド1)
  • 21MHz FT8 : 7 QSO (ニュージーランド1、中国1)
  • 50MHz SSB : 8 QSO
  • 50MHz CW : 1 QSO
  • 50MHz FT8 : 17 QSO
  • 144MHz SSB : 16 QSO
  • 144MHz CW : 1 QSO
  • 430MHz FM : 4 QSO

合計 80局

本日のルート

これは高度です。

急な所は沢登の部分です。8キロ程度の山行になったようです。

そして帰路に登りの時に目を付けていた清水で水を汲んで帰ってきました。今日のウィスキーの水割りの水です。

 

紅葉狩り

今日はかみさんと河口湖に紅葉を見に行ってきました。

本日中に東京に戻る必要があるので、朝6時に出発。ゆっくりと運転し、河口湖についたのは8時。朝は雨模様でしたが河口湖についたら晴れてきました。

もみじ回廊はまだ緑色の葉もありましたが見ごろです。

河口湖のもみじ祭りも前回来たのは4年前。 月日の経つのは早いものです。

河口湖の周りの桜もきれいに紅葉していました。

富士山もきれいです。この後すぐに雲に隠れてしまいました。

忍野八海にも行ってみました。こちらは9年ぶり。

今年もきれいな紅葉を見ることができました。

 

神奈川県愛甲郡愛川町仏果山

神奈川県愛甲郡愛川町仏果山(JCC#11001A, SOTA#JA/KN-017)

昨日の夕方からの雨が朝になってもまだ降っていましたが、今日は文化の日、晴れの特異日。天気予報では朝だけ雨で回復方向です。そろそろ寒くなってきたのでヒルもいなくなったはずなので、仏果山に登ることにしました。仏果山はとても電波の飛びの良い場所ですが、夏はヒルでいっぱいですので避けています。

仏果山の宮ケ瀬側からの登山口の大棚沢広場駐車場は最近は朝8時にならないと開かないので、今日はゆっくりと出発。8時5分前に駐車場入口についてしまいましたが、少し待ってすぐに開錠となりました。

ダム湖である宮ケ瀬湖を横に見ながら登山口に向かいます。

登山口にはヒル除けスプレーが置いてありますが、もうヒルもいないのでボトルも空になっていました。

仏果山の登山道の整備が始まっていました。資材が運び込まれています。

雨は完全にやんでいますが、急坂の先は霧で見えません。

すこしづつ紅葉も始まっています。

ようやく「宮ケ瀬越」まで到着。高取山との分岐です。

ここからは尾根伝いに大きく回り込んで仏果山まで向かいます。

高度も上がり、紅葉も進んできました。

最後の急坂を登ると山頂です。

登り始めてから1時間半弱で仏果山山頂、標高747mに到着。

まだ霧も晴れていないだろうと思いましたが、展望台に一応登ってみると、ちょうど霧が晴れてくるときの景色。

霧を吹き飛ばすように北からの乾いた風が吹いています。

さっそくアンテナを張って14MHz CWから運用スタート。

今日は運用の様子をビデオでも撮ってみるかと思って録画したらいきなり北米から呼ばれました。

14MHz CWではクラスターにでも上げてもらったのでしょう、だいぶ呼ばれ続けました。 その後18MHzと21MHzのCWに出て、FT8も運用しました。

FT8 でも真っ赤に呼ばれています。

今日は東京まで帰らないといけないので13時にCL。 HFしかも14、18、21MHzだけのCWとFT8の運用になりました。

18MHz FT8ではアルゼンチンからもコールがありました。

本日の成果

  • 14MHz CW : 30局(北米1局)
  • 14MHz FT8 : 8局(ハワイ、中国 各1局)
  • 18MHz CW : 3局
  • 18MHz FT8 : 21局(香港、アラスカ、アルゼンチン、ロシア、中国 各1局)
  • 21MHz CW : 4局
  • 21MHz FT8 : 30局(ロシア 2局)

合計 96局

13時に撤収して、朝からは霧も晴れてきたので、もう一度展望台に登ってみました。

宮ケ瀬湖方面

東京方面

横浜方面

本日のルート

そして高度記録

たくさんの局に呼んでいただきました、ありがとうございました。

 

バーチャル・ハムフェス2020に見えたもの

おかげさまで昨日のオンラインで実施されたバーチャル・ハムフェス2020は全体としても、そしてSOTA日本支部としてもすべての企画が好評のもとに終わることができました。

まずはバーチャル・ハムフェス2020を開催、実行されたスタッフの皆様、特に7K1BIB山内さんには何度もリハーサル、および進行についての相談に付き合っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

一番心配していた山から生中継も、SOTA登録の山頂、7地点をZoomで結ぶ、生配信を完璧な形で実行できました。 山頂という非常にネット環境の厳しい場所での回線状況、そして日増しに寒さを増してきたこの頃、天候が本当に心配でしたが、風が強かったものの、まずまずの天候の元、遠くの山々、そして麓の町や、山頂の様子をきれいに映していただきました。 SOTA日本支部のGOTO SOTA 2020「山から生中継」に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。朝早くから出かけられたと思いますし、山頂での寒さとの闘い、そして帰りの渋滞と本当に頭が下がります。

中継を見ていたSOTA日本支部以外の多くの方々からも、ほとんど絶賛に近いコメントをいただくことができました。コメントを頂いた方々にもお礼を申し上げます。

夕刻、19時からはSOTA日本支部のオンラインアイボール会を開催し、総計24名の方の参加の元、当初の1時間の予定を大きく超えて夜のふけるまで、無線の話、山装備の話、熊の話、ヒルやダニの話、アマチュア無線活性化、SOTAのさらなる裾野の拡大などを話すことができました。特にSOTA参加の敷居をさらに下げることについては私自身、なるほどと思う点も多く、今後も発展させていきたいと思っています。貴重な時間、ご意見、楽しい時間をありがとうございました。

バーチャル・ハムフェス2020の全体を通して根底に流れていた「どうやってアマチュア無線自体を活性化させるか、若者にどうやって楽しさをわかってもらうか」については、我々同じ趣味を持つものとして今後も真剣に取り組むべき課題です。北米や欧州、アジア各国で成功しているアマチュア無線の活性化がなぜ日本でできていないのかについても真剣に考える時なのだと思います。

昨日のSOTA日本支部の皆様、そして生中継を見ていて感想をいただいた皆様とおそらく共感できたことは、

「まず自分自身がこの自分の世界を楽しむ、そしてその楽しさを仲間と共有し、さらに深く楽しむ、その世界をアマチュア無線に関心のない人も含め、多くの人たちに見ていただく。」その大切さ、

もう一つは

「アマチュア無線の世界の中だけで考えず、例えば登山、例えば電子工作、例えば旅行、例えばパソコン、例えば写真、etc. などアマチュア無線に関係づけられる趣味の世界への情報発信。」

アマチュア無線の内側からではなく、外側からのアプローチ

ではないかと思います。このように少しでも多くの人にSOTAをはじめアマチュア無線そのものに興味を持ってもらえたらと思っています。そのためにSOTA日本支部も可能な限り努力していきたいと思いました。

本当に楽しい一日をありがとうございました。

 

バーチャル・ハムフェス2020

いよいよ、明日11月1日、9時30分からバーチャル・ハムフェス2020がオンライン上で開催されます。

今年は新型コロナウィルスの対策として、もともと予定されていたハムフェアは中止となりましたが、有志の皆さんでオンライン上でバーチャルに実施されることとなりました。

SOTA日本支部としても今年は日本支部設立から5周年を迎え、普段のハムフェアではお見せできないような山岳移動運用の醍醐味を皆さんに少しだけでも味わっていただくべく、いろいろと企画を準備してきました。そのメインがGOTO SOTA 2020と題してSOTAを楽しむ7名の参加者が実際にネット環境のある山頂に移動し、生中継を行います。バーチャル・ハムフェス2020同様、山頂生中継は初の試みですのでうまく行かない場合もあるかもしれませんが、何とか天候もよさそうですし、成功に向けチャレンジしたいと思っております。

ぜひ、皆様にもご覧いただけたらと思います。 時間は13時から13時45分を予定しています。

このメインステージではZoomに加え、YouTubeでの生配信も行われることとなったため、YouTubeからの閲覧であれば、特に事前登録なしでも見ていただくことができることとなりました。YouTubeのURLは明日までにバーチャルハムフェス2020のサイトに発表されるようです。

その他、SOTA日本支部ではSOTAを楽しむ皆さんのスライド動画や、リンクなどもSOTA日本支部のホームページ内の特設ページに展示しておりますのでご自由にご覧ください。

また11月1日19時からオンラインでのアイボール会を行います。

詳しくはSOTA日本支部のホームページ内の特設ページ内の情報をご覧ください。

 

人生の目的‐5

今日は定年退職日だった。

明日からは雇用延長なので、さほど何かが大きく変わるわけではないが、やっぱり気持ち的には節目。いろんなことがまさに走馬灯のように頭の中を巡り巡る感じ。愛する家族からも祝福をうけた。喪失感は全くない、充実感に満ち溢れる気持ちだ。

最近はいろんな人といろんな話題で話をする機会が多い。そんな中で皆さんの一番の悩みは「コロナ禍の中での働き方、生き方」である。実際、自分もいろいろと考えることが多い大きな課題だ。

その中でも一番の悩みはコミュニケーションがなかなかうまく行かないということ。そして手に入れてしまった在宅勤務の自由度とのバランスだ。

一部の業態、業務内容に限られることではあるが、在宅勤務は効率的なワークスタイルという面では本当に素晴らしい。長時間に渡る通勤時間もない、会議も次々に場所を移動することもなく効率的だ。ある程度の自由度をもって自分のペースで仕事を進めることができる。

一方で本当にコミュニケーションが取れているのかという点では大きな課題が残っている。メールや電話だけではなかなか通じない、通じにくい。雰囲気や周りの雑談が聞こえない分、進んでいる方向への不安感、孤独感。 それを補うべくZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールはどんどん進化を続けている。でも完ぺきではない。それは皆さん同様に思っていることだろう。

何がそうなのか、何がオンライン会議では満たされないのか?その点を皆さん悩んでいる。私もそれが何なのか、ずっとわからなかった。

昨日、オンラインの世界だけで面識はあるが、リアル世界では一度も会ったことのない仲間とリアル世界で会う機会があった。

・・・・素晴らしかった。これだと思った。

ようやく、謎が解けた。 オンラインだけの場に欠けているものが何なのかようやくわかったのだ。

それは「パワー」である。

人間は実際の面談、リアル世界でのF2Fの面談に求めているものは、コミュニケーションや伝達内容だけではないのだ。人が実際の面談に求めているものは

「会って話すことによる、パワーの受け渡しなのだ」

人と人が実際に会って話すことによって「相手のパワー」をもらっている、そして相手にも「自分のパワー」を与えている。

そのパワーはどこから来るのかはよくわからないが、実際に会って話したり、肩をたたきあったりすることで確実に、大きなパワーをもらっている。そして逆に、会って話している人に「パワー」を与えている。そのパワーは相手に与えれば、その何倍にもなって自分に返ってくるのだ。

それが昨日の会で、はっきりわかったのだ。

「人と会って話すことはコミュニケーションや伝達内容という無機質なものだけのためではない。それ以上に相手からパワーをもらい、そして相手にもパワーを与えること。」

なぜこんな単純なことに今まで気づかなかったのだろう。

それに気づかせてくれた仲間に本当に感謝している。

 

人生の目的-4

・・・・・自分は目をつむっている。

ゆっくりと目を開ける、そこには今まで一度も面識のない人がいる。 一言も話さずに、2,3分その人の顔をお互いに見つめあう。 そんな経験のある人はいるだろうか? 無くてもいい、その状況を想像してみてほしい。 相手は目の前の道を歩いている人、電車の正面に座っている人、TVに映っている人でもいい、想像してみてほしい。

最初は、もちろん恥ずかしい、逃げ出したい、冗談でごまかしたい、どんなふうに自分が相手に見えているのか、目の前の人はどんな気持ちを持って私を見ているのか?

ここにある意識の中心は「自分」だ・・・

さらに、しばらく、その人の顔を見つめる、じっと見つめる、とことん見つめる。 何も話すこと無く。 しばらくすると自分がどう見えているかなどは、どうでも良くなってくる。 目の前にいる「人」にどんどん興味が湧いてくる。いままでこの人は、どんな人生を歩んできたのだろう、どんな素晴らしい、心踊るような経験を経てきたのだろう、そして時には、悲しい経験、心が張り裂けるような経験があったかもしれない、また晴れ渡るように澄んだ青い空、どこまでも透明な、清々しいクリスタルブルーの水の色のような清らかな経験、またある時には真っ黒な沼のような澱んだ景色。時には真っ赤に燃え滾る情熱的な感情に揺さぶられるような経験。 目の前の人は人生におけるさまざまな経験を貴重な宝物として持っているはずだ。

人とはそういうものだと思う。いままでの数えきれない唯一無二の経験の結晶が「今」の自分という形になっている。

人生を楽しんでいますか。自分の人生を生きていますか?本当にそれは自分の人生ですか?誰かの人生を歩んでいませんか?

大切なのは「今」の自分にもう一度気付き、そして「今」の自分の気持ちの本質に正しく真正面から向き合うこと。素晴らしい経験、喜びに満ち溢れるような体験もその一部、そして同時に過去の触れたくない、心の引き裂かれるような、できれば避けたい、避けてきたような気持ちに向き合うこと、それをあえて味わうこと。それも人生の大切な一部分であり、それが「今」の自分を作っている。

「人」というかけがえのない、唯一無二の、完全で、欠けることのない、その絶対的な存在・・・・それがその「人」

様々な感情に満ち溢れた人生を味わうということは、人生を謳歌することに必要な条件なのだ。

 

新潟県粟島浦村小柴山

新潟県岩船郡粟島浦村小柴山(JCG#08001B, SOTA#JA/NI-190)

粟島渡航の目的は柏崎市市制施行80周年記念局8J0Kの運用です。到着後はさっそくバンガローにアンテナを張って運用。使用したアンテナは3.5, 7MHzのダイポールアンテナ、7~28MHzのダイポールアンテナ、そしてVUのGPです。

今日は晴れるという天気予報です。この季節天気に恵まれるのは本当にラッキーでした。

今回の粟島ペディションに参加した3人で今日は粟島の一番高い山、小柴山、標高265mに登ります。標高は大したことはありませんが、海抜0mからの出発です。

すぐ近くに見えますが大きく回り道をして登らないといけません。

これが小中学校前の島の中に1つしかない信号機です。

30分ほどこの舗装路を登りましたが、この日、車は一台も走っていませんでした。

コスモスがきれいに咲いています。

舗装路も結構な急坂で、30分くらい登ってようやく登山道入り口に到着。

ここからは階段です。

ここからも結構距離がありました。

ようやく小柴山の山頂に到着。灯台があります。

さっそくアンテナを張り運用開始。

すぐに北米から立て続けに呼ばれました。

コンディションはよかったようですが国内が全くダメでした。

50MHzも運用しました。

1.2GHzはバイクワッドアンテナです。

144、430MHzの運用の様子。

小柴山では混乱しないように個人コールで出ましたので私だけの運用分ですが、こんな結果です。

  • 14MHz CW : 11局(北米6,ZL 4、VK 1)全部海外DX局
  • 50MHz FT8 : 1局
  • 144MHz FT8 : 3局
  • 1.2GHz FM : 1局

合計16局。 コンディションもよくないので11時にCL。今日メンバーの一人が帰宅するので撤収して下山しました。

とてもいい天気。海は鏡のようです。

昼ごはんは粟島名物のわっぱ汁定食です。

刺身もついていて食べきれないほどです。

わっぱ汁というのはこの大きな器に焼いた石を入れて調理しながら食べるもので、豪快さが素晴らしい。

これはやはり動画でないと面白くないと思います。 こんな感じです。

おいしいですよ!

小柴山までのルートと、高度マップです。

 

新潟県岩船郡粟島浦村

念願の月山登頂の翌日、岩船港でJR0YHFメンバーと合流。10時半発のフェリーで粟島に向かいます。

粟島は新潟県の北部海岸沖にある小さな島で、本土からは20kmほどの沖にあります。

現在この島に渡るには村上市の岩船港からフェリーで渡ります。

粟島に車を持ち込むことはできません。また宿泊所も確保していないと渡航することはできません。

岩船港までは距離は35kmほどで1時間半の船旅です。

粟島港に到着しました。

粟島の人口は350人程度で過疎地域です。島には警察署も消防署もありません。臨時の交番はできたみたいですが見かけませんでした。コンビニもありません。ガソリンスタンドも見かけませんでした。車もほとんど走っていません。だから島の中には交通信号機は必要ないのですが、一カ所だけ小中学校の前の道の横断歩道に信号が取り付けられています。ほとんど車が走っていないので信号機など不要なのですが、これは教育用、本州に渡った時に信号の意味が解らないと危険なためです。

我々が停まったのはキャンプ場。バンガローを借りました。風呂は近くの温泉が使えると思ったのですが、最近ボイラーが壊れたらしく休業していました。

近所の人に「温泉は今日もまだ休業でしょうか?」 と聞いたときのことです。 答えは「まだ、直ったという放送がないのでまだだろう」という答えが返ってきました。「放送」、有線放送のことです。これこそコミュニティ、21世紀、インターネットが世界の隅々まで到達し、人と人をつないでいるこの時代に、地域の有線放送が重要なメディアにいる位置づけです。

私はインターネットの良さ、便利さは良くわかっています。でも遠くの国のことや情報が即座にわかっても、なぜか地域の情報がなかなか手に入りません。この点はおそらくインターネットよりも有線放送の方がはるかに素晴らしいと思います。

実際に夜、広域放送が入りました。 こんな感じです。

「火の用心、火の用心、火事が起きたら大変です、火の元を確認して寝ましょう!」

消防署がないから当然ですね・・・・ 粟島、初めて来ましたが、大好きな場所になりました。

そして、みんなとても明るい。子供たちはいつでも「おはようございます」、「こんにちは」とあいさつを大きな声でかけてくれます。 見慣れぬ人への自衛の意味もあるのかもしれませんが、大人も子供も本当に明るい人たちで、声をかけてくれます。

この島にいるとまともな挨拶ができないのは旅行者だけなので、すぐに判るのです。少し情けない話です。

 

Just call me!