
木曽駒ヶ岳‐2
木曽駒ヶ岳までのクラシックコースを登り続け、西駒山荘に宿泊しました。
西駒山荘は「聖職の碑」にある、大正2年の遭難事故が起きたあとに地元の人々の協力で、大正4年に建設されました。 もともとは石室といわれる写真右側の赤い屋根の建物だけでしたが、その隣に2階建ての西駒山荘が作られています。
現在は山小屋のご主人、宮下さんによって経営されていますが、地域で建造した後、しばらくは信州大学の山岳部でも維持されていた時期があるそうです。
この石室は100年以上経過した現在も、構造は変わらず花崗岩で組み上げられた建物で、内部で休憩することができます。 この石室は文化庁の有形文化財として登録されています。
西駒山荘の2階寝室です。
食堂の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、食堂には棋士のサインがありました。 西駒山荘が「将棋頭山」にあるため、棋士としては、一度は登りたい山なのではないかと思って見ていました。
ご主人の宮下さんは、山小屋が閉じている冬の間、杜氏として活躍されており、西駒山荘ではその酒を飲むことができます。
夕飯のカレーライス、付け合わせもたくさんで美味しかったです。
朝食は山かけごはんでした。
西駒山荘の周りには駒草が自生しています。