NoraGateway半自動アップデートスクリプト


NoraGatewayのバージョンもアルファバージョンは結構頻繁にアップデートされているので、半自動のアップデートスクリプトをラズベリーパイに仕込んでみました。

やはり自分でいじれるのはRaspbianOSからインストールして良かったとしみじみ思います。

なぜ半自動かというとNoraGatewayの最新版が置いてあるFolderがLatestなどという名前のものだと、そこにあるZipを取って来るだけなのでwgetコマンドでダウンロードも自動化できるのですが、そうではないようなのでダウンロードは自分でやることにしてます。 Webを開いて関連リンクをクリックしてダウンロードするだけ。 そこからコマンドを打つとすべてアップデートしてくれます。 といってもNoraGatewayのjavaのファイルだけです。 configファイルにまで影響のあるような大幅な変更があった場合は適応していません。

すべての作業の前にバックアップを取っておくことをお勧めします。

まず、いきなりですがスクリプトはこれ。 noraupdate.shなどとして/usr/local/sbinあたりに置いておきます。 オーナー変更chown root:root と実行権限付与のchmod 755は忘れずに。

下記スクリプト中、ユーザー名はXXXとしています。

#!/bin/bash
# Remove old NoraGW Backup
sudo rm -Rf /opt/NoraGatewaybkup
# Copy current NoraGW to backup folder
sudo cp -Rf /opt/NoraGateway /opt/NoraGatewaybkup
# Remove current NoraGW java File
sudo rm -Rf /opt/NoraGateway/*.jar
# Unzip DL NoraGW XXXはユーザー名
sudo unzip /home/XXX/Desktop/*.zip -d /home/XXX/Desktop/
# Copy New NoraGW java File to NoraGW Directory XXXはユーザー名
sudo cp /home/XXX/Desktop/NoraGateway/*.jar /opt/NoraGateway/
# Remove unnecessary files  XXXはユーザー名
sudo rm -Rf /home/XXX/Desktop/NoraGateway*

上記スクリプトでやっていることと私の環境を書いておきます。

3行目:私は一世代前のNoraGatewayをフォルダーごとNoraGatewaybkupという名前で保存しています。 今回のアップデートで2世代古いものになるので、これをまず消しています。 NoraGatewaybkupの内容はこのスクリプト実行でどんどん書き換わりますので、消したくないBackupは別のフォルダー名で保存しておくといいです。

5行目:現在使っているNoraGatewayをフォルダーごとNoraGatewaybkupという名前でコピーして保存しておきます。

7行目:NoraGatewayの中で古いバージョンのjarファイルを消しています。 /opt/NoraGateway下に .jarというファイルを他にも持っている人はそれも消えますので注意してください。それは無いはずですが。

9行目:ダウンロードした最新のNoraGatewayをデスクトップ上で解凍。 私の場合ダウンロードしたファイルはデスクトップに置いています。 これも人によって違うはずです。

11行目:解凍したフォルダーの中の jarファイルを /opt/NoraGatewayにコピー

13行目:デスクトップ上のNoraGatewayから始まるすべての作業ファイル+作業フォルダーを削除

これで完了です。 sudo rebootなどとしてリブートまで自動でやらせることもできますがとりあえずここまで。

 


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