蛾ヶ岳・大畑山縦走


山梨県南巨摩郡身延町蛾ヶ岳(JCG#17007G,SOTA#JA/YN-056)

今日はSOTAでZL/VK/JAとEU間のQSO Partyがあり、多くの山岳移動局が世界中で運用を楽しみました。

私は山梨県身延町にある「蛾ヶ岳」(ヒルガタケ)標高1,279mに登らせていただくことにしました。 自宅からは結構距離があります。 朝4時に家を出発。 いつものように圏央道、中央高速で甲府南ICで下りました。 そこから国道140号線で市川三郷町まで行ってから「四尾連湖」に向かいます。 6時に四尾連湖の駐車場に到着。 当然ですが一番乗りです。

右端の遠くに見えているのがこれから登る「蛾ヶ岳」です。

ここは四尾連湖の水明荘が管理する駐車場で、駐車料金は一日500円です。 前に止まっている軽トラに料金支払い袋があるので500円を入れて軽トラの窓の隙間から入れて支払うシステムのようです。 車のナンバーを料金袋にいれて支払います。

登山口は、この正面を登っていきます。

少し行くと分岐があります。 まっすぐ行くと「文学碑公園」方面なので右の登山路を登っていきます。

しばらく登ると「四尾連湖」が林の向こうに見えていました。

急坂を登ります。

大畠山分岐に到着。

ここを左に行くと「大畠山」、あとでそちら向かいますが、「蛾ヶ岳」方向は、ここを右に折れて気持ちのいい稜線を歩きます。

林の向こうに「蛾ヶ岳」が見えてきました

ちょっとした細尾根もありました。

鳥のさえずりが聞こえるいい季節になりました。

寒くも無くいい季節です。 遠くに四尾連湖が見えました。

谷筋の橋を渡ってトラバースを進みます。

「西肩峠」に到着。 ここを左に折れてあとはまっすぐ登るだけです。

急登を登ります。

「蛾ヶ岳」山頂です。 標準コースタイム通り、1時間半で到着。

山頂には祠がありました。

そして、なんといってもここからの眺望がすばらしい。

南方向には富士山

そして北西には南アルプス。 右から「鳳凰三山」、雪をかぶった「北岳」、「間ノ岳」、「農鳥岳」、左のほうにはこれもまた雪をかぶった「荒川岳」。 日本の標高1,2,3が見えます。 素晴らしい景色です。

これは北岳から農鳥岳までのアップ。

鳳凰三山の右には地蔵ヶ岳のオベリスクも見えています。

北方向には八ヶ岳。

早速アンテナを設置。 こんな素晴らしい景色の中でもう最高です。

今日はSOTAMATの試験もやってみました。 ちゃんとSpotが投稿されます。 なんとブルネイの局に拾ってもらったようです。

本日の成果

  • 14MHz CW : 6局(フィリピン1)
  • 18MHz CW : 2局(北米1、オーストラリア1)
  • 21MHz CW : 4局(北米1、ニュージーランド1)
  • 24MHz CW : 2局(北米1、オーストラリア1)
  • 28MHz CW : 6局(北米3、オーストラリア1)
  • 7MHz CW : 17局

合計37局です。

10時に撤収して下山開始。 大畠山を登ってから四尾連湖を一周して駐車場に戻る計画です。

朝、駐車場から蛾ヶ岳の山頂が見えましたので当然ですが、蛾ヶ岳の山頂から駐車場の愛車が見えました。

大畠山分岐まではピストンで戻りました。 ここをまっすぐ「大畠山」に向かいます。

大畠山山頂のマイクロ波の鉄塔が見えてきました。

「大畠山」山頂、標高1,118mに到着。

山頂からは甲府市街のすばらしい眺望が楽しめます。 正面は八ヶ岳、右は金ヶ岳、茅ヶ岳、金峰山が見えます。

「大畠山」からはそのまま稜線を歩いて、文学碑公園まで下ってきました。

ここから四尾連湖に降りることもできますが、せっかくなので、そのまま稜線を歩いて四尾連湖を一周する形で駐車場に戻ります。 ただし、稜線からは四尾連湖を見ることができません。

子安神社に到着。 だいぶ境内が朽ち始めていて危険なので遠くから見学。

この裏手に「四尾連のリョウメンヒノキ」という大きな檜が2つあります。

これは源頼朝が1193年に、鷹を使った狩りに訪れたときに一休みし、檜の枝を箸として使い、この場所に使った後建てた、それが根を下ろしてこの2本の檜になったという伝説があるようです。 この2本の檜は山梨県での最巨木とのこと。

そのまま稜線を歩いて駐車場に戻りました。

左に行くと「四尾連湖」があるので見学してきました。

まだ桜はつぼみです。

今日のルート

そして高度と距離です。

  • 総距離:9.22km
  • 沿面距離:9.68km
  • 累計標高:1039.5m

今日も楽しい春の一日でした。

 


JA1CTV
山岳登山の道

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