
高島トレイル
マキノ高原の民宿で一泊し、翌朝まだ暗い中を国境スキー場までマイクロバスで送ってもらいました。 満月が空に浮かんでいました。 今日は高島トレイルの一部を歩きます。
高島トレイルは全部で80kmもある長いルートです。 この高島トレイルは滋賀県と福井県の両方を跨ぐ山域で琵琶湖北側の日本海と琵琶湖側(太平洋)の中央分水嶺になっています。 日本海は若狭湾、そして琵琶湖が同時に見える素晴らしいところでした。
あいにく天気は下り坂でしたが最後の下山時に雨に降られただけで何とかロングトレッキングを歩くことができました。
国境スキー場を直登で登ったところが登山口です。 ようやく明るくなりました。
今日は高島トレイル80kmを全部歩くわけではありませんが、16kmほどの長距離トレッキングのスタートです。
雲が多いですが遠くまで見えています。 琵琶湖はまだ雲の下。
乗鞍岳を目指して登ります。 結構な急坂です。
乗鞍岳に到着。
乗鞍岳から少し進んだところに無線中継局がありました。 晴れていればこれから進む三国山、赤坂山が見えるのですが雲の中。左には琵琶湖が見えています。
北方向には福井県若狭湾が見えます。 分水嶺の上に立っていることが体感できます。
芦原岳を越えた先には若狭湾と航行する船がさらにはっきりと見えてきました。
黒河峠(くろことうげ)まで下山。
ここから急登を登り返して三国山に向かいます。
アザラシ岩に到着。
三国山の近くは湿原になっていました。
その後、「明王の禿」という露岩のある場所に到着。
晴れていたらならここも絶景だったのでしょうが・・・ 心の目で景色を楽しみます。
さらに登り返して赤坂山に到着。
この後は長い下山路を下ってマキノ高原に戻りました。
今日の高島トレイルのルート
そして高度と距離です。
総距離:16.2km
沿面距離:16.6km
累計標高:1291m
行動時間:10時間02分