新バックパック導入


私が使っている登山用のザックは25L、40L、65L、85Lです。 山行形態や日程でいろいろと使い分けていますが、40Lのザックは既に10年くらい使っているのでボロボロといってもいい感じ。

そんな中で今年の夏に山渓オンラインがブランド意識アンケートという調査をやっていて、アンケート回答者のうち抽選で希望商品が当たるというものでした。当たるはずはないと思っていましたが、アンケート内容も興味を引くものでしたので、一応アンケートの回答をして応募したのですが見事当選!

先日、ColombiaのWildwood 35のザックが送られてきました。そのザックの試用の目的もあり、昨日湯河原の縦走に使ってみました。

まずはこのザックですがとても自重が軽いです。素材とシンプルな構造がそうしているのだと思いますが、軽さは山行では非常に大切な要素。一方で生地もしっかりしていて堅牢さも保たれています。 サイズが35Lとはいえ、容量は今まで使っていた40Lより大きい感じがしています、というより確実に大きいと思います。 容量表示はメーカーによってだいぶ差があるということはよく有る話ですが、この大きさは良いと思います。おそらく今までのザックとポケットなどのマチの取り方などが違うのだと思いますが、このザックの容量はとても満足です。 上方雨蓋の下のザックの上部分が上に伸ばせるような形状なのでさらに容量が増やせる感じです。

ザックの形状ですがバックルやファスナーの位置について、私が使っている65Lザックととても似ているのでその点も共通で迷わないので楽です。 さらに、このザック自体は細身で、腕の後ろ方向への動きにストレスが無く、この点も自分にとっては良いなと思いました。 背中のベンチレーション、パッドについては、このクラスにしてはちょっと物足りない気がしていましたが、全くそんなことは無く快適でした。

改善を期待したい点としては横方向のコンプレッションベルトです。上下左右で4つあるのですが、これの絞り込みが固くベルトを引くだけでは絞れない感じです。バックルの形状によるものだと思うのですが、この点は改善が必要かと思います。

もう一つの改善点はこれもバックルの形状からくるものなのですが、胸部分のバックルが肩紐とか他のテンションがかかった部分に引っかかります。他の部分のバックルは締めてからザックを担ぐので全く問題ないのですが、胸部分のバックルは当然ですが開いた状態で担ぎ、そのあと閉じます。この時に胸バックルのベルトが肩紐に引っかかる感じの時が何度かありました。バックルの先端部分にT字型の突起が出ているのでこれが引っかかるのですが、この突起は強度の強化目的なのかもしれませんが、少し気になりました。

改善期待点はわずかなものばかりで、このザックには大満足。

このサイズのザックは出番も多く大切に使っていこうと思います。山渓オンラインさん、ありがとうございました。

 


JA1CTV
山岳登山の道

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