1kWへの道-7


10月23日に提出した変更申請で補正要求と確認が来ました。十分に設計変更内容を確認して出したつもりでしたが、間違いや不足していた情報がありました。

指摘された点は5点

1 IC-7610とIC-9700を購入した時に送信機番号を11と12にして変更届を出し受理されていました。この時は200W以下の無線機で技適証明があるので届出だけで通っていましたが、今回これを第1送信機、第2送信機として申請したため、昔の第1送信機、第2送信機の撤去申請が抜けていたことと、現在許可されている第11送信機と第12送信機を第1送信機、第2送信機として使うことの説明が不足していました。これには工事設計書に撤去をすること及び送信機番号入れ替えの追記をしました。

2 第1送信機であるIC-7610をリニアアンプ無しの単体で使う場合、工事設計書に終段管、定格出力の記載がないこと。この旨、工事設計書に記載し、送信系統図にも増幅器を使わない構成も記載しました。これをやらないとリニアを使わずに技適適合機種であってもIC-7610単体で使えないことになります。

3 第2送信機のIC-9700の1200MHzでの終段管と定格出力が工事設計書に抜けていたこと。これは単なる記入漏れでしたので追記しました。

4 附属諸元表にF2Dがありながら工事設計書に記述していませんでした。これはパケット通信なのでHFでやるつもりはないので附属諸元表から削除しました。

5 防護指針で一番厳しい条件であった近隣の家の境界から人間身長の2mを引いて作成していましたが、隣の家の2階に窓がないか?あるのであればそこからの距離で再計算しなさいというもの。これについて再計算し最初に出した防護指針に追加する形で提出した。再計算したが特に変更する必要はなく、21MHz以上を500Wとすることから変わらない結果であった。

以上の追加、修正資料を作り、再提出しました。

とても詳細に調査、審査されていることが判ります。

1kWへの道-8につづく


JA1CTV
1kWへの道

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