
2024年総括
2024年もあと数時間になりました。いつものように今年を振り返ってみたいと思います。
2024年の登山、無線活動のまとめ
- 年間QSO数 合計 1538 QSO
- 年間SOTA運用 21座
- 総山岳登頂 106座 (国土地理院地図に名前のある山、除く*岩、*石、*峠など)
- 総登山日数 66日
- 総登山歩行距離 549.2km
- 総登攀累積標高 71,220m
今年の自分の漢字は「生」でした。 7月に初孫が生まれたことが今年一番の大ニュースとなりました。 孫は可愛いということは当然だと思っていましたし、自分もそう感じるだろうなと思っていましたが、実際に生まれてきた孫と会ってみて初めて判るこの感覚。「生」の字には他にも生き生きと自分が生きるという意味も込めて今年は大好きな登山に明け暮れた一年でした。
その登山に生きた一年が上のような登山日数、総距離、累積標高に表れています。これは今年の挑戦のひとつでもあった登山学校での登山の学び直しです。今まで我流でやってきた山と本気で向き合うために登山学校に入ることにしました。隔週で実施される講習での学びはとても大きいものです。もちろん最高齢の生徒。自分の子供の年齢、いやそれよりも若い人たちとの濃い時間を過ごしています。登山も今までのように単に山頂に立つということ以外に、歴史や自然を体感しながら、しかも沢登り、テント泊、ビバーク、ロープワーク、雪山と非常に広範囲に山と真剣に向き合った日々となりました。
もう一つの趣味である無線も、今年は太陽活動の活性期に入り、サイクル25はピークに達しています。そんな中でDXCCのカウントは昨年末時点でWorkedが283、Confirmedで281だったものが現時点でWorked 298で+15エンティティ、Confirmedが297と+16エンティティに達しました。今年の目標であった300にはあと2つ足りませんでしたが、ここまで来ると無人島などでのDXペディション頼りになっているところもあり、この先の進捗はさらに難しいところです。来年には目標310として頑張ろうと思います。
仕事の上では2年前にプロのコーチング資格CPCCとLCCPを取得し仕事を続けていますが、一昨年の暮れに総コーチング時間が500時間に達したことから、さらなる挑戦として1月に国際コーチ連盟のPCCの資格試験を受験し合格することができました。現時点ではコーチングの総時間は800時間となり、さらなる高みを目指したいと思っています。
以下は時系列での今年の各月の想い出です。
1月 : 1月3日、今年も新年登り初めの山はいつものように「大山」に登らせていただきました。7日には箱根の明神ヶ岳、13日には相模原の嵐山、石老山、石砂山の3座早回り、1月26,27日には宮ケ瀬から高畑山、丹沢三峰を経由して丹沢山、そして塔ノ岳、新大日、烏尾山、三ノ塔、二ノ塔を経由してヤビツ峠に下る23kmの大縦走をしました。
2月 : 10日には前日に降った雪を楽しむため箱根の金時山から長尾山、丸岳を経由して湖尻まで行く9時間近い雪山大縦走。この縦走で過去の山行履歴に合わせて箱根外輪山を一周することができました。
3月 : 2、3日には2日間だけの登山講座に参加。ロープワークとクライミング、安全確保を学びました。 9日は西山山系の仏果山、革籠石山、経ヶ岳の縦走、17日は山梨の扇山、24日には足柄の矢倉岳に登りました。
4月 : 6日には静岡の大平山、浜石岳、高根山の三座早回り。13、14日にはまたまた残雪期の八ヶ岳、天狗岳からニュウ、白駒池を通って茶臼山、縞枯山の23kmの大縦走を行いました。そして27、28、29日から1年間の登山学校スタート、北アルプス上高地、そして信州白山を登りました。
5月 : 4、5日は西上州の兜山、荒船山に登りました。 11日はコーチの学びを続けて来た仲間と奥多摩の本仁田山に登りました。 15日はSOTAの日本支部を一緒に立ち上げたオーストラリアのAndrewが久しぶりに日本に出張で来るということで懐かしの恵比寿で旧交を温めました。18、19日には奥秩父の廻り目平でロープワークとツェルトビバークの練習。 25日は山友と丹沢の塔ノ岳に登りました、翌26日にもコーチでともに学んだ3名の山友を箱根の金時山に案内させていただきました。
6月 : 9日には以前から思っていたのですが家から見る大山の稜線にはずっと続く登山道があるため、そのまま稜線歩きをすれば大山の稜線がGPSで再現できるのではないかということを確かめるため南側稜線をまず走破、鶴巻温泉から吾妻山、念仏山、高取山、浅間山を経由し大山に登りました。南側稜線だけで15km、6時間半の縦走となりました。14、15、16日は残雪の立山での雪山講習。22日は単独で瑞牆山の縦走。29、30日は高山植物の咲き乱れる秋田駒ヶ岳に登らせていただきました。
7月 : 13、14、15日に槍平にテント泊で槍ヶ岳に登りました。20日には初孫に会いに愛知県まで行く途中で本宮山、そして翌日は恵那山に登りました。28日は山梨の水ヶ森に登りました。そして自宅サーバーについてはCentOS7のサポート終了に合わせ、AlmaLinuxに乗り換え、同時にサーバーのハードウェアも10年間使った6号機から7号機に取り換えました。
8月 : 5、6、7日には以前から登りたかった飯豊山に単独でテント泊、2泊3日で出かけました。 衣食住20kgの荷物を担いでの20kmの山行は非常に良い経験となりました。17、18日は南アルプスのヤチキ沢で人生初の沢登り。日向山にも登りました。 24、25日は有明でハムフェア2024にSOTA日本支部として出展。
9月 : 7日は単独で奥秩父の乾徳山、そして黒金山15km、9時間半の縦走。 14、15、16日の連休は木曽駒ヶ岳をロープウェイを使わずクラシックルートで登りました。28、29日は奥秩父のナメラ沢の沢登り、そしてツェルトでのビバーク泊の練習をしました。
10月 : 5、6日は小諸の安藤百福アウトドアアクティビティセンターを拠点として浅間山・八ヶ岳のパノラマトレイルを楽しみました。12、13、14日はまたまた南アルプス南部の未整備の山道を地図とコンパスだけで行く登山、しかも今回も衣食住を担ぐテント泊でした。この山行はとても素晴らしい思い出になりました。26日は山梨県の右左口宿から中道往還の魚の道を歩き、翌日の27日は富士青木ヶ原樹海と大室山をまたまた読図の練習をしながら登頂。そして31日は大山稜線の北側を縦走。まずは大山にケーブルカーを使わずに登りそこから七沢山、三峰山を縦走し煤ケ谷まで9時間、12kmの縦走となりました。 家に帰って早速GPSの記録を6月の南側と合わせてみると、家から見上げる大山の稜線がくっきりと描かれていました。
11月 : 11月のはじめに北米北東部のZone2とQSOでき、念願のWAZアワードの完成ができました。10日には厚木の飯山観音から白山、むじな峠、物見峠、順礼峠を通って七沢に下山、そのまま七沢から見城山、日向山を登って日向薬師に降りる12kmの縦走をしました。16日は滋賀県のリトル比良で滝山で地図読み訓練。17日は高島トレイルで乗鞍岳、赤坂山など16km、10時間の縦走訓練。23日は単独で湯河原町の城山、幕山、南郷山の3座縦走でした。
12月 : 11月30日、12月1日は高尾山の高尾ベースを拠点に南高尾山稜と高尾山に登りました。これも講習の中で実施したもので何気なくいつも行っていた高尾山にある数々の歴史や史実を知ってとても勉強になりました。6日は奥多摩の日の出山、御岳山一帯の縦走、合計17km、8時間の山行を楽しみました。14、15日には志賀高原で雪山訓練。坊寺山に登りました。今年の冬は雪が多いようです。 21日はSOTAの友だちと朝霧高原でウィンターキャンプ、その前に黒岳に登ってから昨年同様極寒キャンプを楽しみました。
こんな感じの1年でした。 ほぼ毎週末の登山、今年はとにかく山と向き合った一年でした。
みなさま、2024年も本当にお世話になりました、ありがとうございました。 2025年も健康に気を付けて人生を楽しみましょう。来年もよろしくお願いします。