
丹沢縦走4
神奈川県山北町同角ノ頭(JCG#11002E, SOTA#JA/KN-024)
昨日あまり天候の良くない中でしたが、「蛭ヶ岳」から「檜洞丸」の難所を抜け、「青ヶ岳山荘」に一泊。 今日は今回の丹沢縦走の最終日です。
残念ながら朝焼けは雲で遮られてしまいました。 「蛭ヶ岳」の向こうが、うっすらとオレンジ色に染まる程度です。
朝6時半に「青ヶ岳山荘」を出発。
まずは「檜洞丸」に登ります。
山頂から「西丹沢ビジターセンター」方向に向かいます。
これが今日向かう「同角ノ頭」です。 マイナールートですがSOTA対象の山です。 つまり、この「檜洞丸」から最低でも250mは下って登り返す必要がある山です。
途中で鹿がいました。 写真を撮ろうとしたら向こうを向かれてしまいました。
途中で「石棚山稜分岐」という「つつじ新道」との分岐に到着。 今日はこの「つつじ新道」を下りますので、後からまたここに戻ってくることになりますが、まずは左に進路を取り、「同角ノ頭」に向かいます。
左に折れてしばらく進むと崩落している部分の向こうに「つつじ新道」のある稜線が見えていました。
再度分岐に出ます。 まっすぐに右方向に行くと「石棚山稜」、左に行くと「同角ノ頭」方向です。
ユーシン小屋の方向は登山道の崩落があるため最近は人が歩いていませんので、踏み跡が判りにくい所もあります。
ここが一番の難所でした。急な崩れやすい崖です。 ハシゴ場、クサリ場もあります。
急な木の階段も出てきます。
山頂間際では、富士山がとてもきれいに見える場所があります。
そして「同角ノ頭」、標高1,491mに到着。 青ヶ岳山荘から1時間10分でした。
あまり人の来ない場所ですが、山頂にはベンチが5つほどありました。 そのうちの1つを使ってアンテナ設置。
8時からスタート
同角ノ頭からの360度写真です。
同角ノ頭は今までSOTAでは2回しかアクティベーションが行われていない丹沢深部の山です。 そのためか、とてもたくさんの方から呼んでいただきました。 同角ノ頭からの運用結果です。
- 7MHz CW : 53局
- 14MHz CW : 10局(台湾1、韓国1、北米3)
- 18MHz CW : 4局(北米1)
- 21MHz CW : 5局(北米1、カナダ₁)
- 24MHz CW : 3局(北米1)
- 28MHz CW : 2局
合計77局となりました。
10時過ぎに撤収して下山開始。 まずは先ほどの「石棚山稜分岐」までピストンで戻ります。
ここから「つつじ新道」と呼ばれる山道をひたすら下ります。
急坂、細尾根がたくさんあります。
「ゴーラ沢出合」に到着、「同角ノ頭」を出発してから2時間50分。 14時40分西丹沢ビジターセンター発のバスには余裕で間に合いそうです。
ここでは2か所の沢の渡渉があります。
ミツマタのつぼみがたくさんありました。
そしてようやく「つつじ新道」の登山口に到着。
舗装路を歩いて「西丹沢ビジターセンター」まで到着しました。「同角ノ頭」から3時間40分でした。
「蛭ヶ岳」から「西丹沢ビジターセンター」までのルートです。