甲斐駒ヶ岳


山梨県北杜市甲斐駒ヶ岳(JCC#1709, SOTA#JA/YN-005)

昨日登山バスの出発地点の駐車場に到着して、今日は朝は5時に目が覚めました。 平日ですが、すでに多くの人がチケット売り場に並んでいました。 週末はこんなものではないと思います。

つくづく、昨日のうちにチケットを入手しておいて良かったと思います。 バス乗り場の順番は荷物のデポで確保できても、チケット入手には実際に列に並ばないといけません。 これが必要ないので、今日の朝は時間をかけて歯磨き、洗顔、トイレをはじめ荷物の最終確認などの準備ができました。 Pキャンが苦にならないのであれば、前日17時までに到着し、チケットを買うといいと思います。 全然気が楽です。

バスは6時5分発ですが5時50分くらいに先頭バスが発車となりました。 南アルプススーパー林道を通って北沢峠に向かいます。 途中でこれから向かう「甲斐駒ヶ岳」、「仙丈ヶ岳」が見えてきました。

6時40分ころに「北沢峠」に到着。

本日宿泊の「こもれび山荘」にチェックイン、不要な荷物をデポして出発。 まずは「長衛小屋」方向に林道を500mほど下ります。

仙水峠方向の標識が出てくるので、左に折れてさらに下ります。

10分ほどで「長衛小屋」に到着。

そのまま、先に進みます。

しばらく行くといきなりロープ場出現。

出発して40分ほどで「仙水小屋」に到着。

水を補給して出発。 この「仙水小屋」も「長衛小屋」も湧き水を無料でもらうことができます。

「仙水小屋」を出てしばらく行くとゴロタ石の斜面に出ます。

ゴロタ石と森林との境界を歩いていきます。

最後は少しゴロタ石の中も歩きます。

歩きだして1時間で「仙水峠」に到着。

ここを左に折れていきますが、ここからがすごい急登の連続です。

 

しばらく行くと樹林帯を抜けて低木になってきますが急登は続きます。

前方についに姿を現した、「甲斐駒ヶ岳」の雄姿。 南アルプスの貴公子です。

右側を見ると鳳凰三山の地蔵岳オベリスクが見えていました。

そして左後方には明日登る「仙丈ケ岳」こちらは南アルプスの女王です。

森林限界を抜けました。 まだ急登は続きます。

スタートしてから2時間半。 「仙水峠」から急登を1時間半、登り続けてようやく「駒津峰」に到着しました。

ここでザックを下ろして大休憩。

「駒津峰」から見る甲斐駒ヶ岳です。 最高です。

ここからは急な鎖場をいったん降りたり、

細い岩尾根を歩きます。

「六方石」を過ぎ、岩場のアップダウンを抜けると

直登ルートと巻道の分岐に出ます。 私は巻道で行きましたが、あとからいろんな人の話を聞いて直登コースでも良かったかなと思っています。

巻道も結構急な岩下り、岩登り、そして最後は砂の道が続き体力が失われます。

山頂が見えてきました。

そして、登り始めてちょうど4時間、甲斐駒ヶ岳の山頂、標高2,967mに到着です。

これは360度写真。 少し雲がわき始めてきました。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

早速QRV

7MHzCWだけで運用し10局と交信成功。

すぐに撤収して下山開始しました。 ちょっと寄り道して駒ヶ岳神社の本社にも立ち寄ってみました。

タカネツメクサが咲いていました。

砂の道を滑らないように注意しながら下山、細尾根や急下りもあります。

「駒津峰」から先は登りルートとは違って「双児山」経由で下山します。

一旦、「駒津峰」から下ってから「双児山」へ登り返します。

「双児山」山頂、標高2,649mに到着。 ここで大休憩をとり、北沢峠までいっきに下山しました。

全行程で9時間42分でした。

今日のルート

高度と距離

総距離:11.2km

沿面距離:12.5km

累計標高:2012.8m

つづく

 

 


JA1CTV
山岳登山の道

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です