
倉掛山縦走
山梨県山梨市倉掛山(JCC#1705, SOTA#JA/YN-033)
最近はサイクル25の秋のコンディションが大爆発、DXPeditionも盛んで、先週末はイエメン、カメルーン、トリンダージ島の追いかけで、山に行くのも中止して、これらのDX局を追いかけていました。
DXPeditionもひと段落した今日、勤労感謝の日の休日、山に出かけてみることにしました。 2週間、山に登れなかった不満を晴らすべく、今日はロングトレッキング。 奥秩父の「倉掛山」標高1,777m に行くことにしました。 「倉掛山」は登るルートにもよりますが、とても遠い山です。 青梅街道の「柳沢峠」からいくつものアップダウンを繰り返して「倉掛山」山頂まで、7kmを歩きます、ピストンはつまらないので、そのまま先に進んで「白沢峠」から「落合」に下山、その後は青梅街道をひたすら登って「柳沢峠」に戻る、そんなロングトレッキングのルートを計画しました。 全部で20km以上のルートになります。
朝3時起きで4時に家を出発。 いつものように圏央道、中央高速を走り、勝沼ICで高速を降りてフルーツライン経由で青梅街道に向かいます。 途中でコンビニで食料と飲み水を確保して「柳沢峠」に向かいます。
「柳沢峠」には6時少し前に到着。 あたりはまだ薄暗いですが、準備をして出発。 奥に見えている階段を上っていきます。
最初はそれほどキツイ登りではありませんが、だんだんと勾配が急になってきます。。
登り始めて40分ほどで「柳沢ノ頭」1,671mに到着。
ここからは尾根伝いのアップダウンの楽しいルートです。 遠くに南アルプスの山々が見えていました。
朝霧が立ち込める中の稜線歩きは最高です。 今日は晴れる予感。
「鈴庫山分岐」に到着。 鈴庫山には行かず、「ハンゼノ頭」に向かいます。
「ハンゼノ頭」、標高1,686mに到着。 駐車場からちょうど1時間です。
ここからは南アルプスと富士山が良く見えていました。
先にすすんで「三窪高原」に到着。 するとこんな案内標識が・・・
「無線局」というのはNTTドコモの中継基地局でした。
その後、いくつかの小ピークを登ったり、降りたり。 こんなにアップダウンが続くとだいたい嫌になるのですが、アップダウンが楽しいルートで飽きません。
しかし、そんな楽しいルートを一気に落胆させる光景が・・・
太陽光発電施設でした。 山梨県は日照時間が日本一なので太陽光発電設備が多く建設されていますが、自然あふれる山の中でこの光景はとても残念。
発電施設まで急坂をいったん下山します。
下山したところから登り直します。 このあたりから防火林が設けてあります。
急坂を登り返していくと、遠くに南アルプスの山々が見えてきました。
右から甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、いずれも今年登らせていただいた山が見えています。
まだまだ先は続いています。 そして先の急登の直登が見えてきました。
「萩尾」という小ピークに到着。
「倉掛山」は、まだまだ遠いのでどんどん先に進みます。
同じような防火林、急登が続きます。 このあたりで鹿の大群と遭遇。 本日2度目です。
急登を登ると「絵図小屋山」、1,740mに到着。
そして遠くにようやく「倉掛山」が見えてきました。
最後の急坂を登ります。
急登を登りきり、「倉掛山」標高 1,777mに到着しました。
駐車場を出てから、ちょうど3時間でした。
山頂の少し離れたところで早速アンテナを設営。
今日の成果
- 7MHz CW: 19局
- 14MHz CW: 6局
- 18MHz CW: 2局(台湾1)
- 21MHz CW: 1局(中国1)
- 24MHz CW: 1局
- 28MHz CW: 5局 (北米1、台湾1)
合計:34局
10時40分にCL、撤収して11時下山開始。
遠くに富士山と、朝のNTT Docomoの無線中継局が見えています。
白沢峠に向かいます。 そして白沢峠に到着、前方に何か見えて来ました。
この山で人気のボンネットトラックです。
どうやってここまで登ったのか?
トラックの荷台から木が生えています。 少なくとも、この木の育つ前からここにいるのだろうと思います。
白沢峠からは、どんどん下降していきます。
そして、ついに林道に出ました。
ここからはひたすら林道を下山。
そして、青梅街道に出ました。
ここから柳沢峠の駐車場まで登っていかないといけません。 距離6km、標高差約400mを登ります。
青梅街道に出てから、ようやく1時間20分、青梅街道を登り、愛車の待つ「柳沢峠」に到着しました。
一周してきました。
本日のルート
そして高度と距離です。
総距離: 20.6km
沿面距離: 21.5km
累積標高: 2,314.7m
総時間(無線運用時間を含む): 8時間07分