
自宅サーバー7号機
2020年12月に発表されたCentOSのサポート停止宣言は世界中に混乱を与えたと思います。
私も全く同様、自宅サーバー6号機で使用していたCentOS7のサポート期限は2024年6月30日、そして後続リリースのCentOS8がそれよりも早い2021年末にサポートを停止するということで大衝撃が走りました。 CentOS7のサポート切れも近くなった6月、ようやく重い腰を上げてCentOS7からの乗り換えを真剣に考えることにしました。
まずはCentOS7に代えるOSですが、候補としてはAlmaLinuxとRockyLinuxが主流のようですが、いろんな情報を集めて、私はAlmaLinuxを選びました。
そしてハードウェアについて、今まで使っていた6号機は、5号機の予備機として購入したのが2014年、すでに10年前です。 この時、すでに10年落ちの中古を買いましたので、ハードウェアとしては20年落ちになります。 消耗品のハードディスクは何回か交換しましたが、サーバー本体は抜群の信頼性でした。 しかし、そろそろどうなるか心配です。 この際、OSの交換による再構築に合わせて、サーバーのハードも全部刷新し、再構築することにしました。
購入したのは、中古のDell R630です。 CPUはXeon E5-2667 v4 @ 3.20GHz 8コア2台搭載の合計16コアCPU、メモリーは128GBという素晴らしいものをヤフオクでなんと4万円で落札。 新品なら40万円ほどのものです。 発売は2014年ですので、これもすでに10年落ちではありますが、小規模データセンターで使われるほどのスペックです。
今回はHDDのRAIDもSoftware RAIDではなくサーバー内のRAIDカードを使用して構築しました。 これでHDDのホットスワップも可能です。
少しずつ新サーバーの構築を始めたのが6月中旬。 一部まだ調整が必要なところもありますが、ウェブサーバー、メールサーバー、ファイルサーバー、クラウドサーバー、NTPサーバー、DNSサーバー、データベースサーバーとしての機能はほぼ完成したので本番稼働を開始しました。
速度はめちゃくちゃ早く大満足です。