
大室山・加入道山
神奈川県相模原市緑区大室山(JCC#111001,SOTA#JA/KN-003)
神奈川県足柄上郡山北町加入道山(JCG#11002E)
今日は寒い一日でした。昨日の雨が上がり、今日は晴れるという天気予報で、裏丹沢の最高峰「大室山」と「加入道山」に登らせていただきました。前回この山に登ったのは2015年の9月。この時は西丹沢の用木沢から登りました。今回は道志側から登らせていただきます。
朝5時に家を出発。日が短くなりました、まだ真っ暗です。
道志街道を走って「久保つり橋」の少し手前にある4台ほどの駐車場に6時過ぎに到着。駐車場の後ろは崖なので注意が必要です。
まだ一台も車はありませんでした。支度をして出発。向こうに見える電灯の付いている所がつり橋の入り口です。
ここが久保つり橋の入り口。
つり橋を渡って反対側に渡ります。
まだ、朝の霧が出ていてつり橋も濡れています。足を滑らさないように慎重に渡りました。
渡ってから左方向に少し行くと「大室山」の登り口があります。この山はとても大きく、登山口標高が450mくらいなので大室山の山頂までは1100mほどの標高差があります。今日も片道3時間コースです。
登り始めてすぐ鹿が5,6頭いました。突然出てきたのでびっくりです。
紅葉が綺麗です。
急坂の連続です。 登り口からずっと山頂まで3時間の急坂のみです。
1時間ほどで「久保・大渡分岐」に到着。1/3ほど登りました。
まだまだ急坂は続きます。
山頂近くなると雲の中に入ったようです。急に寒くなってきました。
駐車場を出発してから、きっちり時計で測ったように3時間で「大室山」山頂、標高1587mに到着です。
きつい登りでした。
早速アンテナを設営して開始。
霧の中でものすごく寒いのでホッカイロを使いましたがそれでも手が凍えます。45分だけの運用でした。
- 14MHz CW : 8局(台湾、北米含む)
- 18MHz CW : 5局
- 21MHz CW : 8局(タイ、ニュージーランド)
合計21局、珍しくタイからも呼ばれました。Ref番号を送れと言ってきたのでSOTA Watchを見て呼んできたわけでは無さそうです。SOTAもいまやメジャーになりました。うれしい限りです。
寒いのですぐに撤収し、「加入道山」標高1418mに向かいました。加入道山はSOTA対象ではありませんがすぐ近くにある前回も大室山の後に登ったところです。
「西の肩」という犬越路分岐をまっすぐ、加入道山に向かいます。
木道の整備が進んでいます。
標高1543ポイントから下りです。向こうに「破風口」というコルが見え、その先に「前大室」が見えています。加入道山はまたもや雲の中のようです。
破風口というコルまでは急坂下りもあります。
破風口に到着。 両側は切り立った崖です。
更に登りなおして、「前大室(馬場峠)」を越えて加入道山の山頂に到着。
山頂の手前に避難小屋があります。前回6年前に登った時に避難小屋を整備していたので綺麗です。
山頂にはベンチがいくつかありました。前回来た時は無かったような気がします。
霧も晴れてくれたので休憩を兼ねて少しアンテナを建てて運用してみました。
- 50MHz SSB : 3局
- 144MHz SSB : 2局
合計5局。 まだ先も長いので30分だけの運用としました。
加入道山からの360度写真です。
撤収して「前大室・馬場峠」まで戻ります。遠方に見えるのが「大室山」、手前左手が「前大室」です。
前大室に到着。
ここからは夏に登った、「今倉山」見えました。左手の枝の間に見えている山です。
そして先週登った「御正体山」が見えています。手前は先ほどの加入道山。遠方に見えているのが御正体山です。
「前大室」からの下山はマイナールートです。
標識がありませんが資材の向こう側に下山します。
結構な急坂もありますし、踏み跡が少ないのでGPSがないと道迷いの危険があり危ないです。
田代キャンプ場に下山しました。ここからは林道を約7kmひたすら歩いて。朝出発した久保つり橋に向かいます。
道志街道を挟んだ向かい側の「長尾」という山は錦繍の紅葉です。
ようやく、つり橋に戻りました。
本日のルート
そして高度です。
合計17㎞弱の路程でした。最初の登りが本当にきつい登りでした。大室山の山頂まで標高差1100mを一気に登ります。
本日もたくさん呼んでいただきありがとうございました。