
DXCC業務日誌5
今月のATNO(All Time New One、初交信エンティティ)の進捗を記録しておこうと思う。
VK9WX ウィリス諸島
前回報告に抜けてしまったが、4月10日夜、北オーストラリアのWillis諸島が入感。 FT8で無事WKDとなり、その後CFMすることができた。当初、単にオーストラリア局と思っていたがVK9Wから始まる局はWillis諸島であり、LoTWでCFMされてあらためて気が付いたという情けない始末。
4U1UN 国連本部
4月17日深夜に4U1UNが18MHz FT8で出ていることを発見。 すぐに呼んでコールバックがあったものの73が返らず断念。 翌18日早朝にも18MHz FT8で出てきたのでコール、何とか取ってもらうことができた。
VU7W ラクシャディープ諸島
インド西にあるラクシャディープ諸島でのDX Peditionが4月中旬から月末にかけて実施され、FT8だけであるが、いくつか交信することができた。 なかなか73が返らないケースが多く、また時間が約1秒ほどずれているため苦労した人も多かったと思う。 私自身も14MHzと28MHzでは最初73が返らずにスクラッチから呼び、再度取ってもらうという形になったが、結局Logアップされたものを見ると両バンドとも1回目で通っていたようだ。
VP9KF バミューダ諸島
4月21日夕刻、VP9KFが14MHzのCWで出ていた。 これがその録音。 VP9KF Paulの素晴らしい運用です。 (音が大きいので注意)
S01WS 西サハラ
5月連休に入り、西サハラのS01WSが毎朝5時ころ10MHz CWで出てくるようになった。 何とかこの機会にQSOしたいと思っていたが、S01WSはスプリットをほとんど使わない、オンフレのみのQSOだ。 このためだいぶ苦労したが、何とか5月3日の早朝QSOに成功することができた。 信号はとても弱くまた長いQSBがあり、聞こえなくなるとほとんど何もわからない状況になってしまう。 これに輪をかけてオンフレだけでの運用であり、だいぶ苦労した。 その時の録音である。 私にとってはとても貴重なものだ。 (音が大きいので注意)
SU1SK エジプト
エジプトは今まで何度か聞こえたものの、信号が弱くQSOはできていなかった。 連休終盤、5月6日の夕刻、21MHzのFT4が良く聞こえていたのだが、突然SU1SKが出てきた。 この時とばかりに呼んで何とかQSOができた。
HK0/PY7XC サンアンドレアス/プロビデンシア諸島
カリブの島、サンアンドレアス/プロビデンシア諸島でブラジルの3局がDX Peditionを行った。 FT8だけであるが、何とか3局とQSOすることができた。
- HK0/PY7RP : 7MHz FT8, 10MHz FT8
- HK0/PY7XC : 10MHz FT8
- HK0/PY8WW : 7MHz FT8
HB0/PH0NO/P リヒテンシュタイン
リヒテンシュタインでWWWFのPeditionがオランダの3名によって実施された。 SSBだけだったようだ。(追記:15日早朝はCWも出ていたようだが残念ながら聞き逃してしまった。) 週末、5月13日の早朝5時半ころから聞こえだしたがとても弱く、しばらくして信号が浮いてきたところで何とかQSOできた。 2回目のコールのあとに???TVという部分だけ聞こえたが、そのままホールド、次にとても弱いがコールバックを確認できた。 (音が大きいので注意)
今月受領した希少エンティティのQSLカードの一部抜粋
ATNOおよびLoTWのWKD・CFMの進捗のまとめ
- WKD:264(前回から+8 ウィリス諸島、国連本部、ラクシャディープ諸島、バミューダ諸島、西サハラ、エジプト、サンアンドレアスプロビデンシア諸島、リヒテンシュタイン)
- CFM:256(LoTW:246/Paper:10、前回から+3 ウィリス諸島、ルワンダ、サンアンドレアスプロビデンシア諸島)
まだまだ先は長い・・・・