
恵那山
長野県下伊那郡阿智村恵那山(JCC#09008A, SOTA#JA/NN-053)
帰路は日曜日に百名山のひとつ「恵那山」に登らせていただきました。 広河原ルートで登りました。
恵那山は、長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる中央アルプス南端の山。日本武尊や「日本アルプスの父」W.ウエストンゆかりの山ということです。 山頂にはいくつか祠があり山岳信仰の山でもあります。
土曜日に恵那山の広河原登山口の近くにある天魚(あまご)パークランドキャンプ場に宿泊。 近くに月山という温泉旅館で温泉にも入れるのでとてもいい場所です。 サイトは広く、こんな広い敷地に40年もののダンロップテントを一つだけ建てました。 恵那山に登るならおすすめの場所です。
朝4時に起きて撤収。 広河原登山口駐車場までは一本道です。 さすがに百名山、県外車も多く、一番近い駐車場はすでに埋まり始めていました。 駐車場にはトイレもあります。 準備をして、5時20分に出発。
最初は峰越林道を歩きます。
30分ほど歩くとトンネルが出てきます。 このトンネルを抜けるとすぐに登山口です。
林道の左に恵那山広河原登山口の標識が出てきます。 ここを河原に降りていきます。
板でできた橋で渡渉します。 板が斜めになっているので結構スリルです。 気を付けて渡りましょう。
渡渉直後から急登の始まりです。 本当に厳しい急登です。
沢を渡って1時間40分の急登と戦い、ようやく一息つけるところまで到着。 この場所で標高1716mです。
まだまだ試練は続きます。 笹薮です。 しかも下の道は泥だらけで一部水たまりもあります。
笹薮との闘い続きます。
おお~~~ 笹の花が咲いていました。 笹の花は120年に一度くらいしか咲かないと言われておりとても珍しいものです。 これが咲くと笹が一斉に枯れるということのようですが、花はこのひとつだけでした。
だいぶ登りました。
ロープ場もあります。
相変わらず登山道はところどころが田んぼのようになっています。
駐車場からちょうど4時間で恵那山山頂、標高2191mに到着。
山頂に櫓があり、展望台のようになっていますが、登っても木の高さが高く何も見えません。
恵那山も山岳信仰の山。 山頂近くに恵那神社奥宮があります。
恵那山の最高標高地点は少し先にあるのでそこまで行ってみます。
山頂近くには祠がいくつもあります。
六乃宮社
五乃宮社
恵那山山頂避難小屋とトイレがあります。
四乃宮社
三乃宮社。 ここから先は下りになります。
何処に最高標高地点があったのかなと少し戻るとありました。 とても地味で見失いがちです。 特に奥宮側からくると見えません。 三乃宮社側からくるとすぐに見つかるのですが。
近くの場所から運用開始。
7MHzのCWだけで運用
- 7MHz CW : 5局
アンテナも短縮なのであまり呼ばれず撤収。 下山開始。
足元はスパッツを付けていないと大変なことになります。 スパッツは沢で洗って駐車場に戻りました。
本日のルート
そして高度。 お碗を伏せたような形のルートです。 とにかく最初の急登が苦しいです。
総距離:11.8km
沿面距離:12.3km
累積標高:1263.1m