飯豊山-2


福島県喜多方市飯豊山(JCC#0708,SOTA#JA/NI-008)

飯豊山-1からつづく

切合テント場で一泊。 夜空には天空に満天の星が見えました。 残念ながら写真は撮れず。

初日、ほぼテント場はいっぱいでした。

日の出は5時前。 日の出とともに「飯豊山」に向けて出発です。

まだ飯豊山の全貌は見えません。 手前の山は「草履塚」1908m 登山道が見えています。

切合テント場から、50分ほどで「草履塚」山頂に到着。

ここで、ようやく飯豊山の全貌を見ることができます。 右手は飯豊山神社の本山、そして中央右、雲の中にあるところが飯豊山の最高標高地点です。

素晴らしく雄大な景色です。 しばらく先に進んでから一旦、草履塚を下ります。

この草履塚から先は神の領域。 ここで昔の修験者は草履を新しいものに履き替えて進んだということです。

確かにここからの景色がそれまでとは一変します。 途中に「御秘所(おひそ)」と呼ばれる岩場があります。

御秘所の少し手前に「姥権現」というお地蔵様がありました。

その昔、このあたりで行方知れずとなった息子を母親が探しにきて、女人禁制の山の掟を破ったため神の怒りにふれ、石に変えられてしまった、という言い伝えがあります。

ここでも道中安全を祈願。 特にこのあと続く「御秘所」の難所を無事通過できますように・・・・

御秘所の岩登りです。 切り立った岩峰を越えていかなくてはなりません。

鎖場もあります。 なかなか大変。

無事、難所を切り抜けることができました。

飯豊山の最後の急登、「御前坂」を登ります。

草履塚、御秘所からだいぶ離れました。

飯豊山神社と本山小屋までもう一息。

飯豊山神社に到着しました。

神社はこのようなコンクリートの建物の中にあります。 この中は撮影禁止、リュックを下ろし、ヘルメット、帽子も脱いで中に入ります。

今日は広島原爆投下の日でもあり、世界平和を祈りました。

飯豊山、最高標高地点が見えてきました。 山頂に立っている人も見えています。

そして今日の朝、出発してから、3時間弱で、飯豊山山頂、標高2105mに到着しました。

360度写真

長く、そして険しい、そして美しい修験の道でした。

今日は午後また雨が降るということで、7MHz CWだけで10分だけ運用。

結果

7MHz CW : 9局

運用していると、昨日テント場から一緒だった仙台一校の山岳部の学生が到着しました。 山頂で校歌を歌っていました。 そのうちの一人がアマチュア無線をやっているようでSOTAのこと少し説明させていただきましたが、ぜひSOTAの仲間に入って楽しまれたらいいなと思います。

登ってきた道をそのまま戻り、御秘所も無事通り抜けて切合小屋のテント場に戻りました。

今日はもう一泊して、飯豊山の余韻を楽しみ、明日下山予定です。

昨日、ほぼいっぱいだったテント場も、今日は私ともう一人の方だけです。

つづく


JA1CTV
山岳登山の道

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