
湯河原三座縦走
今日は久しぶりの単独行。 来年2月にこのあたりに来る予定もあり、下見もかねて縦走という形で城山、幕山、南郷山の3座を縦走してみることにしました。 結構長いルートで急坂やガレ場もあるルートです。 湯河原町にある山渓地図のルート全部を歩く感じで、休憩なしでも7時間半のコース。 湯河原にそんなところがあるんだなという新たな発見でした。
JR湯河原駅に6時38分に到着。 発見は私は小田急線で小田原まで行って、小田原から熱海行きのJR東海道線で行くのですが、小田原から始発の電車なので必ず座れる電車でした。
ちょうど早川あたりから太平洋の向こうからご来光を拝むことができました。 テンションも上がります。
まだ薄暗い中を出発。
今回はルート上にある名所、旧跡などを全部廻りながら登りました。
「山神の樹叢」国指定の天然記念物です。 ホルトノキの巨木があったようですが今は小さいものがまだ生えています。
成願寺のビャクシンの巨木、樹齢800年と言われています。カメラに写しきれないほどの巨木、パワーを感じます。かながわの名木100選に選ばれています。
兜石、源頼朝が兜をこの石に置いたと言われています。 石自体も兜の形をしています。
立石、源頼朝が自分の将来を占った大岩です。
リンドウの花が咲いています。
ようやく1座目の城山に到着、平安時代に土肥城があった場所です。 標高563mです。
東方向には真鶴半島、三浦半島から房総半島までよく見えます。
これは次に登る幕山です
椿台に到着。
トンネルを越えて、ししどの窟に向かいます。
ししどの窟までは急坂を下ります。
ししどの窟、頼朝が隠れた場所と言われています。
ししどの窟からの下山はガレ場です。 細いトラバースや、渡渉も何ヶ所も出てきます。
鍛冶屋という地区の一ノ瀬に下山しました。 ここには素晴らしい山の神の祠がありました。
ここから歩いて幕山登山口まで。
急坂を登っていくと幕岩でクライミングをしている人がいました。
城山から東に見えた真鶴半島が正面に見えるようになりました。
西方向は初島、伊豆大島、利島、新島までよく見えています。
幕山に到着。 標高626m
今日の昼はこれ。
幕山から北方向に下山し、自鑑水に到着。 頼朝が自害を一旦は決意したあとに再起を決意した場所です。 標識が白という字になっていますが?
南郷山に到着、標高は現在は611mだと思います。
ここからは延々と下りを歩いて湯河原の街に向かいます。
安全登山のお礼をして帰宅しました。
今日のルート
そして高度と距離
総距離:14km
沿面距離:15km
累積標高:1350m
行動時間:7時間33分