2011年全市全郡コンテスト


10月8日(土)21時から10月9日(日)21時まで、全市全郡コンテストにフルタイム参加してみました。 実は結婚記念日に近いこともあり、例年このコンテストだけは、フルタイムでの参加をしたことがありませんでしたが、今回は特別に許可を受け...HI、参加することができました。

移動地は、いつもの南足柄市、今回は、FDコンテストの二の舞とならぬよう、土曜の早朝から場所取りに出かけました。 朝8時くらいには、運用地点に到着していたと思います。 その後は、アンテナの設営です。 10mのポールには一番上に、最近仕入れた144MHzと430MHzの2段(144MHz)、4段(430MHz)のGPを取り付け、50MHzの6エレ八木と一緒に上げました。 アンテナ自体は1.2kgほどの追加になり、これだけなら、重量追加もそれほどでは無いのですが、やはり同軸ケーブルがついて来るので、上げれば上げるほど、どんどん重くなり、本当に大変でした。 実は、その後一緒に取り付けていたギボシダイポールの滑車が外れたりして、3回上げ下ろしをしましたが、さすがに3回目は、もう一気には上げることはできず、途中10分ほど休憩をしながら上げました。 明日あたりから、筋肉痛は確実です。

アンテナは全部で五本。

マストの一番上が144/430MHzのGP。 同時に最上部には、50MHzの6エレ八木が取り付けてあります。 これは主に西向けで使いました。 更に同じマストに7MHz~28MHzのギボシダイポール。 少しはなれたところに50MHzの関東、東北向け4エレHB9CVを上げて、3.5MHzには40mのロングワイヤーとATUです。 さすがにこれだけ上げて、更に3回も上げ下ろしをすると、アンテナ設営だけで、3時間も掛かってしまいました。

アンテナ設営後は、1.9, 7, 10, 50 MHzで運用したり、昼寝をして時間をつぶしました。

これだけアンテナを上げていると、金時山の登山客も皆さん、声をかけてくれます。

今回出場する種目は悩みました。 優勝の可能性などというレベルで悩んでいた訳ではなく、せっかくフルタイム出場するわけですし、空振りが続くのも面白くない、どうせやるなら、てんてこ舞いするくらいに忙しいほうが楽しいかなという理由です。 そうは言ってもなんとなく、どこかのシングルバンドで優勝目指しての徹底した追求をすることも気にかかります。

コンテストは、夜21時スタート、あたりは真っ暗です。 開始直後は、シングルバンド50MHzへの転向も考えて、50MHzでスタート。 開始後1時間は、50MHzにも多くの局が出ており、更に50MHzシングルへの転向について悩みましたが、その後は出ている局も減ってきました。 皆さんマルチかなと思い、これ以上続けると24Hのコンテストが空振りの連続かなと思い直し、電話部門での参加も考えたりしましたが、最終的には電信のみで3.5から430MHzのマルチバンドで参加することに決定。

22時半くらいまで50MHzでの運用の後は、即3.5MHzに移行したいところですが、少し144MHzを覗いてみます。 23時半まで144MHzで運用した後、今度は430MHzに移動。 30分ほど430MHzの運用をした後、日付が変わった00時からは、3.5MHzに移って運用。 途中、7MHzも覗いてみますが、やはり夜は7MHzは無理のようで、明日の日中に期待です。 02時まで3.5MHzでがんばりました。 その後は、しばしの睡眠。

朝は05時に寒くて目が覚めて、再度3.5MHzでスタート。 1時間ほど3.5MHzでの運用し、06時からは144/430MHzで運用。 昨晩とは違って今度は結構呼ばれます。 144/430MHzでも、また1時間ほど運用しました。 7時から10時までは待望の7MHzです。 しかし、すごいQRMです。 フィルターを200Hzとして何とか空きスペースを見つけて運用。 10時からはまたVUに戻り、11時からはHFのハイバンドです。 14MHz, 21 MHz, 28MHzと上がります。 ハイバンドのコンディションは、いまひとつでしたでしょうか? しかし、ここでトラブル発生、10時を少し過ぎたあたりから、電源電圧の降下から、いきなりリグがシャットダウン。 なぜかその後、少し電源が入らずとても焦りましたが、何とか持ち直したようで再開しましたが、電源電圧が正常であるにもかかわらず、時々落ちてしまいます。 いろいろ確認した結果、ヒューズ部分の接触が問題のようです。 どうも、電源が落ちたときに何かの障害でヒューズの部分の接触が悪くなったのでしょうか。 いずれにせよ、ヒューズの交換でなんとか安定し、コンテスト再開です。

その後は、7MHzを中心に運用しました。 7MHzも時間帯によって、開いている場所がどんどん変わりますので、昼すぎ、夕方にも運用、その間は、同様に50MHz、144/430 MHz, ハイバンドで隙間を埋める形で進みました。

また暗くなり始めました、2日目の夜到来です。

21時終了後は、ほとんどへとへとというよりも呆然状態。 コンテスト中は眠かったのに、不思議にも眠気も無くなってしまいました。 もう夜も遅く、まわりも真っ暗、とても5本のアンテナを下ろせると思えませんので、その場で2泊目です。

10日、早朝目が覚めます。 3日目の朝です。 今日はアンテナの撤収です。 その前にと思い、HFでDXが出ていないか聞いてみましたが、それほどコンディションも良くないようです。 そんな中で7MHzのCWで3D2AUという局が出ていました。 ロツマ諸島のコールですが、何度聞いても、先日の3D2Rとは違うようです。 スプリット指定でしたが、一応呼んでみると一発で返答。 帰ってからQRZで調べてみたのですが該当する局は無いようです。 どなたか知っている人がいたらQSL情報など教えていただけませんでしょうか。

その後、1時間くらい掛けて撤収し、無事帰宅となりました。 今回初めて、全市全郡コンテストフルタイム出場となりました。 結果は、約600QSOとなり、昨年の結果を見てみると20位以内には入れているようですが、今年はどうだったんでしょうか? 結果はどうあれ、3日間、存分に楽しむことができました。 皆様、コンテスト中はありがとうございました。

PS: 帰宅後はカミサンをつれて、箱根の仙石原のススキを見に行ってきました。 その後はガラスの森美術館を見て、4時半に帰路に着きましたが、今日は3連休の最終日で、箱根を通って帰ったら、いったい何時に帰宅できるか知れず。 足柄峠を通って帰宅することにしました。 本日2度目の足柄峠通過でした。 途中で事故渋滞にも巻き込まれたのですが、仙石原から3連休最終日に2時間で帰宅できました。 「ほら、こういうときのために、俺は普段から峠を研究して・・・・・・」、 今日もカミサンに感謝です。

 


JA1CTV
コンテストの道

6件のコメント

  • JF9BLA/1

    はじめまして。
    コンテスト移動運用お疲れ様でした。

    私はP50部門で只管6mのSSBに出ていたのでお会いする機会がなかったようで残念です。

    さて3D2AUですがこちに情報がありました。
    http://www.ik3qar.it/manager/man_result.php?call=3D2AU&s=n
    先日から3D2RいまぎれてQRV情報が上がってる局ですね。

  • JN1KWR

    コンテストでは交信ありがとうございました。
    2泊3日だったとは、、、。お疲れ様でした。

  • JH0CJH

    BLAさん、
    こんにちは、土曜日はコンテスト開始前でしたが50MHz CWでのQSOありがとうございました。50MHz Phone部門でしたか? コンテスト終了後にBLAさんが反省会に出ているのも、たぬきワッチしてました。HI おかげで6m AM Roll Callを思い出して参加できました。 3D2AUのInfoもありがとうございました。 2000年と2004年のInfoのようですが、今も変わらないのかな? まあ、Buro経由送ってみます。

  • JH0CJH

    KWRさん、
    コンテストお疲れ様でした。今までもキャンプ以外の移動運用で2泊、3泊の野宿は経験がありますが、同じ場所に連泊は初めてでした。 KWRさんのレポート読みましたが、移動と参加部門PとMの違いはあれどほとんど行動パターンが似ていますね。やっぱり誰でも考えることは同じようで、参考になりました。

  • JF1DIR

    2泊とは!おつかれさまでした。
    マルチバンドに出られてたんですね。タイミング悪く80mのみの交信でしたが、QSOありがとうございました。

  • JH0CJH

    DIRさん
    コンテスト中はありがとうございました。2泊の野宿でした。
    さらに重いアンテナの3度の上げ下ろしで、筋肉痛が始まってます。
    でも、やっぱりコンテストは楽しいですね。

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