「その他の無線関連」カテゴリーアーカイブ

SOTA関西アイボール会

土日はずっと食いだおれでしたが、実は・・・・・まだ続きます。

17時から、関西地域でのSOTA愛好者の宴会が開催されました。

カミさんは17時前に一足先に帰り、17時に梅田の会場「本陣」へ集合。

左から、JP3DGTさん、JJ3AMOさん、JH0CJH、JM3HRCさん、JP3PPLさん、JM3GVHさん、JF3KLHさん、JM3URGさんです。 URGさんは、都合で参加できませんでしたが、最初の挨拶だけに来ていただき宴会開始前に記念撮影。 忙しいところありがとうございました。

宴会はKLHさんの幹事のもとで各局の自己紹介をプロジェクターを使って実施。 楽しい話ばかりで、とても盛り上がりました。

新幹線の時間があるので、私は残念ながら19時半には途中退場してしまいました。 楽しい宴会でまだまだ話したいこともありましたが残念。 次回はもう少し遅い新幹線にします。

 

SOTAスイス支部写真集

DXerとして著名なJQ2GYU局からSOTAスイス支部のHB9JOE Andyさんと HB9FPM Evaさんが自費出版している写真集をお借りすることができました。

ドイツDL、リヒテンシュタインHB0、スイスHB9、チェコOKの山岳での運用された時の写真が全100ページに渡って紹介されていました。

こんな素晴らしい環境で運用してみたいものです。

JQ2GYUさん、ありがとうございました。

 

熊本地震

熊本で大きな地震が発生しました。

皆様のご無事を祈るとともにお見舞い申し上げます。

地震とEsの関係については何度かこのブログでも投稿してきましたが、(こことかここ)今回の地震も地震発生の2日前くらいから日本上空にスポラディックE層が発生し、50MHzで宮崎ビーコンが入感しています。

東北、北海道の局から九州からの信号が入感しているというレポートも上がっています。

まだ余震が続くと思います。 気を付けてください。

 

第11回 松田町ジャンク会

今日は、松田町のジャンク会がありましたので、参加してきました。

このジャンク会、朝が早くて8時半から売買開始なのですが、6時にはもう人が集まりだします。 しかし、今日は5時に目覚ましを掛けていましたが、そのまま朝寝継続。 6時に起きました。 それから支度をして、出かけましたので到着はだいぶ遅くなってしまいました。

しかし、何とか場所を空けておいてもらったようで、一席確保。

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SOTAのメンバーにお約束したように、赤いSOTA旗を上げておきました。

8時半のスタート時は人であふれんばかりでした。 いつもながらこの松田町ジャンク会は凄い人気です。 そして毎回人が増えています。

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今回の総売上げは2,200円となりました。 そこからSMA(P)-BNC(J)のアダプターを買って300円マイナス。 合計1,900円が財布に入りましたが、帰りにカミサンから「夕飯を買ってきてコール」をいただいて、あっという間に消えてしまいました。 こういう特別な収入では何かおいしい酒でも買って飲みたいところなんですが・・・・

本日はSOTAのJJ1SWI香川さん、JI1KBFメラさん、そして海外QRVを計画されているJN1RQVテルさん、愛知からJF2CRPしまったさん、それから、いつものWQOさん、NZNさん、VZVさん、HFUさん他、たくさんの方と面談できました。 ありがとうございました。

 

 

第10回松田町ジャンク会

今日は、足柄上郡の松田町で半年に1度実施されているジャンク会に行ってきました。

朝5時半ころに松田町に到着。 ぶらぶらしながら会場の河原に6時前に到着しましたが、既に車が20台ほど来ていました。

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(クリックで拡大)

私は前回3万円超の売上を上げて、もう売るものも無かったのですが、とりあえず参加。

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今回は3,000円の売り上げとなりました。

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県外からも多くの方が参加しており、いろいろと話を聞かせてもらいましたが、フリーライセンスラジオが、結構おもしろそうなので興味を持ちました。

今回は雑誌のラジオライフが取材に来ていたようです。

 

シイタKEY発売

クリス ジョーンズ ホニャララ社(以下CJH社)によると、昨年発表したFT-817NDの水冷化キットはまだ一台も売れていないらしい。 しかし、引き続き発売中ということなので興味のある人は問い合わせてみてはいかがだろう。

そんなCJH社からの新たな情報が飛び込んできた。 今回発売になるのは電鍵のつまみ部分にシイタケを使った「シイタKEY」である。 発売は2015年4月1日。

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なぜシイタケをつまみの部分に使うのかであるが下記の理由をクリス氏は力説している。

  1. 環境にやさしい: シイタケは自然を感じさせる。 古くなったら可燃物として捨てることも出来るし、食べてもおいしい。
  2. ソフトな感触: 長時間KEYを叩いても疲れない。 シイタケの表面の微妙な模様が滑り止めになっている。
  3. 忘れ物対策: 移動運用で山に登った時に、「あっ、電鍵のつまみ部分を忘れた!」って結構ありますよね。 そんな時にも山ですぐに手に入る。 このページ参照

ということのようだ。

ちなみに現在の課題もいくつかあるようで

  1. 耐久性: 時々興奮して強く電鍵を打つときにシイタケの笠が壊れてしまう。 このような時の対策としてしばらく放置し、干しシイタケにしてから使う手があるようだ。
  2. 手がシイタケ臭くなる: シイタケをアルミホイルで包んでください。 ラップでも効果がありますが、使い終わった後すぐにオーブンに入れてホイル焼きが作れますのでアルミホイルがお勧めです。
  3. 腹が減って食べてしまった: 「シイタKEY」の代わりに時々姉妹品の「ベニテングダKEY」を使うことで次第に食欲は薄れるでしょう。

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尚、気になる価格は599万円とのこと。

「シイタKEY」の姉妹品として、上記「ベニテングダKEY」の他にも、「マツタKEY」と「エノキダKEY」があるそうだが、「マツタKEY」は超高級品のため一般人に手に入ることは無いだろう。 価格も599億円と、宝くじに599回くらい当たらないと買うことは出来ない。

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「エノキダKEY」は写真のようにつまみが多く付いており、どのつまみがKEYにつながっているのかは、一見しただけでは判らないようになっている。 つながっているつまみは自由に変えることが出来るので、見ず知らずの人が出入りして、誤って電鍵を操作されてしまうようなシャックにおいて有効なセキュリティ対策になっている。 また、見つけるとすぐに電鍵をいじりたくなるような腕白小僧が、いや・・・・小さなお子様がいるご家庭には持って来いだ。

クリス氏は、注文は気分次第で受け付けているらしいが、興味のある人は問い合わせてみる価値はありそうだ。

 

オリオン座、1600年前の予見

今日は寒かったですね。 会社の帰りに、ふと夜空を見上げると、今日は、月も出ていない闇夜。 でも空気は澄み渡り、闇夜であるからこそ、満天の星がたくさん見えました。

明日の朝は3時半起きで出張。 下手に寝ると、起きれないかも知れず、もう寝なくていいかということで星空を眺めて、写真を撮ってみました。

冬の代表的な方位指針である、「オリオン座」 そしてオリオン座の西には「昴 すばる」がきれいに輝いていました。 そして、オリオン座の中にあるM42星雲。

このM42 星雲は私の守護神。 今から24年も前の話ですが、この星に助けられた思い出があります。

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(写真はクリックで大きくなります)

いまから25年ほど前、欧州のスペインでは当時、1992年のバルセロナオリンピック、セビリア万国博覧会、コロンブスのアメリカ大陸発見500年祭と大きなイベントが目白押しで、スペインの好景気が続いていたころの話です。 当時、衛星通信の技術者であった私のところに一通のFAXが届きました。 スペインのある会社からの連絡でした。

それは、「このたびスペインで国内衛星を打ち上げるため、この通信衛星の監視制御地球局を作るために是非とも協力してほしい」という内容の2ページのFAXから始まりました。

それまで、衛星通信用の地球局の設計はやったことがありましたが、人工衛星の監視制御局の設計は一度もやったことのなかった私は、チャレンジ精神で積極的に商談を進めたあと、無事案件の受注に成功しました。

しかし、その後は苦労の連続でした。 単に通信を行うだけではなく、人工衛星までの距離と位置(角度)の正確な測定、そして姿勢制御のコマンド、テレメトリーの受信が必要なのです。 測定機のような局を作らなくてはならないのです。

初めての経験で、会社の先輩、大学の先輩に相談し、いろいろと悩みながら設計を進め、お客様の承認を得た後、巨大アンテナ・通信装置の手配、試験、そして日本からの出荷を行いました。 1991年9月、長男が生まれて3カ月後、貨物も無事スペインに到着し、私も責任者として渡航し、現地で工事を開始しましたが、ここで、とてつもない難問がお客様から与えられました。

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この監視制御地球局の位置(角度)の測定を行うアンテナは、直径13mのパラボラアンテナですが、パラボラアンテナの反射面の精度は0.2mm 程度の精度で調整しなくてはなりません。 これはアンテナを天頂に向けた状態で調整します。 しかしアンテナを実際の衛星が位置する、仰角30度程度の角度に向けた時には、この直径13mの巨大なパラボラアンテナが、わずかながら、たわんで歪んでしまうために、電波のビーム角度が下にずれてしまうのです。 通信だけが目的の地球局であれば、自動でビーム方向にパラボラアンテナを向け衛星を追尾しますので、角度の精度はそれほど重要ではありませんが、衛星の位置を特定する目的の局では、正確に衛星の位置を測定できません。

お客様からは、「そんな状態でどうやって正確に打ち上げた人工衛星の角度を校正するのか? 正確に衛星の位置を特定できない場合は、何十億円もする人工衛星が、どこかにすっ飛んで行ってしまう可能性があるではないか。」というものでした。

この局は、もちろん人工衛星打ち上げ前に完成しなくてはなりませんので、当然実際に運用する位置に衛星などありません。 どうやってその静止衛星が打ち上がる予定の場所近辺で角度の校正をするのかという大問題でした。

監視制御局の工事はどんどん進み、衛星打ち上げの期日は迫ります。 しかし、この与えられた課題は若干31歳の私には大きな課題でした。

解決策もないまま悩んでいた時に、まったくの偶然なのですが、ある日、ある時に地球局を建設している場所から見て、ちょうど静止衛星が打ち上がる、まさにその位置に「電波星」が通過することが判りました。 「電波星」とは新星や星雲などで、電波を発している星のことです。 調べてみると、1991年12月のある日、夜23時ころだったと思います、スペインのその局の位置する場所から人工衛星が打ち上がる場所を電波星が横切るのです。 その日が来るまであと1カ月。 十分に検討し、電波星からの電波(ノイズ)と受信設備のG/T、ノイズのC/Nを計算し、13mのアンテナで受信可能であることが判りました。

「これしかない!」

その星こそが、「M42 オリオンA」と呼ばれる電波星でした。

プロジェクトの成否のすべてを、この星に掛けて、この日、この夜、この時間にその場所に来るであろう、その星の電波を受信できれば、その星の位置はあらかじめ計算で求められている訳ですから、たわんだアンテナの位置で正確な角度の校正ができるわけです。

地球は公転と自転を繰り返しています。 星の位置は時々刻々と変わります。 M42星雲が人工衛星の位置を通るのは1年の中でも数日、そして、その当日であっても、予定時刻の、1,2分以内に校正を終わらせなければなりません。

試験初日、結論から言うと、失敗しました。 M42 からの電波を受信できませんでした。 お客さまからも失望と落胆、そしてどうするつもりかというプレッシャーが掛りました。 とにかく翌日もう一回やらせて欲しいということをお願いし、翌日も挑戦。

そして、翌日は神に祈る思いで、電波星を探しました。 まさに針の穴で天空の星を探すほどのチャレンジです。 そして、ついに見つけました。 これはいまだに私が宝物として保管しているチャートレコーダーの記録です。

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遥か1,600年前に発せられた電波です。

無事、アンテナの角度の校正はこれで完了しました。 恥ずかしい話ではありますが、こらえ切れぬ思いがあふれ、局舎外に飛び出てオリオン座を見あげて、自分を信じてくれたお客様と「Gracias!」と叫んだことを思い出します。

まさに、この「M42 オリオンA」は、遥か1,600年前から、1991年の12月、スペインの片田舎で悩み苦しむ日本の若造がいることを知っていて、電波を出し続けてくれていた訳です。

「オリオン座、そしてM42 星雲」 冬の季節は、関東地方では肉眼でも、オリオン座の三つ星の下にボーッとした細長い雲のようなものが見えるはずです。 1600年前の光です。 この季節、いつも、この星を見上げては当時の感動を思い起こしています。

私の守護神です。

 

Have you ever heard about “Radio Star”?
In astronomy, “Radio Star” is a star that emits radio waves.
I had a very profound experience with the “Radio Star” that has saved me from a difficult situation of a certain project. Yes, “Radio Star” is my guiding star.
More than 25 years ago, when I was very much younger, I was working as the Satellite communications Systems Engineer. During that time, I was the project manager for Satellite angular measurement and distance measurement stations in the Spanish Domestic Satellite Project. The project is not just about satellite to earth station communications but also involves determining the location and measuring the distance of the satellite itself in relation to the position of the parabolic antenna in the satellite control center. During that time, I already had several experiences in designing satellite communications earth stations that was rather simple and not as complicated like this Telemetry/Telecomand and Satellite Angular Measurement stations involved in this project I am going to tell you about.
In this TTC and AM station project, everything was very new to me and everything in this project was a challenge for me. I made thorough studies about these TTC and AM stations by reading technical documents and listening from the experts including the ones in the University where I graduated from.
These kinds of stations have a very important role that after satellite launch, it should be able to capture the satellite beacon signal and precisely measure the angular position and distance to track the satellite location in order to lock on the satellite position. An error in the measurement will cause the satellite to drift and in the worst case, may result in the loss of millions of dollars of satellite equipment. This is one of the main functions in these critical stations.
Distance measurement is really not that difficult. I could make calculations of time delay using RF loop back circuits.

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The headache comes when dealing with angular measurement stations, especially when calibrating the alignment of the antenna angle. This is because huge parabolic antennas having a diameter of about 13m, in the case of low elevation angle position, the beam direction is slightly shifted downwards and therefore misaligned because of the deformation of the parabolic antenna surface by its own weight. Then in order to get the precise angular calibration, the calibration work should start at the antenna elevation angle that is pointing at the planned or theoretical satellite position.
But how? It’s a very difficult question because there is NO satellite up there in the first place and it is that vacant position where we want to put the satellite we are launching.
“We have to find out something at the planned satellite position, that is emitting some kind of radio wave and its precise location should already be determined beforehand or easily calculated.”
Our project team got stuck with such difficult predicaments.
After deep thoughts and brainstorming, we found one possible solution: on a certain date and time, an astronomic Radio Star is crossing a planned satellite position. The date and time that astronomic Radio Start is crossing the planned satellite orbit, is just 3 months before the satellite launching date.
The name of this Radio Star is “ORION-A”, located in the great nebula in the Orion constellation M42. If we can find this radio star relative to the nearest location of the planned satellite, we can precisely align the antenna using this radio star because the location of the star can be calculated with respect to the time and the location as seen from the earth. We also found that the noise signal level of the radio wave which can be measured thru the 13 m diameter parabolic antenna.

We were very much thrilled with the great discovery of this timely coincidence of orbit data and ORION, the symbol of power was really a big help to all of us.
We then tried to find out the noise level emitted from ORION-A during the midnight of December of 1991 from the suburb of Madrid city, Spain. However, measuring the radio noise level emitted by ORION-A was very difficult. The calculated level is just 0.1 dB from the noise floor. Not only that, the alignment and calibration should be done in near planned satellite position otherwise the calibration will have no meaning. Besides that, the allowable time period to find ORION-A and perform the following alignment work with ORION-A need to be completed in a very short time.
On the first day, we failed and could not find ORION-A in the limited time period because the movement of the constellation was so fast and noise level from ORION-A was very low. It was really a fast-moving target. Our customer who was witnessing what we were doing was apparently disappointed and started to doubt not only our antenna alignment process but my ability as well.
On the second day, we wrote a program to automatically drive the antenna considering the spin of the earth as compensation of the movement of the star then give the fixed step angle bias on the antenna to locate ORION-A. Finally, we succeeded in finding the radio wave noise signal from ORION-A rising up from the noise floor. The antenna was properly aligned by using the ORION-A position. I still have the chart record of this ORION-A radio wave signal as shown below:

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Just a 0.1 dB radio wave signal level that has been emitted from ORION-A, which was emitted 1,600 years ago really saved us and saved our project.
It was so euphoric and even emotional for me as project manager. I ran outside of the satellite control center building and cried tears of joy while looking up the direction of ORION-A….I shouted “ARIGATO ORION-A, you really saved us”.
Even now, after many years, whenever I look up to the star ORION-A, I become very emotional. 1,600 years ago ORION-A knew that I would have a problem in that project in 1991, and so it emitted radio waves to save me. This is really the handiwork of God.

This is a true story and one of the most memorable events in my life.  By the way, you can easily find ORION-A without telescope on a clear night. It is located at the middle of the lower part of the constellation ORION.
ORION-A, surely gives us the power of the radio wave emitted 1,600 years ago and I will go with lord ORION’s guidance and help.

 

QSLカードは信書か?

今日の朝、通勤の電車の中で日経新聞に興味のある記事が載っていました。

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クロネコヤマトのヤマト運輸が「メール便」サービスを廃止するというニュースです。

「メール便」と言えば、我々アマチュア無線家がすぐに思い当たるのがJARLのQSL転送。 私は0エリアのコールと、1エリアのコールの両方を持っているので、毎月届けられるQSLカード転送です。

このサービス停止の背景には、郵便法があり、日本郵政グループ以外の第三者が「信書」を配達することが禁じられていることがあるようです。

この「信書」の定義ですが、総務省によると

「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」

ということです。 「信書」以外のものとは「刊行物」や「印刷物」です。 日経新聞によると、日本郵政グループがこの信書について実質的に配達を独占しており、郵便法では信書を日本郵政グループ以外のヤマト運輸のメール便などで送ると、最高で懲役3年または罰金300万円が科せられる罰則があるとのこと。

ではQSLカードは「信書」なのかという点ですが、総務省の定義に従うと、「特定の受取人」であるQSOの相手局に対し、「事実を通知する文書」、つまりQSOの事実を証明する文書ですので、これはもう明らかな「信書」だと考えられます。 QSLカードは印刷物でもありますが、特定の相手方とのQSOデータが個別に記載され、なおかつ発行局のサインや印鑑がないとだめという堅苦しいことをいう方も多く、これはもう明らかに印刷物、刊行物ではありません。 かく言う私も交信証明印を押しています。

JARLは数年前からQSLの転送に「クロネコメール便」を使っています。 これはJARLの財政難を救うためにも、私個人としては大賛成なのですが、郵便法に違反しているということのようです。

日経の記事は

「ヤマト運輸は22日、3月末でメール便サービスを廃止すると発表した。メール便に手紙などの「信書」が交ざると、利用者に刑事罰が科される恐れがあり、誤った利用を避けるためだ。」

と伝えています。 つまり送り主だけでなく、受け取り側も郵便法違反ということのようです。 この点は長年、ヤマト運輸と総務省の間で確執があるようです。

今後はヤマト運輸も別のサービスを作るということですが、郵便法はそのまま生きているわけであり、どんなサービスが作られるにせよ、JARLが今後も日本郵政グループ以外の会社のサービスを使う場合は郵便法違反となるわけです。

私はJARLを責めるつもりはありません。 むしろ、財政難のJARL、その運用コストの大きな部分を占めるQSL転送サービスを救うためには有効な手立てだと思います。

時代に即さない郵便法を変えるべきなのでしょう。

 

SDR(ソフトウェアデファインドラジオ)-2

先日のSDRの続きです。

前回の記事でデジタルTVのUSBスティックを直接、アンテナにつないで聞いていましたが、高い周波数は何とか受信できるものの、低い周波数では感度が低いことがわかり、市販されている周波数コンバータを仕入れてみました。 この周波数コンバータは、入力受信周波数を100.0MHzアップコンバートするもので、例えば3.520MHzであれば103.520MHzに変換してくれます。

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表示上は100MHzのずれがありますが、オフセットを掛ければ正しく表示することができます。 これで低い周波数でも非常によく聞こえます。

まずパソコンのUSB端子にUSB SDRチューナを接続。 下の写真ではUSBポートの数に限りがあるのでUSBハブを経由しています。

そしてSDRチューナのアンテナ端子にアップコンバータからの出力を入れます。 アップコンバータにはアンテナを接続、そしてアップコンバータの電源としてUSBバスにて電源を供給しています。

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ソフトは今回はHDSDRを使用してみました。

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HFアマチュアバンドのSSBの信号もCWの信号も、AMの中波放送、短波放送、V/UHFのさまざまな業務通信もよく聞こえます。

You TubeにAM中波放送のNHK、ニッポン放送、そして7MHzのSSBとCWの様子をアップロードしてみました。 BPFの帯域幅を変えてAM放送がどのように聞こえるかもお見せしています。

こんな感じで聴くことができます。

 

SDR(ソフトウェアデファインドラジオ)-1

遅ればせながらSDR(Software Defined Radio)を試してみました。

昨年末に秋葉をぶらついていたときに探していたのが、実はこれなのです。 結局見つかりませんでしたが・・・・

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これは、海外のデジタルTV用のUSBチューナです。 当然ですが、日本ではデジタルTVの方式が違うので使えません。 このため、秋葉で探してもなかなか見つからない訳です。 あきらめてAmazonで購入しました。 1,640円でした。 日本で使えないようなデジタルTVチューナをなぜ買うのかというと、SDRとして使うためです。 年末に届いていましたが、なかなか時間も無く、うまく動作させることができず、いろいろ実験していましたが、ようやく安定して動作するようになりました。 付属のソフトなどは、海外用デジタルTVの受信ソフトやドライバーなどであり、SDRとしては全く使えませんのでインターネット上にあるドライバーやSDR受信用ソフトをダウンロードして使います。

USBチューナで使っているデバイスは、RTL2832Uというチップです。 このチップを使っているUSBチューナだと汎用性が高く、インターネット上で簡単にドライバーや受信ソフトを見つけることができます。

私がとりあえず使ってみたのは、SDR#という受信ソフトウェアです。 このソフトをダウンロードしてインストールすると、ZadigというRTL2832Uチップのドライバーのインストールソフトまで一緒についてきます。 ソフトのインストール方法や設定方法は、他のサイトで詳しく説明されているところが多いので、そちらをご参照ください。 (°O゜)☆\(^^;) バキ!手抜き。 「SDRラジオ、RTL2832U」などのキーワードで検索すると、たくさん出てくると思います。

長、中波からマイクロ波まで受信できますので、中波放送、短波放送、アマチュア無線だけでなく、FM放送や航空管制無線、他の業務無線なども受信できます。 ただ、このUSBチューナ単体では、短波や中波放送など、低い周波数では感度が低く、あまり聞こえませんので、周波数コンバータを入れてやると良いようです。 下はFM Yokohama 84.7MHzを受信しているところです。

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当面は、SDRでいろいろ実験してみるつもりですが、このSDR導入の本当の目的は、Kenwoodから発売されたTS-590Gとの組み合わせで使うとおもしろそうだと思っているためです。 TS-590は基本性能が良いと評判の無線機ですが、スペアナ機能が無いことが少し気になります。 しかし、スペアナをリグに付けるべきかどうかは、カラーLCDの寿命などから以前より疑問が残っていました。 このためTS-590Gにスペアナが「外付けで」できたら最高なのにと思っていました。 昨年、発売されたTS-590の改良版であるTS-590GにはSDRなど受信機用のアウトプットがあるようです。 このアウトプットポートの使用目的は、当初よくわかりませんでした。 そんな矢先、JL8KUS局のこのページを偶然見つけたのですが、SDNのスペクトラムスコープが、TS-590Gのスペアナとして使えるのではないかというところに期待しているのです。 実は、私はTS-590Gを持っていませんが、近い将来・・・・いや遠い将来かも知れませんが、TS-590Gを導入した場合のために備えようかなと思っているものです・・・・・笑

そして良く見ると、KUSさんのブログにTCVさんも書き込みをしているところを発見。 TCVさんもSDRでいろいろ実験をやられているようですね。

それにしても、こんな小さなUSBメモリーみたいなもので、良くこれだけのワイドバンドが高品質で受信できるものだなと思います。 モードもSSB, CW, AM, FM, Wideband FMが受信でき、さらにフィルターの幅もマウスでドラッグするだけで変更できます。 音質も無線機に比べて、それほど遜色も無く素晴らしいものです。 正直、ここまで凄いものとは思っていませんでした。

次はアップコンバータを入手してみようと思っています。

2につづく