Keeping it Clean


私は一時、JARLの方針や当時のJARLの運営に直接かかわる人間に対しての不信感、および軽蔑の意味から、JARLを退会し、ARRLのメンバーになりました。 現在はJARL会員に復帰しています。(2023年7月以降のJARL体制には信頼を置いています)

話は変わりますが、今年の2月からなぜかARRLのQST誌が届かず、ARRLに問い合わせました。 ARRLのどの部門にQST誌が届いていないことの連絡をしていいのか判らず、いくつかの窓口に問い合わせました。 その翌日には、即刻ARRLの2か所の部門から「システム不具合でQST誌の発送ができていないところがある」との連絡があり、「すぐに送れていないQST誌を送るよ」という連絡を同時に受けました。 ARRL側の不手際を開示した、とてもオープンな対応です。 直後に私から、「2部門から連絡を受けたが、1か所から送ってくれればいいよ」と連絡したものの、本日、同時に2通の郵送物が届きました。

2部門から送れていなかったQST誌を送ってくれたようです。

事実としては無駄になってしまったことになります。 「もっと横連携を!」などということも言えるかも知れませんが、この一見無駄に見えるようなこの対応、精神こそが「会員FIRST」ではないでしょうか?

今日届いたQST誌の2月号のARRL会長のメッセージは「Keeping it Clean(清さを保とう)」という投稿がありました。

この記事自体は送信電波の清らかさ、純度を話題としたものです。 クリーンシグナルの重要性をARRLもメーカーとともに追い求めていくという方針の宣言です。

送信電波の信号の純度もとても大切ですが、JARLの組織を運営するリーダーの潔癖さも我々の趣味を維持し、発展させるためにはとても大切な要素だと思います。

 


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