福島飯坂温泉レトロ昭和
今週末はカミサンと福島に行ってきました。
福島駅でレンタカーを借りて、まずは喜多方市まで。
「長床」にある熊野神社の大イチョウの紅葉が綺麗だと言う話を聞いていってみました。
もう落葉しておりましたが、落葉しているからこそ黄色のじゅうたんのように落ち葉が敷き詰められていて綺麗でした。 ちょうど長床ウォークというイベントで多くの人が来ていました。
この長床という地名ですが、この熊野神社の中にある拝殿がとても長く作られていて、訪問した時は拝殿内で太極拳をやっていました。
大イチョウを見た後は、喜多方のラーメン。 20年くらい前に喜多方には一度ラーメンを食べに来たことがあるのですが、すっかり町の様子も変わっていて、「ラーメン館」なるものがいくつか出来ていました。
喜多方ラーメンを食べた後は、「大内宿」まで。
古いかやぶき屋根の家が立ち並ぶ、綺麗なところでした。 古い家や村の様子が、イギリスの田舎を思い起こさせました。 コッツウォルズのBroadwayという村にそっくりです。
宿泊は福島の飯坂温泉まで戻って投宿。 飯坂温泉は初めてです。
飯坂温泉を代表するこの「十綱橋」は、このドイツ型の鉄の橋になって、掛け替えられてからちょうど100年ということで、明日11月23日には記念式典が行われるようです。
福島に行くことが決まったのは数週間前で、3連休のためどこも満室でしたが、ひとつだけ宿を確保。 ひなびた温泉宿ですが、アンティークの調度品がとても素敵なところでした。 昔のラジオが多く展示してあって、これもまたとても興味をそそります。 橋のすぐたもとにある、橋本館というところです。
これは日立製のラジオ。 真空管式のおそらく5球スーパーだと思います。
これはナショナル製、これも5球スーパーでしょう。 今でも動くらしいです。
橋本館の店主にだれか趣味で集めている人がいるのか聞いてみましたが、もともと、これらのラジオは各客室に置いてあったものらしいです。 当時は客室にはテレビではなくラジオだったそうです。 歴史のある旅館ですから当然といえば当然です。
これはステレオ。
アンティークなテレビも展示されていました。
客室にある電話はこれです。 電話機の座布団がいいですね。
昭和にタイムスリップしたようなレトロ感満載の素晴らしい宿でした。