
明神ヶ岳
神奈川県南足柄市明神ヶ岳(JCC#1118, SOTA#JA/KN-009)
寒い毎日が続きますが今日は立春。 日の光に少しだけ強さを感じました。
今日は南足柄市の「明神ヶ岳」標高1,169mに登らせていただきました。 今まで明神ヶ岳は明星ヶ岳、塔ヶ岳の縦走をした時以外はピストンで登るケースが多かったのですが、別尾根で最乗寺の奥之院に行ける道があるようなのでこの道を下ることにしました。 この山道は国土地理院の地図には載っていません。
天気予報は朝から晴れということでしたが、朝は曇りでした。 まだ暗い中、家を出発。「最乗寺」の駐車場には7時前に到着しました。 準備をして7時に出発。
最乗寺では昨日、節分の豆まき会があったようです。
大下駄の横の橋を渡ってからが登山道の出発です。
最初は急な登りですが、しばらく行くと林を抜けていく道です。
駐車場から1時間で見晴小屋に到着。 水を少し飲んですぐに出発。
F観光の廃墟となったリフト横を通過。
このあたりから芝の広い道になります。
駐車場から1時間半で「神明水」という水場に到着。
この時期、水は枯れています。
さらに登ると地面に雪がちらほらと出てきました。
高度を上げるたびに、どんどん雪の量が増えます。 ただしアイゼンは不要です。 バリバリに凍っているのですが暖かくなったらぐちゃぐちゃの泥道になることは確実。 今日は別ルートで下山するのが正解だったかもなどと思いながら登りました。
広い道を過ぎて岩場に入ります。 このあたりの雪が一番多かったと思います。
そして駐車場を出てから2時間半で「明神ヶ岳展望所」、標高1169mに到着。
向こうに見えるのは「大涌谷」水蒸気が山腹から出ています。
明神ヶ岳も少しだけ硫黄のにおいがしています。これは大涌谷のものではなく、この山頂あたりでも少しガスが出ているように思います。 このため山頂近くは雪もありません。 南側斜面ということもあると思いますが地熱がすこし高くなっているためです。 以前登った時は硫黄のガスが山頂の少し下から出ていました。 今回は山頂は硫黄臭さはありませんでしたが、登っている途中で一か所塩化水素の匂いがしているところがありました。
山頂からの360度写真
風が強くて寒いので笹薮の影になっている場所でアンテナ設置。 展望所よりもこの鳥獣保護の看板のあたりのほうが数メートル標高が高くなっている山頂のようです。
今日も14MHzからスタート。
今日は寒いのでカップヌードルは蒙古タンメンです。
今日の成果
- 7MHz CW : 16局
- 14MHz CW : 10局(台湾1、フィリピン1)
- 18MHz CW : 10局(北米1、フィリピン1)
- 21MHz CW : 3局(ニュージーランド1)
- 28MHz CW : 1局
合計40局
11時半に撤収して今日は予定した奥之院までの道を下ります。 まずは稜線を歩いていきますが道が霜柱が解けてドロドロになっています。 朝はバリバリに凍っていましたが太陽が昇ると泥道です。
途中で富士山がきれいに見えていました。 山頂の雪が風で飛ばされているようです。
こちらは大涌谷、神山方面。
「最乗寺奥之院」方向の分岐に出ました。
ここを右に行って下山ですが、この先に景色のよさそうな開けた場所があるようなので行ってみました。
富士山の手前は金時山です。 ずっと尾根伝いの道が続いています。 次はこの稜線を歩いて金時山、丸山の縦走もいいかなと思いました。
最乗寺奥之院までの道は特に迷うようなところもなく倒木などが何か所かありましたが問題なく下山できました。 また雪も少ないので道がドロドロになっておらず冬の下山はこちらのルートのほうがいいと思います。
奥之院に到着、写真を撮りに寄り道したので、山頂からは1時間40分ほどでした。
お参りした後、最乗寺まで長い階段を下ります。
最乗寺まで下山しました。
本日のルート
そして高度です。
- 総距離:10.48km
- 沿面距離:11.25km
- 累計標高:1,502m
「明神ヶ岳」ちょっと歩く距離はありますがとても楽しい山です。