IC-9700でのFT8運用時の不具合解決


IC-9700で非常にノイズレベルの低い430MHzや1200MHzで運用する際に、受信信号のレベルが低くIC-9700とPCの間で信号がミュートされてしまう問題について投稿しました。

本来はこの受信レベルがどれだけ低くともミュートにするべきではないのですが、そのミュート機能を解除する方法がなかなか見つからず、Audio Codecのボリュームレベルを上げ、無信号時でも受信信号のレベルを上げることで、ミュートを回避していました。

しかし、これでは実際に信号を受信した際に信号レベルが上がってOverDriveとなり、やはり正常ではありません。そのため、ミュート機能の解除方法をいろいろと探しました。

そして、ようやくその解除方法を見つけることができましたので共有します。なお、受信時のノイズレベルが高いHF帯や144MHzでは特に設定することは必要ないかもしれませんが、Rigからの音声出力を加工せずにそのままPCに渡す効果は大きいものと思います。

まず、Windowsの「設定」→「システム」→「サウンド」で「サウンドの設定」を開きます。

この画面の下のほうまでスクロールし、「詳細設定」にある「サウンドの詳細設定」をクリックします。

表示された「サウンド」の「録音」タブで、該当する「USB Audio Codec」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

表示されたウィンドウの「詳細」を選択します。

そして「オーディオ機能拡張を有効にする」のチェックを外します。

これでOKです。

この機能は、Windowsが良かれと思って、音質を自動で聞き取りやすく補正するAI・デジタル処理フィルターです。 エコーや雑音を消す役割があるようで、つまり、PCがリグからの音声データを生のまま受け取ることができないということです。

このチェックを外して、ボリュームレベルを0にしてみました。

そして次に、レベルを1にしてみました。

これが結果です。それぞれの場合のウォーターフォールです。

さすがにレベル0では、ミュートと同じように縦じまが出てきます。

しかしレベル1ではもうほとんど縦じまは出てきません。 レベルは弱いがミュートではないということです。

そして、デフォルトだったレベル55では、当然、無信号状態でもミュートにはなりません。

先ほどの「オーディオ機能拡張を有効にする」がONの状態では、レベル80くらいでもミュートになっていました。

これで解決することができました。

皆さまのご参考になれば幸いです。

 


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