発電機修理(前編)

そろそろゴールデンウィークの準備、ゴールデンウィーク中のコンテストに備えて、装備の整備を開始しなくてはいけません。 ということで先週の日曜から発電機の修理を開始しています。 5年ほど前から、発電機が故障したままになっています。 症状は、単にエンジンが掛からないだけでなく、ガソリンが漏れることです。 このままでは、非常に危険です。 もともと相当古い発電機で、15、16年くらい前に無線の友達からもらったスズキの発電機SX650Rです。 ガソリン漏れが見つかったときは、ガソリンチューブから、ガソリンが滴り落ちていましたので、てっきりチューブが劣化して、ひび割れでもしたのだろうと思っていました。

あらためて確認すると、ガソリンチューブは、しっかりしたもので弾性もあり、ひび割れなど一切ありません。 いろいろ確認してみるとエンジンのキャブレターからのガソリン漏れと判りました。 これはもう、キャブレター内部のヤニスなどでの汚れで、気化器部分が汚れているに違いありません。 ということで、エンジンのキャブレター部分の分解掃除をやることにしました。 と言っても、もらった発電機なのでマニュアルも何も無し。 勘だけが頼りです。

分解する途中で、取り付け位置などが判らなくなると困るので、写真を撮りながら作業を進めました。 これが大正解、いくつかの部品の取り付け位置があとでわからなくなり、何とか写真を頼りに元に戻せました。

まずはエアクリーナカバーの取り外しです。 これは写真の2箇所の手回しねじだけで簡単にはずせます。 このあたりは、エアクリーナのメンテナンスが頻繁に必要になるため簡単になっています。 次に、エアクリーナー本体の取り外しですが、これは、1つのボルトと2つのナットではずします。 2つのナットはキャブレターの吸気口の部分です。

これらボルトナットをはずして、エアクリーナをはずすとキャブレターが丸見えになります。 青い部分はガスケット。

さすがに、キャブレター内部は、ごみはありませんが、まわりはごみや埃だらけです。 まあ、外部は汚れていても問題はありませんが、それにしても汚い。

キャブレター下のフロートキャップをはずしてみました。 当然ガソリンが漏れ放題。 しかし、ガソリンの匂いよりも、長年の垢である緑色のヤニスがキャップ内部に溜まっています。 この匂いは、まさにペンキそのもの。 鼻が曲がりそうです。 ヤニスは、しっかりキャップ内部にこびりついていて、とても簡単にはふき取れません。

次に、キャブレター本体を、エンジンから取り外そうと、取り付け部分のボルトをはずそうと思いますが、しっかりと取り付けられていて、とてもボルトが回せません。 困って、もう一度よく構造を見てみると、上の写真の右下に写っている長いボルトシャフトに乗っているだけのようです。 つまり、エアクリーナーを止めてあった2つのナットで、なんと共締めになっていたようです。 しかし、キャブレター部分はエンジンに固着していて、びくともしません。 ここで木槌で軽くたたいてみると、すぐに、はずすことができました。

ところで、この木槌は私が中学1年のときに、学校の技術家庭科の木工の授業で買ってもらった大工道具です。 その証拠に、きったない字で名前が書いてあります。 道具は大事に使えば何十年でも使えるものですね。

ということで、キャブレターは完全にエンジンから離脱。 しかし本当に汚い。 いたるところがヤニだらけです。 しかも、びっしりとこびり付いていて、とても簡単に洗浄などできそうもありません。 さてどうするか・・・・

考えた末、近くの車の部品を売っている店に行って、ガレージで洗ってもらおうと思い、持って行きました。 しかし、そのようなサービスはやっていないとのことで、店で売っているキャブレタークリーナーという洗浄スプレーを紹介してもらいました。 今の時代、いろんなものが売っているんですね。

アンモニアが入っているので、あまり吸い込まないように、という注意を受けて買って帰り、早速洗浄開始です。 アンモニアが入っているので、ゴムのパッキンは劣化するので外しておきます。 アンモニアのにおいは全く無く、ヤニのペンキ臭よりはるかに良いにおい。 スプレーの勢いもあり、結構簡単にきれいになります。 しかし、こびり付いたヤニは大変です。 また掃除をしながら良く見ると、いろいろキャブレターに小さな穴が開いています。 これらすべてをきれいに洗浄。 ヤニ落としです。 いちばんの元凶と思われたのは、フロートキャップ内部からガソリンを吸い上げる部分のノズルです。 この写真のように、ヤニスがびっしり。 穴が開いているようですが、当然穴など見えません。

ここを洗浄液を拭きつけながら、電線を剥いて、ワイヤーブラシのようにつついてきれいにします。 何度も繰り返して、きれいにすると、ちょうど針の穴くらいの小さな穴が開いていました。

キャブレターに取り付けてある、いろんなネジも全部はずしてきれいにします。 写真のようなニードルも発見。 ここにもだいぶヤニが付いていましたが、この部分は比較的掃除も簡単です。

フロートキャップの中もきれいに掃除完了。 分解時の写真を見ながら、バネの取り付け位置や、フロートキャップの向きなどに注意しながら、完全に元に戻すことができました。

この洗浄でガソリン漏れは止まりました。

さて、始動ですが、まだエンジンが掛かりません。 ・・・・つぎはプラグとガソリンが劣化しているだろうから、このあたりの交換かな。 本当に動くようになるのでしょうか? 続きは後編へ。

 

「発電機修理(前編)」への5件のフィードバック

  1. SXシリーズの発電機は、650と800が手元にあります。私のメインは、800でした。
    残念ながら今は2台とも動きません。

    いろんな発電機を使いましたが、SXシリーズが
    1.壊れず長持ち
    2.燃費が非常に良い(満タンで7時間くらい動きます)
    と、車移動では10年くらい活躍をしました。

    もうSUZUKI自体が、発電機の生産を止めてしまったので2度と手に入りませんね。
    大事にメンテナンスしていきたいものです。

  2. DIWさん、

    同じ発電機ですね。私のは5年位前まで使っていましたが、その後メンテの怠りから今回のようなことになっています。 長期に使わないときはガソリンを抜かないとダメですね。 私のほうはようやくエンジンが掛かりました。 しかし、まだ調子が悪くすぐに停まってしまいます。 混合気が原因だとわかっているので後は調整だけかな? プラグは結局交換しなくても良さそうです。

  3. スズキ発電機sw140sですが直前まで40分連続運転していて、エンジンスイッチをオフにして停止、10分後にスイッチキーをオンにしたら何も反応がありません。エンジンオイルかと思って入れ替えました。ヒューズがあるのでしょうか。教えて下さい。

  4. 増田さん
    SW140Sという発電機はよくわかっていませんが、40分連続運転して10分後にエンジンがかからないというのはちょっと変ですね。 残念ながら正解ではないかもしれませんが、私がもしそのような状況に遭遇したら、プラグが汚れてしまっているのではないかなと思います。 プラグを外して磨いてみたらどうでしょうか? 

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