FT-817NDの電池

私が山岳移動で普段使っている電池はLi-Fe電池(リチウムフェライトバッテリー)と呼ばれるもので、詳しくはこことかここに説明内容が投稿してあります。

このLi-Feバッテリーは容量も電圧も、そして軽さも、安全性も山岳移動運用には最適で、すでに購入してから3年が経過しましたが、全く購入時と運用持続時間も充電時間も変わらず最高のモノです。 絶対にお勧めです。

このように、Li-Feバッテリーに全く不満はありませんが、一つだけ問題があります。 それは飛行機で移動する場合です。

飛行機に乗る場合、預ける荷物でも、手持ち荷物でもバッテリーの持ち込みは厳禁です。 安全上の問題で当然の規則ではあります。 法令には絶対に従わなくてはなりません。 万一、問題があった場合の責任は途方もなく大きなものとなります。 このため出張時に飛行機で移動して、どこかの山からQRVしようとした時にLi-Feバッテリーを持っていくことはできません。

そこで、先日ちょっと紹介した写真ですが、このように飛行機で移動してその移動先の山に登って運用するような場合、私はFT-817NDの電源としてNi-MH電池を使っています。 エネループのようなどこでも手に入りやすいNi-MH電池です。

DSC_0021

電池ケースは単三型のNi-MH電池を12本直列接続できるように使っています。 Ni-MH電池は1個で1.2Vですので、12本直列だと14.4Vになります。 13.8Vが定格の無線機ではちょっと電圧が高めですが、FT-817NDの許容電圧は、DC16Vまで可能ですので、私の環境では動作に全く問題はありませんでした。(保証するものではありません)

また、この単三型の電池だと飛行機に搭乗し持ち込む場合は、預入の荷物でも、手持ちのキャビン荷物でも問題になることは今までの経験上ありません。(保証するものではありません)

しかし、実はこの単三型電池の12個直列のバッテリーケースというものは、秋葉原でもなかなか見つけることはできません。 このため私は6個直列のケースを2個直列につないで使っています。 6個の単三型電池を同一面で実装するような形のケース同士を背中合わせで接着し、端子を直列になるように接続しています。 結構電流が流れますので、配線の太さには十分な注意が必要です。 また+側と‐側の最終端子の露出部分はビニールテープなどで絶縁処理をきちんとしておくべきです。

この電池を使ってFT-817NDでの出力がL2での運用で2.5時間(CW 80%、SSB 20 %)の運用で全く問題なく動作しています。

FT817NDpower

飛行機移動で山から運用される方は、ぜひ参考にしてみてください。

追記 なお、充電する際はこのままケースに12本実装して13.8Vで充電などしないように注意が必要です。 電池それぞれに個体差があってある電池に異常に高い電圧がかかることになるので非常に危険です。 全部外して専用の充電器でそれぞれの電池を個別に充電する必要があります。

 

「FT-817NDの電池」への4件のフィードバック

  1. 久しぶりです。
    私は飛行機移動の際は、リチウム電池は持込み手荷物に入れて運んでいます。(14.8V10A)
    勿論、検査場ではトレーに出してチェックを受けています。
    近年まで、宅配もダメ、ましてや航空機は絶対にダメと思っていました。
    しかし、国土交通省から下記の文書が出ています。
    http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr2_000007.html
    にあるように160Whまでのリチウム電池ならば、持込み手荷物と出来ます。
    ついでに書くならば宅配便では「佐川」は電池と明記しても運んでくれます。参考までにコメントしました。

  2. DIWさん
    お久しぶりです。 
    これは素晴らしい情報ですね。
    今度はこの通達書をもって飛行機に乗りたいと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。

  3. 後藤さん
    私のものは単三型を全部縦置きです。 2個横置きは秋月でも見かけませんでした。 ところで秋月は今大きく店舗が変わりました。 場所の配置換えだけなのですが、ちょっと戸惑います。

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