
長野県伊那市守屋山
長野県伊那市守屋山(JCC#0909, SOTA#JA/NN-108)
夏休み3日目はどこの山に登ろうか悩んでいたのですが、天気予報もあまりよくないし、今日は別のキャンプ場への移動日にしようかと思っていたところ、JG0AWE局から守屋山という話が出て急遽向かうことにしました。出発が遅れましたが、「松尾峠から登ると良いよ」との情報で、松尾峠まで向かって9時から登頂開始。
守屋山の登山口は松尾峠の車を停めるスペースからすぐのところにありました。左に登山口と遠くに守屋山が見えています。 木の葉のあたり、あそこまで歩いていきます。
登山道は非常に良く整備されており、とても快適でした。赤松やクヌギの森がずっと続いています。 単調な登りがほとんどですが、峠から登るだけあり、ずっと尾根道です。
登りはじめてしばらく行くと、休憩地点があり、こんな看板が出ていました。
「息切坂、息切れ、心臓、肺への最高の良薬、コロナに負けず頑張りましょう」と・・・ なかなかの看板。
中間地点くらいのところに「八ツ株」というところがあり、かつての諏訪藩と高遠藩の領土争いの記念碑が立っていました。
どんどん単調な登りをこなして行くと最後山頂までの「七曲り」という最後の急斜面が出てきました。
この看板も愛嬌がありますね。
「守屋山、七曲坂、頂上まで15~20分、運康のためです。頑張りましょう。」
健康のためというところ、運動と混ざったのか、「運康」・・・
すこしユーモアのある応援メッセージに感謝しながら最後の急斜面を登りきると、守屋山山頂1650mに到着。 もっと時間がかかるかと思っていましたが、登山道も整備されているし、登りやすい道なのですんなり登頂できました。
見晴らしは最高です。 少しガスっていましたが、諏訪湖からキャンプ場のある霧ケ峰、車山、昨日登った鷲ヶ峰が良く見えます。
諏訪から霧ケ峰に登る急斜面道路も見えています。
山頂は芝生になっており快適です。
アンテナを設営して早速始めたところ、平日でもありまったく呼ばれる気配もなし。
何とか4局以上をクリアできましたが、一時は難しいかと思ったほどです。
- 14MHz CW : 1局
- 21MHz CW : 1局
- 144MHz CW : 2局
- 144MHz FM : 3局
合計7局となりました。
下山は来た道を戻るピストンでした。 途中でヤマホタルブクロを発見。
登り口までたどり着く少し前に、守屋山が見えました。 つい先ほどまで、あそこにいたと思うと感慨もひとしお。
今日のルートです。
高度です。
さて明日はどこに登りますか、また考えないといけません。
今回運用された一連の山頂のうち鷲ヶ峰、三峰山、守屋山と木曽駒ヶ岳は私の実家(岡谷市)の窓からも見ることができます。その他にも、天気が良ければ、富士山や甲斐駒ケ岳などの超一流のSOTA山!も窓から見渡せますが、特に守屋山は、諏訪湖を挟んで丁度正面に聳えており、9枚目の写真に映っている木の先端辺りが私のHOME QTHになります!
残念ながらこの写真には写っていませんが、その木の上の雲の中には、鷲ヶ峰、三峰山と鉢伏山に加えて、特に最近は全国から写真家が押し寄せている!?人気スポット「高ボッチ」が隠れています!
因みに、この守屋山は、日本神話に出てくる出雲の大国主命の子供の一人、建御名方神 (たけみなかたのかみ)(後取り争いに敗れて諏訪まで逃げて来た!)を信仰する諏訪大社(上社)のご神体であるとか、また飛鳥時代に曽我氏との争いで敗れて都落ちしてきた物部守屋(物部氏一族)が隠れ住んだ場所とも言い伝えられています!!
JH0WMNさん
コメントありがとうございます。そうですか地元なのですね。守屋山はJG0AWE局の勧めで登らせていただきました。とても整備されていて素晴らしい山でした。実は下山を始めてから山頂を逆側に少し行ったところに守屋神社奥宮があったことに気づきました。ぜひ次回行った時にはお参りをしてこようと思っています。もう一度登りたい、そんな山でした。