
奥武蔵縦走-3
埼玉県秩父郡横瀬町武甲山(JCC#13007E, SOTA#JA/ST-004)
先週の奥武蔵縦走に引き続き、今日も奥武蔵の縦走をさせていただきました。
今日はかねてから行きたいと思っていた「武甲山」1304mです。
朝、2時に目覚ましをかけましたが、起きたら1時59分。 自分の楽しいことに目覚ましは必要無いようです。 すぐに準備をして出発。 外に出ると涼しい! 空に半月が綺麗に見えていました。
先週と同じように 圏央道を走り、狭山・日高ICで降りて、国道299号を使って秩父に向かいます。 先週登った伊豆ヶ岳の駐車場「正丸駅」も通過します。
国道299号線で「生川」を渡ってから左折し、武甲山に向かいます。 だいぶ夏至の頃に比べると日の出も遅くなりました。 まだあたりは真っ暗です。 暗闇の向こうに武甲山が見えてきました。 見てわかるようにこちら側が崖になっています。 白い岩肌、現在でも稼働している石灰岩の採掘場になっています。 渋沢栄一が開いた日本の高度成長を支えた山です。
これは下山時に写した写真ですが、秩父のセメント工場の中を通っていく感じです。
一本道を車で登ると途中から道が細くなりますが、「一の鳥居」という駐車場につきます。 ここは「武甲山」登山のベースになる場所です。
トイレも今年新しくなったようで綺麗な駐車場です。 登山カードの記入と投函を済ませて出発。
このコースを一周する縦走コースを行きます。 まずは「武甲山」に登り、「シラジクボ」を通り、「小持山」、「大持山」を登り、「妻坂峠」から下山する縦走コースです。
一の鳥居をまっすぐ進んで登ります。
登山口に到着、右に曲がる感じで山道が始まります。
こんな木道もあります。
しばらく登ると「不動滝」が現れます。
写真のように滝の下に、歩荷用のペットボトルが置いてあります。 歩荷で持っていった水は山頂の水洗トイレに使うようです。 私も2リットルのボトルを歩荷させていただくことにしました。 5リットルのペットボトルもありましたが、とてもザックには入りそうにありません。
2リットルの水をザックにいれ、ずっしりしたザックを担いで先に向かいました。
登山口です。 このあたりから急坂の連続。
はい、がんばります
急坂を登っていくと「大杉の広場」に出ます。駐車場を出てから1時間20分。
大杉のパワーを感じました。
大杉の広場を過ぎたあたりから山道に大きな石灰岩が出てきます。
駐車場を出てから2時間、連続する急坂を登り続けて、ようやく山頂に到着。
右手にトイレが見えます。 こんな高度で水洗トイレです。 皆さんの歩荷する水で成り立っています。
鳥居をくぐり「御嶽神社」に参詣。
神社の裏手に歩荷した水を入れるマンホールがありました。
身軽になって展望台に向かってみました。
途中に小さな祠がいくつかあります。
「武甲山」、標高1304mに到着。 柵の向こうは断崖絶壁。 セメントの原料である石灰岩の採掘場です。
このため秩父市の景色が眼下によく見えています。
御嶽神社の右手にも展望台らしきものがありましたが、そちらは展望はありませんでした。
山頂から少し下がった神社の左手の傾斜地にアンテナを設営。
結構な斜度があるのでずり落ちないように注意しながら運用しました。
7時からスタート。
武甲山での結果です。
- 7MHz CW : 9局
- 14MHz CW : 12局
- 18MHz CW : 4局(オーストラリア1)
- 21MHz CW : 10局(オーストラリア1、ニュージーランド1)
- 24MHz CW : 1局
合計36局
8時45分にCLとして撤収しました。 今日もこの先が長いのです。