奥武蔵縦走-4


埼玉県秩父郡横瀬町大持山(JCC#13007E, SOTA#JA/ST-005)

「武甲山」で運用した後は、先週同様、奥武蔵山系の縦走です。

まずは武甲山山頂から「シラジクボ」というコルに向かいます。

急坂下りから始まります。

登りの表参道と違い、あまり石灰岩が露岩していません。その分足場が無いので慎重に急坂を下ります。

「シラジクボ」に到着。 左手にはスタートした「一の鳥居」の方に下山できます。 ここはまっすぐ「小持山」に向かいます。

シラジクボからはしばらくは、気持ちの良い鞍部の山道です。 尾根道なので風も通り涼しい道です。

しばらく楽な道を楽しむと急坂が始まります。

しんどい急坂登りが続きます。

武甲山山頂を出発してから1時間かかって、「小持山」山頂、標高1273mに到着。

キツイ登りでしたが、ここは写真だけ撮ってそのまま通過。

小持山からは、山道も細くなり、途中には藪漕ぎのところもあります。 急坂を下ります。

キケンなトラバースや岩場もあります。 細い所は片足の幅しかありません。

山道の露岩も多く、こんな岩も乗り越えて向こう側に行く場所もあります。 降りる場所を慎重に見極めていく必要があります。手前の方が良いようです。

そして小ピークに到着。

ガスがかかり「大持山」は見えません。 眼下は目がくらむような崖です。

この先はやぶで足元が見えにくい場所がありますが急な崖もあり十分注意が必要です。

岩場の急下りもあります。

露岩の通り抜けもあります。

なんとかクリアし、「大持山」山頂、標高1294mに到着。 武甲山山頂を出てから、1時間半ほど、11時少し前の到着でした。

特に子持山からの山道はスリルのある道で、とても変化に富み、楽しい道のりでした。

「大持山」の山頂は狭いので端っこにアンテナを設営。

ここでも14MHzからスタート。

大持山での結果です。

  • 7MHz CW : 8局
  • 14MHz CW : 14局
  • 18MHz CW : 7局
  • 21MHz CW : 9局(ニュージーランド1)
  • 24MHz CW : 6局
  • 28MHz CW : 10局

合計 54局との交信となりました。

12時半でCL、撤収しました。 「妻坂峠」に向かいます。

大持山から妻坂峠までの参道は危険な場所はありませんが、単調な下りが多く、結構滑りやすい感じの道です。

距離はありますが、歩きやすいので大持山から50分で「妻坂峠」に到着。

お地蔵様が立っています。 この道での遭難された方の慰霊のお地蔵様で延享4年(1747年)につくられたようです。 275年前です。

「妻坂峠」からはスタートした「一の鳥居」に向けて下山です。 今日も奥武蔵の深部を縦走して戻ってきました。

今日のルートです。

地図でもわかるように武甲山は北半分が石灰岩の採掘で削られている様子が判ります。

そして高度。 きょうは全部で12km弱でした。

無線の時間を除くと、歩行時間は5時間10分ほどでした。

今日も楽しい山行でした。

 


JA1CTV
山岳登山の道

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です