南八ヶ岳縦走3


「権現岳」で運用した後、山小屋の方に下山します。 1時間無線をやっているうちに周りには、だいぶガスがかかってきました。

下に「権現小屋」が見えます。 今年は営業していないようです。

山頂からすぐ赤岳、旭岳方面の分岐があります。 今日はまだ時間も早いので、少しだけ旭岳の方に行ってみました。

この先に見える小ピークまで行ってみました。

振り返って「権現岳」を見ると、この山が「権現岳」という名前になった理由が判るような気がします。 ちょうど先ほどいた山頂が権現様の頭のように見えるからではないかと思います。 それにしても山頂から北方向の絶壁はここから見ても怖いですが、先ほどの山頂から下が見れなかったはずです。(笑)

左奥に見えているのは「三ツ頭」です。

しばらく時間もあるのでこの小ピークで、権現様を見ながらのんびりしていると「赤岳」でも見たイワヒバリが遊びに来てくれました。 餌をもらえると思ったのでしょうか? 全く逃げない人なつこい可愛い鳥です。 自分のいる周りを飛び跳ねながら回っています。 大きさはスズメの2倍くらいです。

分岐まで戻って、青年小屋に向かいます。 まずは東ギボシを登ります。 この東ギボシから西ギボシへの道が岩のトラバースとかガレ場で結構大変でした。 「権現岳」の山頂で無線をやっている時に、遠く見えた人がとても慎重に歩いているのを見ていましたが、確かに緊張して慎重にならざるを得ない場所です。

振り返って見た「権現岳」と「権現山荘」。

「東ギボシ」は山頂付近まで登ってからトラバースでまわり込む形です。

鎖場が始まりました。

だんだんとトラバースの道が狭くなってきます。

この平坦な岩を降りる感じで進みます。

このあたりが一番緊張しました。

「西ギボシ」が見えてきました。

振り返って見た「東ギボシ」です。

「西ギボシ」も山頂付近まで登ってからのトラバースの形で通ります。 青年小屋も近くなりました。

「西ギボシ」からの下りもガレ場の連続です。

先には「ノロシ場」が見えてきました。

ノロシ場到着。 正面に見えるのは下ってきた「西ギボシ」です。

ホシガラスが鳴いていました。

ここまで来ると、青年小屋もすぐです。

ようやく本日の宿「青年小屋」、別名「遠い飲み屋」に到着です。

(続く)


JA1CTV
山岳登山の道

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