山岳移動用ギボシダイポール再調整
今日は午後から山岳移動用のアンテナの再調整をやってみました。
山岳移動用のギボシダイポールアンテナは昨年末に作成し、何度か山の上で使っていますが14MHzだけがSWRが高いので、飛びも今一つという感じでした。 他の周波数はばっちりSWRも落ちていますが、14MHzだけが問題です。
ひとつ気が付いていたのは、アンテナを調整したときに、家の屋上でやっていたのですが、14MHzはエレメントも長く、屋上の手すりにエレメントが近いことでSWRの調整時にうまくできていなかったのではないかということです。 アンテナの同調周波数は周りに伝導体がある場合は低い周波数で同調します。 このため、周りに伝導体がない場合にはそれより高い周波数に同調していることになります。
このため今日は公園で調整まで含めてやってみることにしました。
公園にも金網の柵がありますが、平行にならないようにアンテナを設定して、まず14MHzでSWRを測定してみると、屋上ではばっちりSWRも落ちていたものの、やはり14.5MHzくらいに同調しており、CWで使う14.050MHzくらいではSWR=2.0ほどになっています。 つまりエレメントを切りすぎていたわけです。
すぐに14MHz部分のギボシエレメントを取り換えたいところですが、他の周波数も測定してみることにしました。 こちらも予想通り、14MHz以外の周波数ではSWRは年末の調整結果を再現しています。
前回の結果を見てもわかるように、ほんの少しだけエレメントが長いのでこの機会に全部の周波数の調整を行いました。
ギボシアンテナですから、根元の部分は全部の周波数で使いますので、調整は周波数の高いほうからやらないといけません。
こんな感じでSWRを追い込むことができました。
28MHz
24MHz
21MHz
18MHz
14MHz
すっきり全バンドでSWRの調整ができました。
次回の山岳移動が楽しみです。
今日は交信有難うございました。
調整中のアンテナで交信されたのでしょうか?
また繋がったらよろしくお願いします。
JXWさん
今日はQSOありがとうございました。 いえ、このアンテナは7MHz用はないのです。 QSOのあと昼飯を食べた後にのんびりと公園で調整していました。
いいですねぇ
14より下もあるといいんですねぇ
SKYさん
そうなんですよね。 ハイバンドだと国内からはあまり呼ばれません。 10MHzまで出られるといいのですが、アンテナが長くなるので難しそうです。 ギボシで取り付けるコイルでもあるといいのですが。 今度実験してみたいと思います。
おはようございます。
再調整お疲れ様でした..というか楽しまれたんですよね♪
良い感じに落ち着くとなんだか嬉しいですよね。
すぐに移動したくなるし。
僕は休日に休めないので皆さんとなかなか交信できずにストレス貯めています。
また機会がありましたら交信をお願いいたします♪
あぶさん
はい、あぶさんもわかると思いますが、本当に楽しいんですよ・・・これが・・・・
アンテナ調整されたんですね。
私も何度か調整しましたが、設置環境が違うとなかなか思うようにならないことが多いので現地で調整できるように短い電線にギボシを付けたものをいくつか持って行ってます。周波数の高いところに同調している場合はこの電線を付けて、低いところに同調している場合はエレメントを折り返してテープで留めることで全長を短くして調整しています。
最近垂直系のアンテナをあれこれ作っていますが、設置のしやすさ、バンドチェンジのしやすさなど考えると、今のところギボシダイポールが一番いいように思います。
生地さん、
ああ、生地さんが山にアンテナアナライザーを持って行くのはその理由でしたか。私もダイポール、特にフルサイズダイポールの可能なギボシダイポール派です。