山梨県甲府市三方分山


山梨県甲府市三方分山(JCC#1701,SOTA#JA/YN-051)

今日も富士五湖周辺の山に行ってきました。これで4週連続です。丹沢はもう吸血ヒル祭りになっているでしょうから、怖くて近づくことはできません。

いつものように朝4時起きで車で出発。

今日の山は精進湖の北にある「三方分山(サンポウブンザン)」1422mです。

精進湖畔には6時半頃到着。 向こう岸遠方中央に見えるのが三方分山です。

精進湖の駐車場に車を停めて出発。

まずは「精進の大杉」の方から登るために湖畔沿いの道を少し歩きます。 精進の大杉の方向に向かうと三方分山の右側の稜線が見えました。写真中央の稜線の鞍部がこれから向かう「女坂峠(阿難坂)」です。

その前に天然記念物の「精進の大杉」を見学、確かに大きい。 樹齢1200年らしいです。 諏訪神社の境内にあります。登山中の安全を祈って出発。

「女坂峠」を目指して急登の連続です。

50分ほど登ってようやく、「女坂峠」に到着、ここでの標高は1210mです。

(追記 この阿難坂に立っている中央の石碑にはこんな句が刻まれています。 「生魚の 二十里走る ほととぎす」 これは江戸時代、この阿難坂のある道が中道往還と呼ばれ、駿河湾沼津から甲府盆地までの最短ルートで夕方の6時から翌朝6時までの間に沼津から魚を甲府に届ける最短ルートだったらしい。 20里とは約80km、一晩で届けるためには9分で1kmの距離を走っていたようだ。馬を使っていたものだろうが、それにしてもすごい速さ。山梨は人口一人当たりのすし屋の数が日本一らしい、そんな文化はこの山道で維持されていたのだろうと思う。)

ここからは三方分山方向に稜線を登っていきます。

ここも結構な急坂があります。

先週登った「鬼が岳」の稜線歩きはこぶ岩などがあって怖い道でしたが、ここは怖いところはほとんどありません。こぶ岩もほとんどありませんし、岩も粘板岩が多いようで火山性の岩とは違います。

そんな稜線をまたまた50分ほど歩いてようやく「三方分山」の山頂、標高1422mに到着。山頂の近くの最後の急登は本当にしんどかった。

山頂はほとんど林の中で見晴しはありませんが、一部から富士山が見えます。 山頂到着直後は雲で見えませんでしたが、次第に晴れてきて富士山の雄姿が見えました。下には精進湖も見えています。

山頂一番乗りでしたが、景色の良いところを占領するわけにはいかず、少し離れたところにアンテナを設営。

今日も14MHzのCWから始めました。

今日の結果

  • 14MHz CW : 15局(インドネシア含む)
  • 18MHz CW : 12局(台湾、ニュージーランド含む)
  • 21MHz CW : 7局(台湾、ニュージーランド、インドネシア含む)
  • 24MHz CW : 3局
  • 28MHz CW : 1局
  • 29MHz FM : 3局
  • 144MHz SSB : 1局
  • 430MHz SSB : 3局

合計 45局

最近、HFハイバンドのコンディションが良いようです。今日は特に29MHz FMもEsが出ていたようで徳島局とできました。

今日もピストンではなく縦走して元の駐車場に戻る予定なので、まだ先が長いので11時に撤収し出発。

南西の方向、「精進峠」の方向に向かいました。

急坂、急下りを繰り返しますが、こぶ岩は無いので危険な感じのところはありません。

「精進峠」を通過、ここからも下山できるようですが、まだ先に進みます。

この先に「パノラマ台」という場所があるようでそこまで行ってみることにしました。 何度か急なアップダウンを繰り返します。

1305mの小ピークを通過。

この後は落ちるような急下り。

ようやく、下山の分岐まで来ましたが、「パノラマ台」はまだ先です。

最後の登りを登ると1328mの小ピークに到着。

「パノラマ台」はこのすぐ先です。

そして到着。 素晴らしい景色です。

東方面です。

西湖と、その向こうに河口湖が見えます。西湖の右横は「足和田山」、左の尖っている山は先週の鬼ヶ岳のようにも見えますがこれは「王岳」その向こうのギザギザの山が「鬼ヶ岳」、黒岳は鬼が岳に重なって見えません。その向こう遠方中央が、「三ツ峠山」、「御巣鷹山」です。

パノラマ台からパノラマ写真。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

今日登った「三方分山」も見えました。

しばらくここで休憩した後、「パノラマ台」を後にして下山しました。

精進湖からの富士山です。

本日のルート。

そして高度です。

10kmほどの行程になったようです。

今日も多くの方に呼んでいただきました。ありがとうございました。

 


JA1CTV
山岳登山の道

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