南八ヶ岳縦走6


「西岳」からピストンで戻って「青年小屋」で荷物をピックアップして向かうのは「編笠山」。

この山はきれいな円錐型で編笠のように見えるために着いた名前だと思います。 地図で見るときれいな円錐型で楽そうに見えますが、特に青年小屋側からの登りは大岩が転がる危ない山です。 こういうところはストックは禁物。 大岩の間でストックを落とす可能性もありますし、ストックがすっぽ抜けると転倒、頭の打撲に繋がります。 ヘルメットを着けて登りました。

この大岩が転がる「編笠山」は南八ヶ岳の南の端にあります。 一方、北八ヶ岳の北端に位置する「蓼科山」もきれいな円錐形ですが実は大岩が転がる山です。 南の端と北の端にある似たような山容の山です。

足を踏み外さぬように慎重に岩の上を飛び歩きます。 こういう山は越えるのに本当に時間が掛かります。

途中からみた青年小屋と右の「権現岳」、左の「東ギボシ」、「西ギボシ」です。

40分ほどで「編笠山」山頂、標高2524mに到着。

まず目に飛び込むのは南アルプスと富士山です。

そして振り返ると南八ヶ岳の山、右から権現岳、東ギボシ、赤岳、横岳、中岳、阿弥陀岳。

更に西には遠くにこの編笠山の山容そっくりの「蓼科山」が見えていました。

360度写真です。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

少し休憩して、下山開始。 下山も急坂の下りで大変でした。 北側は大岩で大変ですが、斜度としては南側の方がキツイです。

編笠山から1時間で「押手川分岐」まで到着。

紅葉が綺麗です。 この木の下に立つと上からオレンジ色の光があたる感じです。

そして観音平駐車場に到着。 出発時は平日の早朝で車は3台だけでしたが、下山したら空きスペースは皆無、道路の路肩にも延々と車が停まっている感じで驚きです。

2日間に渡る、南八ヶ岳の縦走は天候にも恵まれ本当に素晴らしい山行でした。

こんな素晴らしい八ヶ岳の自然、いつまでも残していきたいものです。

今回の全ルート

そして高度です。

 


JA1CTV
山岳登山の道

2件のコメント

  • ja0jhq

    いやあ、大変な登山でしたね。写真で見るには、特に東ギボシと西ギボシの辺りが大変な感じがしました。
    昔は私も体力があって、八も楽しめる感じで登れましたが、今は小さな山に登るのもようやくです。しんどくてしんどくて・・・。
    体力維持が大事かと思います。
    写真がいいですね。小さな鳥さんも綺麗に撮れていて、確かな腕を感じました。

    • JA1CTV

      JHQさん
      コメントありがとうございます。そうなんですよね、青年小屋で聞きましたが、ギボシのあたりは結構事故もあるようです。お互い気を付けましょう。イワヒバリの写真はデジカメではなくスマホで取ったものです。逃げないのでシャッターチャンスが多かったというだけです(笑)

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