DXの一日


昨日から台風2号の影響で大荒れの日本列島です。

そんなことで今日は山にも行けず、家で今年の梅酒を作ったり、無線三昧の一日でした。

まず、今日はSOTAでいつもお世話になっているJG0AWE, JL1SDA, 7N4QZE, JA7ENAが東マレーシアのキナバル山に登るということで、朝から楽しみにしていました。 私も5年ほど前に出張中、仕事が終わった後にキナバル山の登山口まで連れて行ってもらったことがあるので、行ってみたい気持ちがムラムラと・・・。 キナバル山は標高が4,095 mですので富士山より高い山。 たぶん空気も薄く大変だっただろうと思います。

朝から無線で聞こえてくるのを楽しみに待っていましたが、朝7時40分ころから聞こえだしました。 ちょうどノイズが多い周波数スポットでしたので苦労しましたが、何とか今回のメンバーのうちの2局と交信できました。 相手側は10Wですのでよく飛んできたものだと思います。

QSOの録音です。

9W6/JG0AWE

9W6/JA7ENA

ピックアップありがとうございました。

その後、夜になってから28MHzでチュニジアの3V8SSとQSOできました。 この時の様子です。

チュニジアはATNOではないのですが、国連の調査団の一員として、そして仕事上の出張でも何度も訪れたことのある思い入れのある国です。 チュニジアは紙のQSLしか持っていないのでLoTWでConfirmできたら嬉しいです。

その後、28MHzでATNOのエチオピアとQSOできました。 エチオピアに出張した時は残念ながら私はQRVすることはできませんでしたが、あの雑巾のようなパンと蜂蜜酒を思い出しました。 ATNOでもあり、もう最高の気分です。

またまたその後、21時ころから18MHzで世界中の局が聞こえる状態となり、SSBでCQを出しているといろんな国から呼ばれました。 その中でも特筆すべきは南アフリカの局で、もともとはその方はスイスの人のようですが、南アフリカのケープタウン近郊のStellenboschに住んでいるとのこと。 Stellenboschといえば超有名なワイン産地です。 どうもワイナリーを経営しているようです。 ちょうど10年前にケープタウンに行ったとき、Stellenboschのワイナリーに宿泊し、同時に夜はワイナリーから無線もしていたことを思い出しました。 そんな話を延々とできることの楽しさを再認識。 やっぱりこういう話はCWでもFT8でもなく普通の電話音声だなぁと思います。

私はQSOの効率などからどうしてもCWやFT8などでのQSOが多くなりがちですが、やっぱりSSBで話をするのは楽しい。 そして自分が行ったことのある場所の人と話をすることの楽しさ、そして、その頃のことをあれこれと思い出すことの楽しさ、そんなことを感じた一日でした。

 


JA1CTV
DXCCの道

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