丹沢縦走3


みやま山荘で夜明けを迎えました。

東の空が明るくなってきました。 今日もいい日になりそうです。

幻想的な赤富士と満月のコラボ

「塔ノ岳」方向に向かいます。

「龍ケ馬場」につづく登山道が見えます。 今年は辰年なので人気が出るかもしれません。

「龍ケ馬場」を超え、「日高」という小ピークから振り返った「龍ケ馬場」と「丹沢山」。 さようなら、また来ます。

「丹沢山」を出てからちょうど1時間で「塔ノ岳」到着です。 丹沢山から塔ノ岳の間は結構ぬかるんだ道ですが、早朝はガチガチに凍っているので全く泥まみれになることなく来ることができました。

塔ノ岳で少し休憩してヤビツ峠方向に向かいます。

これから向かう稜線が一望です。

手前の小ピークが「木ノ又大日」、右の尾根を行った先に「新大日」、さらにいくつかの急な山を進んだ先(写真右)に白く見えているのが「烏尾山」の烏尾山荘、その先の大きな山が「三ノ塔」です。

「三ノ塔」をさらに先に進みますが、そこから先は見えていません。画面中央遠方は「大山」です。 今日は、その大山の登山口のヤビツ峠まで下山していきます。 まだまだ先は長い。

この「塔ノ岳」から先の「政次郎ノ頭」までがまだ歩いたことの無い部分。

それではヤビツ峠に向かっていきます。

こんな感じの整備された木道からスタート。

少しづつ険しいところが出てきます。

木ノ又小屋の横を通過。

「新大日」の手前のコルで鹿と遭遇。 一匹だけなのでカモシカかと思いましたが鹿でした。 白いのは危険警戒のお尻側ですが、振り返ってこっちを見ています。

「新大日」標高1,340mに到着。 みやま山荘を出てからちょうど2時間です。

先に進んで「政次郎尾根」との分岐に到着。 政次郎尾根は9年前に下山で通ったところです。 結構このルートも危険なトラバース道で注意書きがあります。 塔ヶ岳からここまでが未踏のルート、この先は9年前逆ルートで歩いた場所です。

表丹沢の本領発揮はこの後。

細尾根を歩いて岩稜歩きです。

10mほどの岩壁登り。

さらに岩壁は続きます。

難所を抜けて「行者ヶ岳」に到着です。

「行者ヶ岳」からは下りの鎖場もあります。

先に進んで「烏尾山」標高1,136mに到着。 山頂に立つのは烏尾山荘。

小田原、真鶴半島が見えています。

この先の「三ノ塔」への登りが厳しいので、それに備えて少し休憩して出発。

「三ノ塔」までの登りルート、9年前は下りで通ったのですが、ガレ場で大変でしたが、今はだいぶ整備されてガレ場ではなく土留めのある階段になっていました。

暖かそうなお地蔵様。

「三ノ塔」、標高1,205mに到着。

山頂の避難小屋がきれいな休憩所になっていました。 中からガラス越しに西の富士山、東の大山が見えます。

中央が「塔ノ岳」、右が今日の始点の「丹沢山」。 だいぶ歩いてきました。左側眼下に烏尾山荘も見えています。

「三ノ塔」をいったん下って、登り返して「二ノ塔」標高1,144mに到着。

向うに見えるのが「三ノ塔」です。 もう「塔ノ岳」や「丹沢山」は「三ノ塔」の影に隠れて見えなくなってしまいました。

「二ノ塔」からはそのままヤビツ峠に下る道もありますが、バス時間まだだいぶ余裕があるので、ここはあえて「菩提峠」まで下り「岳ノ台」に登るルートに向かいます。

「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の足跡」という標識があります。

鳥居をくぐって進むと、

窟屋の祠がありました。

その手前にあるこれが「日本武尊の足跡」です。 大きさはちょうど人の足の大きさの穴が岩にあいています。

その後、「菩提峠」に下山してから、また200mほど登り返す「岳ノ台」に向かいました。

途中にハンググライダーの基地がありました。 その向こうに停まっている車の奥を進みます。 左方向にも道がありますが左に進んでは行けません。 車が標識を隠しているので見落としがちですが注意が必要です。

小ピークを一つ抜けると「菩提風神」という祠がありました。

ここからまた急登を登り「岳ノ台」標高899mに到着。 「岳ノ台」の山頂には展望台があります。

展望台の上からは昨日登った山が見えました。

遠い稜線の右が「高畑山」。3つ並んでいるのが右から「東峰」、「無名ノ頭」、「中峰」です。 「西峰」は稜線に隠れています。 そして中央の遠方が「丹沢山」、この2日間で歩いた道が一望です。

「岳ノ台」を出てからも2つほど小ピークがあります。 その一つにあづまやがありました。

そしてようやくヤビツ峠に到着! 丹沢山を出てから6時間20分でした。

早く到着しすぎてバスが無い! 午前中のこれから登る人の乗ってくるバスが午前中でおしまい。 下山用の午後のバスは2時半が一番最初なので、1時間半ほど待って秦野駅に向かいました。

2日目のルートです。

つづく

 


JA1CTV
山岳登山の道

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です