ケニアでの海外運用


ケニアでの海外運用について、今後ケニアにて運用を考えている方のためにも情報を共有しておきます。

下記の情報は2012年7月時点のものであり、プロセス、費用等変更になる可能性がありますので注意してください。

ケニアでライセンスを発給しているところはCCK(Communications Commission of Kenya)です。 申請用紙はこれです。

http://www.cck.go.ke/licensing/spectrum/downloads/Application_for_Amateur_licence_Form.pdf

ケニアにて運用したいという意思表示を書いたカバーレターと上記申請書に加えて、下記のものを準備しました。

  • 運用に関しての基本的な情報(名前、住所、などと滞在期間や滞在目的)
  • 日本のパスポートの写真のページのコピー
  • 日本の無線従事者免許証のコピーと英訳証明
  • 日本の無線局免許状のコピーと英訳証明

パスポートに加えてVISAのコピーも必要ですが、私は入国時にVISAを取得しますので、過去ケニアに入国した際のVISAページを仮に送っておきました。 これは必ずしも必要ではないと思いますが、入国に際して問題ないことを説明しておいたものです。

入国後はVISAのページと入国スタンプのページの写真を送りました。

必要な費用は、申請費用が1,000ケニアシリング、年間ライセンス費用が2,000ケニアシリングの合計3,000ケニアシリングとなります。 払い込みはCCKに出頭して支払う必要があるようです。 銀行振り込みやクレジットカードなどは受け付けてもらえません。

CCKはナイロビのダウンタウンから車で約20分くらいのところにあります。 出頭して支払いを行うには、提出した資料で十分かどうかを確認した後で行ったほうがいいと思います。 支払い後は、翌日にライセンスが発行されますが、のんびりしている、お国柄ですから、その後も頻繁に確認したほうがいいと思います。

私の場合は、滞在も短いため、ライセンス正式発給(翌日)の前に、運用したいことを特別にお願いし、その場でProvisional Amateur Licenseというレターを書いてもらい、即日運用可としてもらいました。 翌日、正式ライセンスが発給される予定でしたが、実際には私の場合、翌々日になったことは既に投稿したとおりです・・・hi

免許は全部で17ページもあるファイルで、フォネティクスコードやQSOの仕方まで書かれた書類です。 免許自体には有効期限が3ヶ月と書いてありますが、実際には上記支払額のとおり、2,000シリングで1年間の有効期限があります。 これは私が一時滞在であるためで、次回1年以内に入国した場合は支払い不要で、単に手続きをするだけで有効化できます。

正式ライセンスの表紙

ライセンス中の許容電力

Provisional Amateur License

 


JA1CTV
旅・海外運用の道

2件のコメント

  • 井上 K1GI

    アフリカから無線なんて羨ましいですね。こちらは北米の中をうろうろして過ごしています。いつ何どきケニアに行く機会ができるか分かりませんが、こういう情報がシェアされていると便利ですね。

    気が付けば”海外運用ライセンス情報”の内容も追加されていたんですね。これからも参考にさせて頂きます。宜しくお願いします~。

  • JH0CJH

    ポリさん、
    ケニア是非行ってください。 その際にはまわりのタンザニア、マラウィ、ザンビア、ウガンダ、ソマリア・・・ 全部回ってサービスしてください。 欲しいところがいっぱいです hi
    情報はまだまだ6箇所しかありませんが、そのうち増やしていきたいと思っています。 ところでハムファエ~・・・・いや、ハムフェアーはJA出張とか無いのでしょうか?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です