APRSについて


先月の「三国山」登山から取り入れているAPRSですが、昨日の「本仁田山」でもFT-2Dを持参し使ってみました。 この写真は三国山での運用時のものです。

aprs

これはGPSを内蔵したリグで自分の緯度経度と高度を測位し、そのデータを定期的にビーコンとして発信することで、そのビーコン信号を受信したインターネットゲート局でAPRSサーバーに伝達することで、自局の位置をインターネットの地図上表示するものです。 サイトはここです。

これは、今回の「本仁田山」でのトラッキングデータです。

APRS1

GPSの記録のように絶えず記録しっぱなしではなく、定期的に自分の位置を送信していることや、場所によっては、山影や谷でゲート局に届かない場合もあるので、記録はまばらになりますが、リアルタイムでどの場所にいるか特定できるのは、危険と隣り合わせの山岳移動では安心な面もあります。

APRSでは144.64MHzおよび144.66MHzが使われており、64では9600bps、66では1200bpsが使われているようです。

上の例では奥多摩駅側の下山が山陰になるので途中から記録は途切れていますが、山頂では0.1Wの送信出力で十分でした。

では、どこのゲートウェー局に拾ってもらったかというと、千葉県や茨城県、世田谷区あたりのゲート局を使っていたようです。

APRS

0.1Wですが、やはり山頂からの飛距離はすごいです。

さて、明日の8月11日は、はじめての「山の日」ですが、私は仕事で待機。 家からの追っかけに徹します。

 


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